こちら21階ナース・ステーション!

ブログアーカイブ2009/9

9/19~20感染防止対策セミナーレポート!

秋の大型連休,シルバーウィーク(←結局この呼び方は定着したんだろうか)が終わってしまいました….セミナー担当の米倉です.皆様いかがお過ごしでしたか?
さて,この連休の最初を飾るにふさわしく(?),2009年9月19~20日の2日間,

実践に活かそうステップアップ
医療関連感染防止対策


セミナーが,福岡市で開催されました.

講師は総勢4名.全員が感染管理認定看護師という布陣で,さまざまな角度から感染管理の最前線を講義されました.

講師の先生方
藤田昌久 先生 (日本医科大学付属病院 医療安全管理部感染制御室・看護師長)
藤田 烈 先生 (東京大学大学院医学系研究科)
田中富士美 先生(さいたま市立病院 感染管理室副室長・看護師長)
一木 薫 先生 (兵庫医科大学病院 感染制御部・看護師長)

2日間に渡る講義のテーマは,標準予防策/経路別予防策/手指衛生と防護具使用のポイント/職業感染管理/環境整備と洗浄・消毒のポイント/カテーテル管理/感染管理組織と部門の連携……と,たいへん充実したものとなっています.
そして,まさに「今」,国民の最大の関心事と言っても過言ではない新型インフルエンザ対策についても触れていただきました.

★参加者のアンケートより
「Dr.の講義でなく,現場のNsの講義であったため,具体的かつイメージしやすく,興味もてる内容であった」

ドクターによる講義も重要ですが,このセミナーのポイントは,感染管理の経験を踏まえたナースの話が聞けること! 参加者と同じ立場での講義は,すぐに実践に活かせる「具体的な」内容がふんだんに盛り込まれています.

★参加者のアンケートより
「普段なにげなく行っている感染予防について,根拠を基に理解することができたと思います.」
「日常で あれっ? と思っていたこと(喉頭鏡の消毒方法など)解決できたのでよかった.」


とくに,2日目最後の質疑応答の時間では,参加者の皆様が普段から疑問に思っていたことを中心に,非常に多くの質問が寄せられました.

質疑応答は,4人の先生がそろってお答え!

この質疑応答の時間も,「身近で具体的な話が聞けてよかった(アンケートより・同意見多数)」と,とても有意義なものとなりました.

終了後も,講師の先生方とお話をされる方がたくさん.

左から,藤田昌久先生/藤田烈先生/田中富士美先生/一木薫先生
(クリックすると拡大します)

このセミナーでは「実践に活かせる」というご意見を他にもたくさんいただきました.感染管理の実践は,組織全体で行わなければなかなか徹底できないものだと感じます.このセミナーが,少しでも医療職の皆さんのお役に立てばいいなぁ…との想いを新たにした2日間でした.

+++

さて.
恒例のアレです.

前回,広島ではお好み焼き(と酒)をいただいて参りました.
福岡といえば,やっぱりコレでしょう.

ココで(↑背景に文字が見えますね).

そう,長浜のラーメンです(なんかビールも見えますが).

それにしても,連休の混雑はたいへんなものでしたね.セミナー開催前,さあ福岡に行くかと羽田空港に行ったところ…

……オーバーブッキングっすか.
協力すると1万円かマイルをプレゼントっすか.
激しく魅力的ながら,福岡でのアポがあるのでそのまんま乗るしかないのですが….

そしてセミナーも無事終了し,福岡空港へ向かった我々を待っていたのは……

↑ですよねー.
しかし連休のど真ん中の夜,東京に帰る便はガラガラでした.

+++

閑話休題.

さて,この医療関連感染防止セミナーは,10月の東京開催があります.
感染管理のご担当者,リンクナースの方のみならず.感染防止に関心のある皆様のご参加をお待ちしております!

実践に活かそうステップアップ
医療関連感染防止対策


2009年10月17~18日(土・日) 東京/秋葉原UDX

※携帯はこちらから!

こんにちは 「月刊ナーシング」10月号です

こんにちは、「月刊ナーシング」編集部のお祥です。
シルバーウィーク喜ぶ02に突入ですね。
編集部周辺でも、今日休みを取ってのんびり実家に~
という人もいて、夏休みPartⅡのような感じです。

しかし、その間も
「月刊ナーシング」編集部
がんばっていきます!

ただいま、増刊号鋭意作成中です。

どうぞご期待くださいませ!
しかしその前に「月刊ナーシング」10月号完成しました!

←これが表紙です


この表紙でいちばん目立つ文字、
総力特集
「最新の経腸栄養40の疑問解決Q&A」

保存版 経腸栄養剤の種類と商品一覧付き


編集部員、全精力を傾けてがんばりました。
経腸栄養剤のみならず、

胃瘻・腸瘻

薬剤、症状やインシデントへの対応

在宅医療

における、臨床現場の疑問を40個

取り上げました。

さらに、

経腸栄養剤の種類と
その分野の商品が一目で分かる

←保存版ページも入ってます。

気がつけば約70ページの大長編!
みなさま、ぜひご一読くださいませ~!


