こちら21階ナース・ステーション!

ブログアーカイブナーシングセミナー

10/24 がん疼痛マネジメント セミナーレポート

たいへんお待たせいたしました.いよいよセミナーレポートの再開です(待ってた?)
開催順にお届けしていきましょう.まずはこれ,

10月24日(土)に開催された

いつでもどこでも
がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際


からまいりましょう.

なお,このセミナーレポートの写真は,後日追加でアップします!
お楽しみに!

会場は,8月23日の「緩和ケア」セミナー以来の,東京ビッグサイトです.

このセミナーでは,緩和ケア分野で有名な4人の先生方にご講義いただきました.

林 章敏先生 (聖路加国際病院緩和ケア科医長)
山川 宣先生 (六甲病院緩和ケア科医師)
高橋美賀子先生 (聖路加国際病院 がん看護専門看護師)
中村めぐみ先生 (聖路加国際病院 がん看護専門看護師)

まず,林先生によるトータルな話から始まります.緩和ケアとはどういう考え方によるものか,これからの緩和ケアとは……そして,「痛み」への対応とは….その後,山川先生による薬物療法の基礎と続きます.
「これを理解すれば,もうオピオイドは怖くない!」

そして,高橋先生中村先生による,薬物療法時の患者と家族の援助,看護師による痛みのケアのポイント…と,講義は進み,がん疼痛の基礎からナースのみなさんがどのような看護をしていけばよいかまで,幅広く理解することができるセミナーだったと思います.

このセミナーの参加者の皆様にいただいたご意見は,大きく2つのまとまりがありました.
1つは,ドクターによる基本の解説や,薬物療法の話がとてもわかりやすかったこと,お話の中に今まで知らなかったことがあり,それがこれからの看護の自信につながるということ.
もう1つは,ナースによる事例を交えたケアの話から,患者様への接し方や自分自身の思いやり,全人的なケアについて考えるきっかけになった,というもの.
ドクター,ナースの両側面からの解説で,疼痛マネジメントについてよく理解できたという意見をたくさんいただきました!

★参加者アンケートより

・疼痛の機序や副作用の機序など細かく具体的に講義していただけたので,理解を深めることができました.
看護師として,どのように関わるか,など今まで迷っていたこともありましたが,明日から新たな視点をもって患者さんに接していけたらと思いました.
・今まで患者さんの痛みの訴えを過小評価してしまうことがたびたびありましたが,患者さんの立場に立って訴えを全面的に信頼することが大切だと思いました.
・オピオイドの使用についてなんとなくしか理解してしなかったことがよくわかった(薬物療法がわかりやすかった…同意見多数)
・どの先生の講義もわかりやすかったです.日常の業務で行っていることに自信がもてたり,改善すべき点が明確になりました.


たいへん多くの方に来ていただいたこのセミナー,来年2月には京都での開催を予定しています! まだまだ間に合いますので,皆様のご参加をお待ちしてまーす!

がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際
2010年2月6日(土) 京都/国立京都国際会館
※携帯はこちらから!

さて,では翌日に大阪で開催される「人工呼吸ケアに必要な基礎知識」セミナーのため,大阪に急ぎます! というわけで次回は,苦手な人もとっても多いのではないかと思われる「人工呼吸器」関連セミナーのレポートです!


(セミナー担当・米倉)

山内先生のフィジカルアセスメントセミナー,開催決定!

10月は5回ある週末に7つのセミナーを実施するという,主催者にとってはなかなか過酷な1ヶ月間でした.それでも,やっぱり「学問の秋」なんでしょうか,どのセミナーもたくさんの方が受講してくださったので,たいへん盛況&充実の1ヶ月間となりました.

そんなわけで,セミナーレポートが溜まりに溜まっています.早くこの「充実の10月」を皆様にお伝えしたいんですが,やたら遅れていてすみません……来週にはなんとか.

さて,そんな折ではありますが,なんと今年度のセミナーに追加開催が決定しました.以前にこのブログで「リンパ浮腫のケア」追加開催をお伝えしましたが,それに加えて新テーマの登場です!

山内豊明先生の
フィジカルアセスメントを極める!


そうです.フィジカルアセスメントといえば山内先生.その山内先生のセミナーです.しかもタイトルが「極める」.極めちゃうわけですよ.
特別にスゴいワザを伝授するというわけではなく,「わかっていそうで実はわかっていないこと」や,「できているんだけど,なんでそうなのかわかっていないこと」をキッチリ理解すると,いろいろなことがスッキリ見えてくる,それが看護の実践力アップというわけですよ.

2010年 1月11日(月・祝) 大阪/大阪国際会議場
2010年 2月7日(日)    東京/秋葉原UDX

くわしくはこちら
※携帯はこちらから!


学会発表を目指す!
看護研究論文実践セミナー


これは他のセミナーとはちょっと違います.1年間かけて,看護研究論文を仕上げて学会発表しちゃいましょう,というセミナーです.だから,講義は1年間にわたって7回,論文の進捗に合わせる形で行われます(そのため,少々受講料もお高めですが…).
さらに,3人1組でのご参加となっています.自分のスキルアップのための勉強を,形にして残す絶好のチャンスでもあります.講師は「電子カルテのための看護記録セミナー」の古橋洋子先生です.

