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第11回・日本褥瘡学会学術集会レポート!

9月4・5日(土・日)の2日間,大阪国際会議場で「第11回 日本褥瘡学会学術集会」が開かれました.
ここをご覧になる医療職の皆様には説明は不要でしょうが,「褥瘡」とは要するに「床ずれ」のことで,長い時間横になっていることの多い入院患者や高齢者の方には深刻な問題なのです.

以下,学会に参加した編集部からのレポートです!

2日目のシンポジウムで「ラップ療法」が取り上げられました.
ラップ療法は,創を湿潤環境に保つ理にかなった方法のため,主に在宅などで活用されています.ただ,どんな治療もそうですが,方法を誤ると問題が発生します.また,医療材料ではない食品用ラップや穴あきポリ袋を使用するため,ガイドラインに取り上げられないなど,臨床現場での混乱がありました.
今回のシンポジウムでは,ラップ療法を実際に行ったことがあるシンポジストが,ラップ療法のいい点,疑問点などを討論しました.
今後は,学会もラップ療法のエビデンスが発表されれば,ガイドラインに掲載することも検討しているようです.

…とのことです.

また,会場の書籍販売コーナーでは,弊社新刊星
Dr.大浦の褥瘡治療の極意
が好評で,かなりの売れ行きでした!

(なぜか学研の通販サイトにないので,当面はこちらに…)

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