さらに今月号ではあの

カリスタ・ロイ博士

へのインタビュー
も掲載!

「月刊ナーシング」読者への、
看護のこれから看護診断への理解を役立てる方法など
盛りだくさんの内容でお届けしています。

インタビューにいってきた編集部員キノッピーいわく
看護の歴史を作ってきた人のオーラを感じました。
この記事からそれを感じ取ってもらえればうれしいです」とのこと。
どんな記事なのかは本屋さんでご確認くださいませ。

今月号ではナースの生活の質を上げるための

「モノから考えるナースのQOL向上委員会」も発足!

今回はナースの足として大切な「車」について
看護師5人がいろんなことを語ってくれました。
その結果、

ナースのQOL向上に役立つ!

と認定された車はどんなものなのか?
気になる方は本誌へGo!

ほかにも
いつの間にか好きになる心電図レッスン

お題は「のこぎり」表情-ニヤリ

どんな風に心電図を読み解いていくのでしょうか!?



実践!コミュニケーション術

「伝え方  説得的コミュニケーション」


看護師に求められる「説得」とはどんなものなのかを解説しています。



山内豊明先生の
訪問看護におけるフィジカルアセスメントに学ぶ

「自信が持てる呼吸器の聴診と評価」

これを読めば、慌てずアセスメントできる(はず)!




など看護師に役立つ情報満載でお届けいたします。
全国書店で9月19日より発売です。

どうぞよろしくお願いいたします!

10月は「秋のセミナー強化月間」!?

こんにちは! ナーシングセミナー担当の米倉です.
街の空気はすっかり秋になりました.いざ涼しくなってみると,ジリジリと肌を焼くようなあの暑さが懐かしく,「もうちょっと夏を楽しみたかったな」なんて思うんですから不思議なものですね.

さて,いよいよ秋です.
秋といえば「○○の秋」.皆様はこの秋,どう過ごされますか?

我々ナーシングセミナー事務局は「セミナーの秋」を提唱したいと思いますっ!
(力説)

「学研ナーシングセミナー」は,10月は毎週1回,必ず開催があります.10月17日に至っては,2会場同時開催です.せひこのセミナーにご参加いただき,秋を充実した「学びの秋」にしていただきたいッ! (また力説)

というわけで,10月のセミナー一覧です.
興味のあるテーマがありましたら,ぜひどうぞ~.
ご参加お待ちしています~.

【学研ナーシングセミナー】

2009年10月の開催

3・4日(土・日)  東京/スキントラブル防止対策
10日 (土)    東京/PS(患者満足)応対力スキルアップセミナー
17日 (土)    東京/院内急変に強くなる
17・18日(土・日)東京/医療関連感染防止対策
24日 (土)    東京/がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際
25日 (日)    大阪/人工呼吸ケアの基礎知識
31・11/1(土・日) 京都/電子カルテのための看護記録セミナー

★ナーシングセミナー一覧
http://www.nursing-gakken.com/seminar.php#sch
携帯はこちら

9月は新刊目白押し!

新刊情報でーす!

今月の新刊は4冊です.
先日,日本褥瘡学会のレポートを掲載しましたが,当編集部からも褥瘡関連の新刊が2冊出ています!

まずは,先のレポートでもご紹介した…

Dr.大浦の褥瘡治療の極意

大浦武彦・著  定価2,520円(税込)

◆この本のポイント!
長期間かかる褥瘡治療に,安価なポリウレタンフィルムを利用する方法.その理論と治療法を写真,イラストで詳細に解説.話題のラップ療法との違いや,治療における注意点,ポイントなどが書かれている.これを読めば明日から,現場で実践可能.

そしてこちらは,よりトータルなアセスメントまで学べます.

事例で学ぶ褥瘡トータルアセスメント
TIMEコンセプトとDESIGN-Rのコラボレーション

田中マキ子他・監修  定価2,730円(税込)

◆この本のポイント!
褥瘡事例をアセスメントし,その内容を治療・ケア技術へフィードバックするための実践能力アップをねらいとした構成.
Part 1 TIMEコンセプトとは:TIMEコンセプトを用いた事例検討の意義/TIMEコンセプトを用いたアセスメント方法 Part 2 CASE STUDY(栄養・ポジショニング検討をふまえたトータルアセスメント):8事例

そして,これから続々刊行予定の「ベストナーシング」シリーズ第1弾・第2弾を続けてリリース!