第1回講義 2010年 2月11日(木・祝)

このセミナーにご興味がある方は,こちら!(リンク準備中)
パソコンか,FAX,電話でお申し込みを受け付けています.


秋~冬のセミナーはまだまだ充実のラインナップが続きます.
追加開催のセミナーは,まだまだ絶賛受付中! 同じ職場の方やお友だちとお誘いあわせのうえ,ぜひお越しください!

(セミナー担当・米倉)

セミナーレポート! 感染防止対策in東京

10月はセミナー強化月間.
そう思っていた時期が自分にもありました….
セミナーレポートも同時に強化されることを忘れていた…….

というわけで引き続きセミナーレポートです!

10月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり,

実践に生かそう ステップアップ
医療関連感染防止対策

セミナーが開催されました.
前回,9月は福岡会場の模様をお届けしました.こちらは東京会場となります.

会場は,東京都千代田区にある秋葉原UDX,ひとつ前のセミナーレポート「PSスキルアップセミナー」と同じ会場です.ちょうど開催の日は,ジャパン・アニメコラボ・マーケットというイベントが行われており,周囲はたいへんな混雑だったようですね.

というわけで,UDXです.

はいはい同じ場所なので軽く軽く.

このセミナーでは,感染管理認定看護師の講師4名が,それぞれの視点から感染管理について講義をされました.






藤田昌久 先生

(日本医科大学付属病院 医療安全管理部感染制御室・看護師長)









藤田 烈 先生

(東京大学大学院医学系研究科)







田中富士美 先生

(さいたま市立病院 感染管理室副室長・看護師長)









一木 薫 先生

(兵庫医科大学病院 感染制御部・看護師長)






講義テーマは,大好評だった福岡会場とほぼ同様です.
2日間の講義をスムーズに,膨大な情報量を丁寧に解説されました. 2日間では説明しきれないほど充実した内容だったので,参加者の方にはご満足いただけたのではないでしょうか.

しかし,わずか1ヶ月でも,新型インフルエンザ対策など状況は刻々と変化しているのですね.先生方の講義にも,最後の質疑応答にもインフルエンザの話は出てきていました.


さて,ここで恒例の受付写真
(クリックで拡大します)



左が初日,右が2日目です.

そして新定番,書籍展示販売コーナー!



左が初日,右が2日目です.
学研ナーシングセミナーは,ご覧のスタッフによりお送りしています.

閑話休題.

では,今回のセミナーレポートでは,参加者アンケートを中心にご紹介していきましょう!

★参加者アンケートより
・感染防止の重要性を改めて実感した.
・標準予防策は,手洗いと防護具着用までしかしていなかった…今後は実践します.
・環境整備や洗浄・消毒・滅菌など,自分が弱い分野の話が聞けて参考になった.
・実践に生かせることばかりでよかった.身近なことで例えるなど,わかりやすかった.


網羅的に,しかしポイントを絞った内容でよかったというご意見をいただきました.
「この2日間で『手指衛生,手指消毒』って何回聞いたかな…」
すべての講師が,基本の大切さを繰り返しお話されていたのが私の印象に残っています.

★参加者アンケートより
・講師の先生方も個性豊かで,平素から感染管理活動に取り組んでおられる姿が想像できました.

先生方の感染管理にかける熱意が伝わったようですね.
また,このご意見に見られるように,講師の先生方と会場とが「近い」セミナーだったかな,と感じています.最後の質疑応答では30問を超える質問が寄せられ,終了時刻を大幅に超えてしまいました….

▲すべての質問に対して,先生方は丁寧に回答.豊富な情報量,幅広いテーマで,ものすごく濃い時間だったのではないでしょうか.


この「医療関連感染防止対策」セミナーは,本年度の日程(福岡・東京)を終了しました.しかし新型インフルエンザ流行もあり,今や街中に手指消毒用アルコールが置かれるなど,感染については医療関係者のみならず一般にも,非常に意識が高くなっています.
今後のセミナー開催にも,ご期待ください!

最後に,スタッフとの話で出てきた一木薫先生の名言「感染管理は,愛だ」を皆様にお贈りして,レポート終了とさせていただきます.


今年度後半のセミナー開催予定はこちら
★携帯はこちらから!

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と,いうわけで,先週に引き続き秋葉原にやってきました.
今回はUDXの中にあるお店で軽く一杯.

今回のビールが減ってないのは,鉄の意志を持って我慢したからです.

ワインまで出てきてますが,どこが軽いのやら….

(セミナー担当/米倉)

セミナーレポート! PSスキルアップセミナー!

セミナーレポートが遅くなってごめんなさい!
スキントラブル防止対策セミナーに続いて10月のセミナーレポート,連続してお届けします!

10月10日(土)に,東京は秋葉原UDXで,

PS(患者満足)スキルアップセミナー
コミュニケーション上手なナースになる!


が開催されました.
講師は江藤かをる先生(エデュネット協会代表),客室乗務員や社員教育インストラクターのご経験があり,とくに医療機関における人材育成コンサルティングの専門家でもあります.

秋葉原UDXは秋葉原駅前の再開発でできた,商業施設とオフィスが入る複合施設です.4階には東京アニメセンターというのがあるのが,秋葉原らしいですね.ここの6階,UDXカンファレンスが会場となります.

オフィス入口から5階に上がり,さらにエレベータで6階に上がります.

