こちら21階ナース・ステーション!

ブログアーカイブ2010/2

第99回看護師国家試験

今日は、看護師国家試験の日ですね。
受験生のみなさん、日ごろの勉強の成果を発揮できたでしょうか?

こちらは、京都リサーチパークにてセミナー開催中です。
経腸栄養法を導く栄養アセスメント&ケア」の京都会場です。
レポートはまた改めて書きたいと思いますが、このセミナーの特徴は、看護師さんと栄養士さんが、同じ目的のために受講されているということ。看護師さんだけでなく、多くの栄養士さん、管理栄養士さんにご参加いただいています。

3月には沖縄でも開催します。看護師のみなさんはもちろん、栄養士の方にもおすすめのセミナーですので、ぜひご参加ください。

「スキントラブル防止対策」トラブルセミナーin福岡!

いや,もう多くは申しません.
やっぱりスゴかったです.楽しかったです.盛り上がったとです.

何のことかというと(既にタイトルでモロバレですが)「病態・処置別スキントラブル防止対策」セミナーの福岡会場です.去る2010年2月13~14日に,福岡ソフトリサーチパークで開催してまいりました.

内容について詳しくは,こちらの

東京会場レポート(2009年10月)
京都会場レポート(2010年1月)

をご覧ください.全会場,同じ内容ではありますが,微妙に違うところがいくつかあったり,さらにグレードアップしている部分があったりします.「微妙な違い」の最たるものは,安部先生が各講義の最後に行うクイズの問題と賞品です.クイズの問題が微妙に博多仕様だったりします(一体なんのクイズをやっているのか…それは参加者だけのお楽しみなのです♪).

「はい,今回の賞品を紹介しまーす」

「今回は京都のような高額賞品がない分,大人の科学のアレコレを2冊持ってきましたよー」(米倉)
ほか,後述するサンプルご提供社様から,化粧品などの賞品をご提供いただきました.

「どれにしよーかなー♪」

このクイズは勝ち残り式なんですが,安部先生もビックリ,

福岡会場は正解率が高い!

ということですね.講義内容に関する問題では,なかなか脱落者が出ません.やっとこさ,絞り込まれていく感じです.なにしろ,クイズを始める前に安部先生がこうおっしゃるのです.

「はい,メモの終わった方からお立ちくださいねー,急がなくていいですよー」

そう,講義内容を一所懸命メモしているのです.それがなかなか終わらない.いやー.福岡の参加者の皆様は熱心でした.

スタッフはこんな感じだけど…

というわけで,1日目の講師の安部正敏先生(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学講師)です.1日,まったく飽きさせない講義で,実は(書いていいのかな?)群馬大学医学部の「ベストティーチャー賞」を受賞した経歴もあるとか.

◆1日目のサンプルご提供社様
常盤薬品工業株式会社

株式会社ポーラファルマ

マルホ株式会社

持田ヘルスケア株式会社

(50音順)

2日目は,看護師の立場から,豊富な症例をもとに臨床のケアを中心とした講義です.
内藤亜由美先生(東京大学大学院医学系研究科創傷看護学分野専攻)


そして松井佐知子先生(群馬大学医学部附属病院看護部副看護師長)

お二人による,かなーりナースの日常に寄った講義ということもあって,今日もまた参加者の皆様のメモを取る手が止まりません.
で,ですね.
2日目は2月14日,そうバレンタインデーということで,福岡会場ではこんなサンプルがプレゼントされました・

◆2日目のサンプルご提供社様


アルケア株式会社
コンバテックジャパン株式会社
スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社
白十字株式会社
メンリッケヘルスケア株式会社
(50音順)

福岡会場に来られたは,たいへんおトクでしたね.
(※サンプルはご厚意で提供されているものですので,会場によって違いがあるのはご容赦ください….)

そして,実際にテープを使った演習も.

さて,このセミナーでは恒例となりました,みんなで記念撮影です!

そして,「ブログに登場してもいい!」という参加者の方々!