あ,あんなところに受付が(笑)

さて,講義が始まりました.私は遅れていらっしゃる方を受付でお待ちしていたところ……開始早々,室内からはドッと笑い声が! 開始数分,いきなり盛り上がっております.

基本的なこと,例えばお辞儀の仕方などもやってみます.

お辞儀の深さや時間,これを「美しく」やりましょう.

このセミナーは,6人1組のグループ形式で行われました.日々の看護で出会ういろいろなシーンを例に,グループワークやロールプレイング中心に進められるスタイルで,実際の場面に応じたコミュニケーションスキルを高める……これが「PSスキルアップ」と銘打ったセミナーのポイントになっています.

例えば,こんな場面ではどうでしょう.

Q. 離れたところにいる(=10mほど先のソファにかけている)患者様にお話をするとき,どのようにしますか? (近寄り方,声のかけ方,説明のしかた などなど.これにも「医療機関ならでは,の要素がふんだんに!)

Q.外来で「いつまで待たせるんだ!」とお怒りの患者様,実は病院側のミスで順番が後回しになり,さらに時間がかかるとき…どう対応しますか? (クレーム対応)

Q.電話のときは……クレームが来たら…… などなど


こういった場面を設定して,実際にグループで意見を出し合って考えてみたり……

実際に,ロールプレイをやってみたり…

と,このように,実際に考えて,やってみて……セミナー参加者の感想やいかに?

★参加者のアンケートより
・グループ形式で,自分の意見,皆の意見を出し合いながら行うことができ,とても学習になった.
・実際にやってみる,ということは「頭でわかっている」という以上に重要だと改めて感じました.
・病院ならではの「あるある」事例を出していただいたので,とてもわかりやすかったです.
・グループワークは頭と体を使うため,見につきやすくいい方法だと思いました.


そうなんですよ.
皆さん,とても積極的に参加してくださいました.ロールプレイでは「役者さん!?」と思うくらい真に迫る方もいて感心してしまいました.

さて,このグループワーク形式には,講義内容を身につけるほかに,もうひとつ大きなメリットがあります.それは何かというと……

★参加者アンケートより
・グループの方も先輩ナースで,参考になる話をたくさん聞くことができました.
・グループ内での話し合い,実践,情報共有ができて,講義をずっと聞いているよりも記憶に残っています.
・他施設の情報を得られてよかった.
・同席の方とのコミュニケーションも,緊張することなくできたことはとてもよかった.


こんなときどうした? こんなことがあったよ! という情報交換ができるのが励みになる,というご意見が多数ありました.

というわけで,とっても実践的なこのセミナー,ありがたいことに「1日では物足りない」という意見もいただきました.次は2010年2月,京都での開催があります!

内容もさることながら,江藤先生の魅力,というのもこのセミナーのポイントです.
7月に開催した福岡会場では「江藤先生のファンになった」というご意見も複数…(東京でも,終了後には先生の周りに人が集まっていました).


↓詳細情報&参加申し込みはこちら!

PS(患者満足)スキルアップセミナー
コミュニケーション上手なナースになる!


2010年2月7日(日) 京都/メルパルク京都

※携帯はこちらから!

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……というわけで,今回は東京会場でしたので,お好み焼きや長浜ラーメンのような名物もなく(アキバ名物といえばもはやメイドカフェかもしれませんが)普通にビールをいただいて帰りました! おわり.(今回は淡白な…)

なんでいつもビールが少し減っているのか,といいますと,それはもう「我慢できない」の一言につきます.
では,次回もお楽しみに!

【セミナーレポート!】10/3~4 スキントラブル防止対策




“楽しかった”

多くの参加者アンケートに,この言葉がありました.「おもしろかった」「役立つ」だけでなく「楽しい」! その言葉どおり,とても充実した2日間のセミナーでした.

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2009年10月3・4日の2日間にわたり,

病態・処置別 スキントラブル防止対策

セミナーが,東京・丸の内で開催されました.その様子をお届けします!


恒例の受付写真です.
落ち着いた雰囲気の会場です.









1日目

1日目は,講師に安部正敏先生(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学講師)をお迎えし,皮膚科ドクターの立場から解剖生理,用語,疾患概念,そして治療と順を追って解説を……と書くと,なんだか難しそうだと思ってしまいますよね.
ところが難しいはずのこのテーマを,安部先生はわかりやす~い言葉と,そして時には「せっかくこの場に来たのだから…」と,実践の場ですぐに役立つ裏ワザ的な知識を織り込んで解説されます.会場の参加者からは,そのたびに小さな「ほ~」という声が聞こえ,熱心にメモをとっている姿が見られました.

▲安部先生の講義風景.楽しく知識が身につく…この言葉がピッタリです.

それだけではありません.
安部先生の講義は,次の4テーマありました.

(1)誰でもわかる皮膚の構造と機能
(2)実践! スキンケア会話講座
(3)とってもやさしい皮膚科学
(4)皮膚科学からみたスキンケアのウソ! ホント!


この4テーマの終わりには,必ず知識の確認クイズが行われました.


「はい,ではみなさんご起立くださーい.三択ですよー,グー・チョキ・パーで選んでくださいねー.考える時間は1問7秒.」


「では回答をどうぞ,Ready, Go !」

みなさん,けっこう本気です! 賞品があったから!?
(それにしても,この問題がまたおもしろいんですよ!)