みなさま,2日間の受講,たいへんお疲れさまでした.
「皮膚科」のセミナーというのは,褥瘡ケアを除けばあまりないのではないかと思います.このセミナーでは,皮膚の基礎から病棟でのケアまで,幅広く学ぶことができました.
また来年度後半より,安部正敏先生と新たなセミナー企画を考えていますので,ぜひご期待ください!

では最後に,参加者の声でお別れです!

◆参加者アンケートより
・クイズなど取り入れておもしろく講義が工夫されていて,楽しく受講できました.
・楽しい講義でした.振り返りでクイズ形式で質問がある講義は初めてでした.
・サンプルがたくさんあって,触りながら講義が受けられたのがよかった.
・「病棟に帰って,今すぐ使ってみたい」と思うような内容がたくさんあり,来てよかったと思います.サンプルもたくさんいただけたので,使わせてもらおうと思います.
・2日ともとても充実した内容で,即,実践に役立てそうです.
・17年のブランク後,看護に復職して3年目です.新しい情報,忘れていたことなどを勉強するため,セミナーに参加しています.今回のセミナーでの裏技,使えそうなことが多々あり,今後の仕事にも役立てていこうと思いました.ショックだったのは******の効果が*****だったこと…(注:***は,セミナー会場限定の裏技的知識です)


+ + +

ここから先は蛇足です.
さて.博多の夜ですよ.
やっぱり飲んじゃうですよ.

今回は「鉄鍋餃子」と「ラーメン(屋台)」を食べてきました.屋台って,この季節の夜中にはどんだけ寒いねんという状態でしたが….

「おっちゃん,替え玉!」
「ごめん,麺切れた!」

がっかりだ.

その他,西中洲で数軒.帰る間際に福岡空港で1軒.
ああそうそう,まったくの蛇足ですが,福岡ソフトリサーチパークの横にはヤフードームがありまして,我々がセミナーをやっている横では「B'z福岡ツアー」なんてものがあり,百道浜周辺は大混雑でした…帰りの福岡空港も全便満席,保安検査場になかなか入れないという状態でした.空港の方は,何があったんでしょうね(まさかこれも稲葉さんと松本さんの影響なんでしょうか…).

「特定看護師」って?<ニュースより>

認定看護師,専門看護師はすでに定着していますが,「特定看護師」って…?

厚労省が「特定看護師」導入検討 医療行為を拡大
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021801000854.html

これまでより幅広く,高度な医療を行うことができる資格ということで「特定看護師(仮称)」の導入が検討されるようです.これから,厚労省の「チーム医療の推進に関する検討会」で検討され,方向性が決まっていくとのこと.

日本看護協会でも,このようなリリースを出しています(PDFです).
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/2010pdf/20100218.pdf

これからの議論が注目されますね.

学研ナーシングセミナー2010-2011開催予定大公開!(第1弾)

学研ナーシングセミナー,4月以降の開催予定がだいたいできてきました!
まだまだ,これから増えていきますが,とりあえず今の段階の一覧を大公開します!
参加申込受付は,ウェブは3月中旬,「月刊ナーシング」等では4月号からの予定です!


2010年
7月10~11日 (土・日) 東京
体位排痰法/スクイージング
宮川哲夫先生(昭和大学大学院教授)

7月18~19日 (日・月/祝) 大阪
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

7月25日 (日) 東京
臨床に活かすリンパ浮腫のケア
廣田彰男先生(広田内科クリニック院長)ほか

8月7日 (土) 東京
がん疼痛マネジメントの理解とケア
林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長) ほか

8月29日 (日) 東京
臨床に活かすリンパ浮腫のケア
廣田彰男先生(広田内科クリニック院長)ほか

9月5日 (日) 大阪
院内急変に強くなる
池上敬一先生(獨協医科大学越谷病院救命救急センター長・救急医療科教授)ほか

9月11日 (土) 東京
摂食嚥下障害のケア
鎌倉やよい先生(愛知県立大学看護学部教授)
馬場元毅先生(東埼玉病院附属清地クリニック 脳神経外科)