こうして1日目は終わるのですが,もうひとつのトピックスは安部先生ご手配による試供品が参加者全員のお手元に,というもの(スタッフが試供品を配っていると「こんなにもらえるの!?」という声が…).

▲袋の中には,こんなにたくさんのサンプルが!

ご提供社
株式会社ポーラファルマ
マルホ株式会社
持田ヘルスケア株式会社
(50音順)
※これは東京会場の例です.同セミナー,京都・福岡会場で同じ試供品が配布されるとは限りませんので,その点はご容赦ください….

★参加者のアンケートより(1日目についての感想)
・1日目はほとんど知識になかったことで,すごくおもしろかったです.
・わかりやすく,飽きない講義の進め方でよかった,今までの認識と違うことも聞けて新鮮でした.
・クイズで簡単に,楽しく講義内容を再確認できたのはよかった.
・基礎から応用まで具体的ですぐ使えるワンポイントアドバイスもよかった.
・試供品,うれしかったです!
・大変わかりやすく,ユーモアのある講義だったので,とても楽しかった!


2日目

2日目は,より現場のケアに近い講義内容ということで,実際の症例を豊富に紹介しながらケアの実際を解説されました.講師は2人,どちらも皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)で,「スキントラブルの対応と予防」というテーマで,分野を分けてお話いただきました.

内藤亜由美先生(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻)
松井佐知子先生(群馬大学医学部附属病院看護部副看護師長)


▲内藤先生の講義風景.最新情報をメモメモ♪


内藤先生からは,午前中に全科共通&外科系病棟でのお話を…











松井先生からは,午後の時間を使って,がん患者&内科系病棟でのお話をしていただきました.









どちらも,豊富な症例を元にしたケアの実際の話ということで,ナースの皆様には病棟ですぐに役立てられる実践的な内容でした.

▲松井先生の講義風景.落ち着いた語り口調からは「確かさ」が漂います.

★参加者のアンケートより(2日目についての感想)
・実際のケアの方法や患者さんの様子を見せてもらえたので,より理解しやすかった.
・職場でもすぐ取り入れられる内容が多くて,自分たちのケアの見直しや参考にできると思いました.
・症例ごとに行った治療を具体的に説明してもらえて,わかりやすかったです.(テキストの)ページを言ってくれたので参考になりました.


+ + +

いかがでしたでしょうか,2日間の充実ぶりの一部でも伝われば幸いです.

最後に,講師の先生方と,撮影の呼びかけに応えてくださった参加者の方とで,記念撮影です!

ご参加の皆様,内藤先生・安部先生・松井先生,ありがとうございました!

(セミナー担当/米倉)

★京都・福岡でも開催!
病態・処置別 スキントラブル防止対策
2010年1月30・31日 京都/京都リサーチパーク
2010年2月13・14日 福岡/福岡ソフトリサーチパーク

携帯はこちらから!




人工呼吸器の使い方?

今朝のNHKニュースを見ていたら,こんなニュースがありました.

----ここから----

インフル備え人工呼吸器の研修

http://www.nhk.or.jp/shutoken/lnews/06.html

新型インフルエンザの本格的な流行が起きた場合に備えて、症状が重い患者の受け入れ体制を整えようと1日夜、東京・北区の病院で、人工呼吸器の研修会が開かれました。

この研修会は、新型インフルエンザの本格的な流行が起きた場合に普段、人工呼吸器を使った治療に従事していない医療関係者も、重症の患者の治療に対応できるよう医師会などが開きました。
1日は、看護師などおよそ90人が参加し風船とチューブを使い、管で呼吸をする際に起こる「抵抗」について学んだり、呼吸器の操作方法の説明を受けたりし ました。主催した医師会によりますと、人工呼吸器を使う治療は、専門の知識が求められるうえ機械が次々と新しくなるため操作方法を知らなかったり、扱いに 不安を覚えたりする人も多いということです。
参加した看護師は、「ふだん使っていないので人工呼吸器はこわかったですが、使えるように勉強するきっかけになりました」と話していました。

(後略)

----ここまで----

首都圏ニュースのようなので,それ以外の地域には放送されていないかもしれません.
(URLのつけ方を見ていると,明日にはリンク先の内容が変わりそうな気がするので,そのまま引用しました.)

インフルエンザの感染防止のみならず,重症患者が出た場合の対応も既に検討されているということですね.その一環として,人工呼吸器の研修が行われたというニュースです.

学研ナーシングセミナーでも,人工呼吸器関連のセミナーを,これからまさに開催するところです.
人工呼吸器を装着した患者さんのケアのため,基本的なテーマを中心に「安全な人工呼吸ケア」を学ぶことができます.
記事中にもある通り,こうしたME機器の扱いに「不安を覚え」ていらっしゃる方も多いのかもしれません.

ニュース通りなら,このセミナー開催で,学研ナーシングセミナーも新型インフルエンザ対策の一翼を担うことができるということ…かな!?

学研ナーシングセミナー
人工呼吸ケアに必要な基礎知識
-患者ケアのポイントとトラブル対策-

2009年10月25日(日) 大阪/大阪府看護協会レモンホール
2009年11月8日(日)  東京/富士ソフトアキバプラザ

※携帯はこちらから

(セミナー担当・米倉)

9/19~20感染防止対策セミナーレポート!

秋の大型連休,シルバーウィーク(←結局この呼び方は定着したんだろうか)が終わってしまいました….セミナー担当の米倉です.皆様いかがお過ごしでしたか?
さて,この連休の最初を飾るにふさわしく(?),2009年9月19~20日の2日間,

実践に活かそうステップアップ
医療関連感染防止対策


セミナーが,福岡市で開催されました.

講師は総勢4名.全員が感染管理認定看護師という布陣で,さまざまな角度から感染管理の最前線を講義されました.

講師の先生方
藤田昌久 先生 (日本医科大学付属病院 医療安全管理部感染制御室・看護師長)
藤田 烈 先生 (東京大学大学院医学系研究科)
田中富士美 先生(さいたま市立病院 感染管理室副室長・看護師長)
一木 薫 先生 (兵庫医科大学病院 感染制御部・看護師長)

2日間に渡る講義のテーマは,標準予防策/経路別予防策/手指衛生と防護具使用のポイント/職業感染管理/環境整備と洗浄・消毒のポイント/カテーテル管理/感染管理組織と部門の連携……と,たいへん充実したものとなっています.
そして,まさに「今」,国民の最大の関心事と言っても過言ではない新型インフルエンザ対策についても触れていただきました.

★参加者のアンケートより
「Dr.の講義でなく,現場のNsの講義であったため,具体的かつイメージしやすく,興味もてる内容であった」

ドクターによる講義も重要ですが,このセミナーのポイントは,感染管理の経験を踏まえたナースの話が聞けること! 参加者と同じ立場での講義は,すぐに実践に活かせる「具体的な」内容がふんだんに盛り込まれています.

★参加者のアンケートより
「普段なにげなく行っている感染予防について,根拠を基に理解することができたと思います.」
「日常で あれっ? と思っていたこと(喉頭鏡の消毒方法など)解決できたのでよかった.」


とくに,2日目最後の質疑応答の時間では,参加者の皆様が普段から疑問に思っていたことを中心に,非常に多くの質問が寄せられました.

質疑応答は,4人の先生がそろってお答え!

この質疑応答の時間も,「身近で具体的な話が聞けてよかった(アンケートより・同意見多数)」と,とても有意義なものとなりました.

終了後も,講師の先生方とお話をされる方がたくさん.

左から,藤田昌久先生/藤田烈先生/田中富士美先生/一木薫先生
(クリックすると拡大します)

このセミナーでは「実践に活かせる」というご意見を他にもたくさんいただきました.感染管理の実践は,組織全体で行わなければなかなか徹底できないものだと感じます.このセミナーが,少しでも医療職の皆さんのお役に立てばいいなぁ…との想いを新たにした2日間でした.

+++

さて.
恒例のアレです.

前回,広島ではお好み焼き(と酒)をいただいて参りました.
福岡といえば,やっぱりコレでしょう.

ココで(↑背景に文字が見えますね).

そう,長浜のラーメンです(なんかビールも見えますが).

それにしても,連休の混雑はたいへんなものでしたね.セミナー開催前,さあ福岡に行くかと羽田空港に行ったところ…

……オーバーブッキングっすか.
協力すると1万円かマイルをプレゼントっすか.
激しく魅力的ながら,福岡でのアポがあるのでそのまんま乗るしかないのですが….

そしてセミナーも無事終了し,福岡空港へ向かった我々を待っていたのは……

↑ですよねー.
しかし連休のど真ん中の夜,東京に帰る便はガラガラでした.

+++

閑話休題.

さて,この医療関連感染防止セミナーは,10月の東京開催があります.
感染管理のご担当者,リンクナースの方のみならず.感染防止に関心のある皆様のご参加をお待ちしております!

実践に活かそうステップアップ
医療関連感染防止対策


2009年10月17~18日(土・日) 東京/秋葉原UDX

※携帯はこちらから!

10月は「秋のセミナー強化月間」!?

こんにちは! ナーシングセミナー担当の米倉です.
街の空気はすっかり秋になりました.いざ涼しくなってみると,ジリジリと肌を焼くようなあの暑さが懐かしく,「もうちょっと夏を楽しみたかったな」なんて思うんですから不思議なものですね.

さて,いよいよ秋です.
秋といえば「○○の秋」.皆様はこの秋,どう過ごされますか?

我々ナーシングセミナー事務局は「セミナーの秋」を提唱したいと思いますっ!
(力説)

「学研ナーシングセミナー」は,10月は毎週1回,必ず開催があります.10月17日に至っては,2会場同時開催です.せひこのセミナーにご参加いただき,秋を充実した「学びの秋」にしていただきたいッ! (また力説)

というわけで,10月のセミナー一覧です.
興味のあるテーマがありましたら,ぜひどうぞ~.
ご参加お待ちしています~.

【学研ナーシングセミナー】

2009年10月の開催

3・4日(土・日)  東京/スキントラブル防止対策
10日 (土)    東京/PS(患者満足)応対力スキルアップセミナー
17日 (土)    東京/院内急変に強くなる
17・18日(土・日)東京/医療関連感染防止対策
24日 (土)    東京/がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際
25日 (日)    大阪/人工呼吸ケアの基礎知識
31・11/1(土・日) 京都/電子カルテのための看護記録セミナー

★ナーシングセミナー一覧
http://www.nursing-gakken.com/seminar.php#sch
携帯はこちら

9月13日「リンパ浮腫」セミナーレポート!