9月11~12日 (土・日) 京都
体位排痰法/スクイージング
宮川哲夫先生(昭和大学大学院教授)

9月19~20日 (日・月/祝) 東京
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

9月23日 (木・祝) 東京
排便アセスメントとケアの極意(コンチネンスケア)
西村かおる先生(日本コンチネンス協会会長)ほか

9月25日 (土) 大阪
がん患者の心に寄り添う緩和ケア
田村恵子先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長) ほか

9月26日 (日) 東京
院内急変に強くなる
池上敬一先生(獨協医科大学越谷病院救命救急センター長・救急医療科教授)ほか

10月2~3日 (土・日) 京都
電子カルテのための看護記録
古橋洋子先生(元・埼玉医科大学短期大学基礎看護学教授)

10月9~10日 (土・日) 高松
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

10月16日 (土) 東京
がん患者の心に寄り添う緩和ケア
田村恵子先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長) ほか

10月17日 (日) 京都
摂食嚥下障害のケア
鎌倉やよい先生(愛知県立大学看護学部教授)
馬場元毅先生(東埼玉病院附属清地クリニック 脳神経外科)

10月30日 (土) 大阪
がん疼痛マネジメントの理解とケア
林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長) ほか

11月28日 (日) 大阪
人工呼吸ケアに必要な基礎知識
廣瀬 稔先生(北里大学医療衛生医療工学科准教授) ほか

12月4~5日 (土・日) 東京
看護診断を読み解く!
中木高夫先生(日本赤十字看護大学教授)

12月5日 (日) 東京
人工呼吸ケアに必要な基礎知識
廣瀬 稔先生(北里大学医療衛生医療工学科准教授) ほか

12月11~12日 (土・日) 東京
電子カルテのための看護記
古橋洋子先生(元・埼玉医科大学短期大学基礎看護学教授)

2011年
1月9日 (日) 大阪
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)

1月22~23日 (土・日) 京都
看護診断を読み解く!
中木高夫先生(日本赤十字看護大学教授)

1月30日 (日) 福岡
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)

2月6日 (日) 東京
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)


※この情報は,2月19日現在のものです.
※セミナーの開催予定,日程,講師などは,今後予告なく変更になる場合もありますのでご了承ください.最新情報は,「月刊ナーシング」または,こちらのサイトでご確認ください.

ナーシング3月号発売です!

こんにちは、ナーシングのおしょうです~

今月も20日がやってきました。喜ぶ05

月刊ナーシングの発売日ですよ~!!その他05

今月もよろしくお願いしますその他04



今日からちょっとずつあったかくなるそうで、もうすぐですね~。
表紙も早くあったかくなれ~とばかりに爽やかになりました。
こんなガーデニングの素敵なお庭ほしいですね。

今月の総力特集は

医療事故の報道もされる昨今、軽視できない

「誤薬・誤投与を
防止する 
特集号」
です!

ちょっと余談。
今月号の特集タイトル、
当初はサブタイトルにある「知っておこう クスリのリスク」でした。
この言葉遊び、分子生命学だとパリンドロームというのだそうです。
(私はこの言葉を知らず、会議でパリンドロームといわれて、意味がわからずあせりました表情-汗
しか~し、言葉遊びもいいのだけども、
それに収まりきらない、いい特集になったということで特集タイトル変更となりました。

「似たような名称・外観に要注意!」では

薬剤師さんが選び出した、

薬のそっくりさんを一覧にしています。

取り扱いに注意が必要な薬のことも

ずらり!
正しい処方から薬が作用する仕組みも
わかりやすく解説しています。
患者さんにも看護師さんにも安全・安楽な環境づくりに役立つこと間違いなしです。

今月は谷津裕子先生の「質的看護研究」が最終回です。


テーマは

「質的研究と看護実践の密な関係」


研究データをどうまとめるのか、
データ分析から論文にまとめ上げるまでの流れを
コンパクトにまとめました。

この連載、書籍化が決定しました!