「リンパドレナージ」の手技が体験できるとあって,早々に満員になってしまった,このセミナー,ついに昨日,9月13日に開催されました.

会場は東京・代々木にあるSYDホール.

ああ,木漏れ日が気持ちのいい季節ですね….

そして,2階に上がればそこがホールの入口です.
いらっしゃいませ!

さて,今回のブログは,写真がこの2枚しかないという,非常に殺風景なものとなってしまいました.それはなぜかというと,私が忙しくて写真を撮る余裕が1ミリもなかったということに尽きます…….

気を取り直して,このセミナーでは,午前中に講師の広田内科クリニック院長・廣田彰男先生がリンパ浮腫の発生機序など,医学的な説明をされました.その後,広田内科クリニックでリンパドレナージ指導にあたっている看護師川北智子先生より,ナースの立場から患者さんの日常生活をどう援助するか,というテーマについて講義されました.

広田内科クリニックは,東京都世田谷区の,京王線千歳烏山駅近くにあります.リンパ浮腫の第一人者である廣田先生の診察を受けに,全国から患者さんが通っていらっしゃるとか.

午後はお待ちかね,リンパドレナージの手技を体験します.ここで,講師の川北先生をサsポートしてくださる3人の先生(看護師)が登場! 中辻香邦子先生(筑波メディカルセンター病院),佐々木智美先生(諏訪赤十字病院),伊藤香先生(筑波メディカルセンター訪問看護ふれあい)が会場内をめぐり,手技を体験していただくことができました.

このセミナーには,講師の先生方の「リンパ浮腫に悩む患者さんのために,参加してくださった皆さんといっしょにがんばっていきたい」という想いがこもっていました.ご参加の皆様にはすばらしい体験になったのではないかと思います.

この「臨床に活かすリンパ浮腫のケア」セミナーは,皆様のご要望にお応えして追加開催を決定しております! 下記の日程で,同じ講師・同じ会場・同じスケジュールで行いますので,ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください!

臨床に活かすリンパ浮腫のケア【追加開催分】
2010年3月14日(日) 東京/SYDホール
http://www.nursing-gakken.com/semi2009/semi_rinpa.html
※携帯はこちらから


以上,毎度おなじみセミナー担当の米倉でした!
次はなんとか写真を撮ってこよう….

第11回・日本褥瘡学会学術集会レポート!

9月4・5日(土・日)の2日間,大阪国際会議場で「第11回 日本褥瘡学会学術集会」が開かれました.
ここをご覧になる医療職の皆様には説明は不要でしょうが,「褥瘡」とは要するに「床ずれ」のことで,長い時間横になっていることの多い入院患者や高齢者の方には深刻な問題なのです.

以下,学会に参加した編集部からのレポートです!

2日目のシンポジウムで「ラップ療法」が取り上げられました.
ラップ療法は,創を湿潤環境に保つ理にかなった方法のため,主に在宅などで活用されています.ただ,どんな治療もそうですが,方法を誤ると問題が発生します.また,医療材料ではない食品用ラップや穴あきポリ袋を使用するため,ガイドラインに取り上げられないなど,臨床現場での混乱がありました.
今回のシンポジウムでは,ラップ療法を実際に行ったことがあるシンポジストが,ラップ療法のいい点,疑問点などを討論しました.
今後は,学会もラップ療法のエビデンスが発表されれば,ガイドラインに掲載することも検討しているようです.

…とのことです.

また,会場の書籍販売コーナーでは,弊社新刊星
Dr.大浦の褥瘡治療の極意
が好評で,かなりの売れ行きでした!

(なぜか学研の通販サイトにないので,当面はこちらに…)

追加開催! リンパ浮腫セミナー

みなさん,こんにちは.
さて,先日のブログで「あっという間に満員」とお知らせしました

臨床に活かすリンパ浮腫のケア

セミナーの,追加開催が決定しています!
講師・会場ともすべて同じ,日程は下記の通りです!
定員数も同じ(80名)なので,ご希望の方はお早めにお申込ください.

現在,たいへん注目を集めているリンパ浮腫のケアですが,本セミナーでは
講師の廣田彰男先生の「広田内科クリニック」で実際に指導されているセルフ
リンパドレナージの手技を体験できます.

【追加開催】臨床に活かすリンパ浮腫のケア

2010年3月14日(日) 東京/SYDホール
http://www.nursing-gakken.com/semi2009/semi_rinpa.html

★携帯はこちらから!

8月30日広島会場「がん患者の心に寄り添う緩和ケア」セミナーレポート!

今年度は本会場が唯一となります,広島からのセミナーレポートです.
毎度おなじみ,セミナー担当の米倉です.

いよいよ「緩和ケア」3連続セミナーの最終回,8月30日の広島会場となりました.
会場はこちら,広島国際会議場です.平和記念公園に隣接の,たいへん大きな施設です.

テーマ,内容はこれまでの大阪.東京と大きくは変わりませんが,広島会場では順天堂大学の浅野美知恵先生に代わり,名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻がんプロフェッショナル養成コース特任講師である,阿部まゆみ先生にご登壇いただきました.



阿部まゆみ先生は,広島の緩和ケア支援センターを立ち上げた方でもあり,当地にとてもゆかりの深い方なのです.

そう,ここは広島なのですよ,広島.
ここでちょっと横道に逸れまして,やっぱり広島と言えば.

↑コレですよ,コレ.
じゃあ,当地・広島の名物を食べながら打ち合わせをいたしましょう.
そういうわけで,いただきまーす.





すばらしき打ち合わせ風景.いいセミナーにしましょうね!(←説得力が……)






話はセミナーに戻ります.

大阪・東京会場と同様に,3つのテーマを講師それぞれの立場でお話しいただきました.とくに田村恵子先生の臨床の立場からのお話や,先生方おふたりのご経験や具体的な事例を交えての質疑応答には,多くの参加者の方が熱心に聞き入っていらっしゃいました.

学研ナーシングセミナーは「臨床にすぐに役立つ」ことを中心に考えていますので,ご参加いただいた翌日から,病棟での実践に活かしていただければ本望です.

恒例の受付写真.

皆様からいただいたご質問は,講師の先生方にお答えいただきます.
「質問用紙はこちらへどーぞー」

そして書籍の展示販売も.これがセミナーのデビュー戦,五郎丸です.

最後に,司会より皆様にごあいさつを申し上げて,セミナーは終了です.

参加者の皆様,そして先生方,ありがとうございました!



さて,スタッフは会場の撤収作業を終え,広島駅へ向かって新幹線に乗る

そ の 前 に

やっぱコレですよ,コレ(←またか…)

そして新幹線は広島駅を後に,東京駅までの894.2kmを4時間で突っ走るのです.
こういう状態で↓


↑クリックすると拡大しますがおすすめはしません

もはや脱線が本線となってまいりました本ブログではありますが,皆様もぜひ学研ナーシングセミナーへどうぞ! 我々スタッフと,優れた講師陣が会場でお待ちしております!

次は9月13日,東京で開催される臨床に活かすリンパ浮腫のケアセミナーです.
このセミナーは人気が高く,あっという間に満員になってしまいました….

9月はその後,9月19~20日福岡で開催される実践に活かそうステップアップ 医療関連感染防止対策セミナーがあります(携帯はこちらから).

新型インフルエンザ流行が騒がれる昨今,感染制御に関わるナースの皆様はたいへんお忙しいことと思います.このセミナーでは,第一線で活躍中の感染管理認定看護師の講師4名が,実践に役立つ感染管理について,2日にわたって講義するという,まさに「今」必要なセミナーです!

ではまた,次回のセミナーレポートをお楽しみに!

(楽しみにしてくれている人はいるのだろうか…)

★学研ナーシングセミナー 開催セミナー一覧
(携帯はこちら!)

8月22・23日「がん患者の心に寄り添う緩和ケア」セミナーレポート!

さてさて,約1週間のごぶさたです.
がん患者の心に寄り添う緩和ケア」セミナーの模様をお届けします.
セミナー担当の米倉です,こんにちは.

まずは,2009年8月22日(土)に,大阪国際会議場で行われた大阪会場の模様です.
大阪は中之島にある「グランキューブ大阪」こと大阪国際会議場.窓の外には梅田方面のビル群(で,合ってます? 土地勘がまるでないもので…).

受付&書籍販売コーナーでは,先日のブログに登場の畠山が皆様をお迎えしましたー.
(もちろん私・米倉もいましたよー.)

本セミナーの講師は,順天堂大学先任准教授浅野美知恵先生と,淀川キリスト教病院田村恵子先生です(広島会場は,浅野美知恵先生に代わって,名古屋大学大学院特任講師の阿部まゆみ先生がご登壇です).

さて,このセミナーは,3つのテーマについて,それぞれ[教育の立場=浅野先生]と[臨床の立場=田村先生]の両面からのお話を聞くことができます.そのテーマとは,
■ターミナル期における看護師の役割
■ターミナル期にある人の苦痛の緩和
■家族へのサポート・スタッフに対するサポート

の,3つです.

それぞれのテーマについて,講師の先生方があらかじめ綿密に詰められた内容は非常に濃いものでした.参加者の方からは「(緩和ケア)病棟の先輩やドクターがやっていることの意味がわかった」「ぼんやりと理解していたものを,すっきりと言語化された気分」などなど,たいへんわかりやすかったというご意見をいただきました.

閑話.

大阪会場での殊勲賞.

アメちゃん

「学研ナーシングセミナー」では,疲れた頭に糖分補給を,という意味で受付に飴を置いてあります.いつでも,ご自由にお取りいただけるのですが,今回の大阪会場ではこの飴,いやアメちゃんが全部なくなりました.何袋も持っていったんですが,いやーまさか全部なくなるとは.どの会場にもありますので,皆様もご遠慮なくどうぞ.

閑話休題.

……さて,以前のブログでご案内したとおり,終了後に翌日の東京会場のため移動開始です.先生方は一足先に東京に向かい,後から向かうスタッフは……




このとおり,酒びたりでございます.

(↑ここまでが閑話なんじゃないか,と思わなくもありませんが.)

さて,2009年8月23日(日)は,東京ビッグサイトでの東京会場です.

朝も早くからビッグサイトに行ってみると,そこには長蛇の列.
ナーシングセミナーの開催を待つ人々
などというはずもなく,何のイベントかと思えば…….