やさしく研究の手ほどきをしてくれる本を鋭意製作中です。
どうぞご期待くださいませ~その他02

ほかにも

患者に寄り添うナース力(りょく)


「ナースならではの“意思決定支援”とは?」


認定看護師から学ぶケアの極意


「乳がん看護 ボディイメージの変容へのケア」


など見所満載です。
ちょっと小話。4月号からは認定看護師の「ケアの極意」がパワーアップしますよ!
ご期待くださいませ~!

では、今月もどうぞナーシングをよろしくお願いいたします喜ぶ03

がん疼痛マネジメントセミナーin京都(2)

雪の京都で開催された「がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際」セミナーのつづきです.

午後は,山川宣先生(六甲病院緩和ケア科医師)による,薬物療法の基礎講義です.
この3ポイントを理解すれば,もうオピオイドは怖くない」を目標に,薬物療法を基礎から解説されます.薬物,とはこの場合いわゆる麻薬に相当することもあり,扱うナースにも,投与される患者や家族にもとかく「おそれ・誤解」があるのも事実です.正しい知識をもって正しく使うために知っておきたい知識がぎゅっとつまった時間で,参加者アンケートにも「勉強になった」という意見が多くありました.

ここまで,林章敏先生山川宣先生という2人のドクターによる講義です.
ここから「がん看護専門看護師」,実際のケアにかかわるナース2人による講義になります.

まずは,高橋美賀子先生聖路加国際病院)による「薬物療法時の患者・家族の指導と援助」です.
先ほどの「薬物(オピオイド)に対する誤解」を解消し,よりよいケアを提供するには,まず患者さんにも正しく理解してもらう必要があるわけです.そのための方法論を,まず患者さんや家族の気持ちに対するアプローチからお話しされます.

次に,小山富美子先生(近畿大学医学部附属病院)による「一般病棟・外来や在宅における疼痛ケアの実際」です.事例を中心に,疼痛ケアに役立つ看護技術を学んでいきます.
昨年10月の東京会場では,同じテーマを中村めぐみ先生(聖路加国際病院)にお話しいただきました.
(写真は,左から小山富美子先生,高橋美賀子先生,山川宣先生)

さて,4人の講師による講義内容というのは,緩和ケアにとって大切な「チーム」の考え方になっています.病棟,外来や在宅,そして医師と看護師.いろいろな角度から緩和ケア,そのなかでもとくに疼痛ケアについてさまざまな角度から理解することができたセミナーでした.

では最後に,参加者アンケートから!

◆参加者アンケートより
・とてもよくわかりました.当院にも緩和ケアチームがあればよいのに…と思います.
・林先生の導入がよかった.
・小山先生の「疼痛ケアの実際」は,明日からの患者ケアにすぐ活かせそうです.
・山川宣先生の話はユーモアも交えながらのお話だったので,とてもわかりやすかった.
・(高橋先生の講義で)オピオイドなどの必要性を十分に理解し,患者の不安を具体的に理解することで患者・家族が安心して疼痛コントロールができるのだと,改めて感じた.
・基本から実践,地域へと流れができていて,初心者の私でもある程度理解でき,興味がでてきました.
・「がん疼痛」1つに絞ったテーマで詳しく学ぶことができて,とてもよかった.
・自分が「痛みのレベルを聞くだけのナース」になっていたことに気づいた.目からウロコだった.



先生方,参加者の皆様,ありがとうございました!

/^o^\

移動中の新幹線より。

/^o^\フッジッサーン

新富士駅の手前あたり

「がん疼痛マネジメント」セミナーin京都

3週連続京都開催のセミナーレポート、今週は「国立京都国際会館」よりお送りします。


▲立派な看板を出していただきました。大きさの比較のためにスタッフを置いてみました。

実はこの日、日本海側は大雪となりまして、京都も見事な吹雪となりました。写真ではよくわからないかもしれませんが…。

▲雪の「宝ヶ池」もいいものです。が、ちょっと降り過ぎ!?

「雪の京都」といえばまた風流なもので、京都の方によれば銀閣や金閣がまた格別に美しいということです。

が、セミナー開催となると、やっぱり「電車が止まる&遅れる」ということで、会場までお越しになれない方がどうしても出てしまうのが心苦しいところですね。

さて、まずは林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長)による講義でスタートです。
がん疼痛とは何であるのかということから、緩和ケアの基本的なことまで解説をしていただきます。

午前中は林先生のご講義まで。ここでちょっと早めのお昼です。

会場がもぬけの殻に!? みんなどこ行っちゃったのー?

この会場は、昼食は別の場所に移動します。宴会場「さくら」でお昼の時間です。

……とここまでで、いったん中断です。
スタッフを京都に残し、私は新幹線に乗って東京へ。そう、明日の「フィジカルアセスメントを極める!」セミナー開催準備のため、東京のスタッフと合流です。

折からの大雪で、新幹線は徐行運転とのこと。京都駅を定刻に出発し、東京には15分遅れで到着できるようで安心しました。関が原あたりはすっかり吹雪で、新幹線は徐行で名古屋駅に向かいます。


▲新幹線の車窓から。関が原周辺です。新幹線の車体に雪が当たるパシパシパリパリという音が聞こえてきます。


このブログは新幹線の中で更新中です。これも一種のリアルタイム更新、ということで…。
(後から写真を追加しているうちに、浜名湖あたりまで来てしまいました。ここまで来るといいお天気、「のぞみ」らしい快走です。)

では、つづく(でしょう、たぶん)。

スキントラブルセミナー詳報!

スタッフである私ですら、テレビの教養情報番組を見ているかのような錯覚に陥りました。
安部正敏先生の繰り出すテンポのよいトークと、頭にピシピシ入ってくる知識の数々。そして、安部先生の講義をふまえて、症例をベースにケア方法を説明されるWOC認定看護師の内藤亜由美先生&松井佐知子先生

勉強って楽しい! と思わせられる、スゴい2日間でした。

東京会場レポートと併せて読むと、非常にわかりやすいかと思います。
リアルタイム更新のここここここ、そして記念写真もよろしくです。

1日目は、安部正敏先生(群馬大学大学院医学系研究科講師)の、皮膚に関する基礎知識です。10月の東京会場レポートで書いたように、扱うテーマは「皮膚科Dr.による解剖生理、病態、疾患概念、治療…の講義」なのですが、(昨年10月の東京会場と同じ表現で申し訳ないんですが)これが実に楽しいんですよ!

そして随所に散りばめられる、「今日からでもすぐに使えるワザ」の数々。

各テーマの最後に行われる、知識の確認クイズ。テストじゃありません。クイズです。
賞品もレベルアップしています。


▲安部先生による賞品紹介も! 「今回は、学研がんばったねー」

最高額の賞品は、なんと市価12,000円以上
(えー、次回の福岡会場で同等の賞品が出るかどうかはわかりません。先にお断りしておきます…。)

←「どれにしようかな~」



さらにさらに、安部先生のご手配によるスキンケアの商品サンプルもパワーアップ! 提供社様が1社増えました。

●サンプルご提供社様
常盤薬品工業株式会社(←New!)
株式会社ポーラファルマ
マルホ株式会社
持田ヘルスケア株式会社
(50音順)

(※これは京都会場の例です。2月13~14日の福岡会場で同じ試供品が配付されるとは限りません。というか、増えるかもしれません。)
(※あくまでご好意によって提供されておりますので、会場によってサンプルには若干の違いがあります。ご了承ください。)

えー、サンプルなんですが、写真を撮り忘れた、というか、写真を撮ろうと思って分けておいたものも参加者に配ってしまったということで、写真ありません…。メーカーさんごめんなさい。福岡はバッチリ取って(撮って)おきます。