把握
お台場は潮風公園で,実物大ガンダムの展示中ですしね……(ガンダムの「実物」って…).
(この日のビッグサイトは,「ガンダム」「鉄道模型」「コミック同人誌」「アマチュア無線」という人が集まりそうなイベントのほか,社労士の試験も行われていて,なかなかの混雑でした.)

さて,会場に入りましょう.「会議棟」という建物に入ります.展示会が行われるのは「東展示棟」「西展示棟」という別の建物です(が,けっこう迷う方も多いんですよね…).

恒例(になりつつある),受付写真です.

東京会場も,大阪と同じくたくさんの参加者の方がいらっしゃいました.

質疑応答では,両先生にそろってご回答いただきました.

セミナー終了後も,先生方とお話をされる方が続々と.


以上,大阪→東京と2日連続で行われたセミナーの模様をお届けしました.
このセミナーは,今週末の8月30日(日)の広島会場を残すのみとなっています.

逆に言えば,まだ間に合います
広島までお越しいただくのはお近くの方以外には大変かもしれませんが,ぜひご検討ください!

がん患者の心に寄り添う緩和ケア
2009年8月30日(日) 広島/広島国際会議場

★携帯の方はこちらから!

先生方,お疲れさまでした! (まだ広島がありますよ~.)

8/22~23・30日 緩和ケアセミナー開催!

今週末は,大阪・東京の各会場で「がん患者の心に寄り添う緩和ケア」セミナーを開催します.
そして翌週は広島会場と,同じテーマで3連続開催となります!

がん患者の心に寄り添う緩和ケア
2009年8月22日(土) 【大阪会場】大阪国際会議場 ※満席
8月23日(日) 【東京会場】東京ビッグサイト
8月30日(日) 【広島会場】広島国際会議場

★携帯の方はこちらから

このセミナーは非常に皆さんの関心も高く,大阪会場は満席となっています.
参加をご検討の方は,まだ間に合いますので東京・広島会場へどうぞ!

講師には,浅野美知恵先生(順天堂大学医療看護学部先任准教授/東京・大阪),阿部まゆみ先生(名古屋大学大学院医学系研究科特任講師/広島)の両先生と,がん看護専門看護師である田村恵子先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長)をお迎えします.

田村恵子先生は,NHK総合で放送中の番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」にもご出演されました(第91回放送 “希望はかならず見つかる”).

本セミナーでは.テーマごとに「教育の立場&臨床の立場」が融合した,中味の濃い実践的な内容をお届けできると思います.

…というわけで,大阪会場が終わったらすぐに東京へ移動という,(主催者としては)なかなかハードなスケジュールですが,ご参加予定の皆様にお会いできることを楽しみにしております!

(セミナー担当・米倉)

セミナー開催レポート!(8/9 東京)

こんにちは! ナーシングセミナー担当の米倉です.
去る8月9日(日),東京・秋葉原の富士ソフトアキバプラザにて

認知症の理解とコミュニケーション技法
&ケアの実際


というセミナーが行われました.講師は,香川大学の清水裕子先生,そして東京医科歯科大学の小山恵子先生のお二方です.

さて,まずは秋葉原,いやもう世界のアキバと言っても過言ではない(←コミックファン限定?)この秋葉原駅中央改札口を出て…

マクドナルドの脇を入れば,



(↑日曜の朝だからガラーンと空いてます.)

そこにあるのが富士ソフトアキバプラザです.
上のほうのくるりと丸いところ,これがセミナー会場の「アキバホール」です.


さ,受付はこちらです.いらっしゃいませ!


午前の講義が始まりました.
最初は清水裕子先生による「認知症のケアとは」と題する講義です.これは患者さんと対話・コミュニケーションするときに,看護師の役割とは…,看護師の思考や感情は…といったテーマで,心理学の視点が取り入れられた内容となっています.

続いて,小山恵子先生が,医師の立場から認知症の病態,治療とケアのお話をされました.

さて,会場のロビーでは書籍の展示販売を行っています.
お昼の時間などに,じっくり見ていただくことができました.


清水裕子先生編・著,小山恵子先生ご執筆のテキスト「認知症ケアブック」.
とても評判がよく,売れている本です!


午後の講義です.
まずは,清水裕子先生が対話の技法を説明してから,このセミナーのポイントともいえる演習「ロールプレイ」に入りました.









模擬患者」さん,という言葉をご存じでしょうか.
このセミナーでは,看護師役をしてくださるナースと,模擬患者さんのロールプレイを見ることができます.このロールプレイをひととおり見た後に,清水裕子先生が解説をされるわけですが,そこでこの「見ている」という時間にも非常に大きな意味がある……ということがわかります.会場からもお一人,ステージでのロールプレイにご参加いただきました.




東京会場では,東京SP研究会様のご協力を得て,模擬患者さんを派遣していただきました.

会場にお越しの方からは「本当に病院にいるみたいな会話だった」とのご意見もいただきました.







(2009年8月20日,ロールプレイ風景をアップしました!)

この「認知症の理解とコミュニケーション技法&ケアの実際」のポイントは,なんといってもロールプレイなど新しい試みがあること.あと2回,同じテーマでの開催があるので,ぜひご参加を!


知症の理解とコミュニケーション技法&ケアの実際
2009年11月3日(火・祝) 大阪/大阪国際会議場
2009年11月14日(土)  福岡/福岡ソフトリサーチパーク

★携帯の方はこちらから!

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