で、この1日目にはハプニングもありまして、リアルタイム更新でお届けした「プロジェクタ故障」ですね。代替機に取り替えている間、安部先生のアドリブが炸裂(もちろん、スキントラブル関連です)。後から聞いた話ですが、学会で同じような状況に遭って、15分間「○○の△△はいかにして□□を××するか」という話でつないだというからスゴい。あ、伏字のところは、安部先生が大好きな鉄道ネタですからあしからずw


2日目は、
内藤亜由美先生(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻)による「全科共通&外科系病棟のスキントラブル対応と予防」と、
松井佐知子先生(群馬大学医学部附属病院看護部副看護師長)による「がん患者&内科系病棟のスキントラブルと対応と予防」です。
先にも書いたとおり、安部先生のお話を聞いて正しい用語や皮膚の知識がついていると、なおよくわかる…という構成です。

▲写真は内藤亜由美先生

参加者に配付された資料には要点がまとめられており、さらにスライドを使って実際の症例をもとにどんなケアをしたのか、どんな用品を使ったのか、経過はどうだったのか…という、ナースが日々出会う現場の情報が盛りだくさん。これまた、密度の濃い一日となりました。

豊富な症例とその対策には、参加者の皆さんもすっかり引き込まれ、出てきた商品名やケア方法を熱心にメモしている姿が印象的でした。

実際にどんな講義が行われたのか、というのは参加してみないとわからないものですが、ここはやはり参加者アンケートがいちばん如実に表してくれるのではないでしょうか。

東京のときは「楽しかった!」という意見が目立ちましたが、今回の京都はそれに加えて数の方がこんなことを書いてくれています。

2日間、まったく眠くならなかった!

2日間も座って講義を受けていれば、集中力の途切れる時間というのはあるものですね。しかし、それがなかったというから驚きです。

では、参加者の皆様の声をお届けして、レポートを〆ます!

★ 参加者アンケートより抜粋!
・皮膚科の基礎的な面から実際まで、どのテーマも興味深かったです。
・ 安部先生のお声がけによりサンプルをたくさんいただいたので、職場で検討してみたい。
・ 日ごろ、スキンケアに興味はありましたが苦手意識がありなかなか自信をもってケアができませんでした。セミナーを受けて実践に活かせると思いました!
・ (2日目のケア実例で使った物のうち、)病院においていない物もあるので、取り寄せながらやってみたいと思います。
・ 松井先生の講義にあった症例と同じような症例をみていたので、興味をもって話を聞くことができた。
・ 2日間にわたり、わかりやすいご講義ありがとうございました。とても引き込まれ、眠気・退屈さを感じさせず、あっという間の2日間でした。
・ クイズはとても楽しくてよかった!
・ 自分が知りたかった内容ばかりでおもしろく楽しかった。
・ 今までお金を払ったセミナーの中では、一番楽しくおもしろかったです。


もちろん、次回に向けて我々スタッフが課題にしなければならないこともお寄せいただきました。しかし、たくさんお褒めの言葉をいただくことができました! これも講師の先生方のお力ですね。ありがとうございます!

では、次回福岡会場でお会いいたしましょう!

【予告】スキントラブルセミナーin京都、大盛況!

このセミナーは、東京会場に続いてやっぱり大盛況のうちに終了しました!
ああっ、早くセミナーレポートが書きたいっ!
でも、もうこんな時間だ!(もうすぐテッペン回っちゃう!)
そして、今夜の東京は大雪だ! (2センチも積もれば東京では大雪です)

というわけで、セミナーの詳報は数日中にアップ予定です!
まずは取り急ぎ、このセミナーにご参加の皆様といっしょに、(これも東京と同様に)記念撮影をしてまいりましたので、その写真をアップします! ここに写っているのは参加者全員ではありませんが、安部先生の呼びかけに応えてくださった皆様、ありがとうございました!

この画像をクリックしてもいまいち大きくならないので、右側の「フォト一覧」の写真をクリックすると大きい写真が見られます。

写真には写っていない皆様も、2日間のセミナー参加ありがとうございました!

では、これは本当につづくので、いましばらくお待ちを!
 

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