脳・神経疾患ベストナーシング

鈴木倫保 他・編  定価2,520円(税込)

消化器疾患ベストナーシング

富松昌彦 他・編  定価2,520円


◆この本のポイント!
『脳・神経疾患ナーシング』『消化器疾患ナーシング』の改訂版.全項目の見直しと全体構成の統一.最新の知見を網羅した理解しやすい実践的な内容.
<脳・神経疾患>
1基礎知識 2疾患の理解:クモ膜下出血/脳梗塞/脳出血/脳腫瘍/頭部外傷/神経痛/重症筋無力症/パーキンソン病/筋萎縮性側索硬化てんかん/認知症 3看護のコツとワザ:意識障害/頭蓋内圧亢進症状/運動麻痺/高次脳機能障害ほか
<消化器疾患>
1基礎知識 2疾患の理解:食道がん/食道静脈瘤/胃がん/潰瘍性大腸炎/大腸がん/急性肝炎/劇症肝炎/肝硬変/胆石症/胆嚢がん・胆管がん/急性膵炎/膵がん 3看護のコツとワザ:大腸内視鏡検査/血管造影/腹水/ダンピング症候群ほか

ベストナーシングシリーズは続刊予定! 来月もまた新刊があります.
ぜひ,書店さんの看護書コーナーでご覧ください!
学研のオンラインショップでも販売中です.
(それぞれ,本の表紙画像をクリックするとショップに飛びます!)
携帯の方は,お手数ですが書名で検索をお願いします.

9月13日「リンパ浮腫」セミナーレポート!

「リンパドレナージ」の手技が体験できるとあって,早々に満員になってしまった,このセミナー,ついに昨日,9月13日に開催されました.

会場は東京・代々木にあるSYDホール.

ああ,木漏れ日が気持ちのいい季節ですね….

そして,2階に上がればそこがホールの入口です.
いらっしゃいませ!

さて,今回のブログは,写真がこの2枚しかないという,非常に殺風景なものとなってしまいました.それはなぜかというと,私が忙しくて写真を撮る余裕が1ミリもなかったということに尽きます…….

気を取り直して,このセミナーでは,午前中に講師の広田内科クリニック院長・廣田彰男先生がリンパ浮腫の発生機序など,医学的な説明をされました.その後,広田内科クリニックでリンパドレナージ指導にあたっている看護師川北智子先生より,ナースの立場から患者さんの日常生活をどう援助するか,というテーマについて講義されました.

広田内科クリニックは,東京都世田谷区の,京王線千歳烏山駅近くにあります.リンパ浮腫の第一人者である廣田先生の診察を受けに,全国から患者さんが通っていらっしゃるとか.

午後はお待ちかね,リンパドレナージの手技を体験します.ここで,講師の川北先生をサsポートしてくださる3人の先生(看護師)が登場! 中辻香邦子先生(筑波メディカルセンター病院),佐々木智美先生(諏訪赤十字病院),伊藤香先生(筑波メディカルセンター訪問看護ふれあい)が会場内をめぐり,手技を体験していただくことができました.

このセミナーには,講師の先生方の「リンパ浮腫に悩む患者さんのために,参加してくださった皆さんといっしょにがんばっていきたい」という想いがこもっていました.ご参加の皆様にはすばらしい体験になったのではないかと思います.

この「臨床に活かすリンパ浮腫のケア」セミナーは,皆様のご要望にお応えして追加開催を決定しております! 下記の日程で,同じ講師・同じ会場・同じスケジュールで行いますので,ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください!

臨床に活かすリンパ浮腫のケア【追加開催分】
2010年3月14日(日) 東京/SYDホール
http://www.nursing-gakken.com/semi2009/semi_rinpa.html
※携帯はこちらから


以上,毎度おなじみセミナー担当の米倉でした!
次はなんとか写真を撮ってこよう….

第11回・日本褥瘡学会学術集会レポート!

9月4・5日(土・日)の2日間,大阪国際会議場で「第11回 日本褥瘡学会学術集会」が開かれました.
ここをご覧になる医療職の皆様には説明は不要でしょうが,「褥瘡」とは要するに「床ずれ」のことで,長い時間横になっていることの多い入院患者や高齢者の方には深刻な問題なのです.

以下,学会に参加した編集部からのレポートです!

2日目のシンポジウムで「ラップ療法」が取り上げられました.
ラップ療法は,創を湿潤環境に保つ理にかなった方法のため,主に在宅などで活用されています.ただ,どんな治療もそうですが,方法を誤ると問題が発生します.また,医療材料ではない食品用ラップや穴あきポリ袋を使用するため,ガイドラインに取り上げられないなど,臨床現場での混乱がありました.
今回のシンポジウムでは,ラップ療法を実際に行ったことがあるシンポジストが,ラップ療法のいい点,疑問点などを討論しました.
今後は,学会もラップ療法のエビデンスが発表されれば,ガイドラインに掲載することも検討しているようです.

…とのことです.

また,会場の書籍販売コーナーでは,弊社新刊星
Dr.大浦の褥瘡治療の極意
が好評で,かなりの売れ行きでした!

(なぜか学研の通販サイトにないので,当面はこちらに…)

追加開催! リンパ浮腫セミナー

みなさん,こんにちは.
さて,先日のブログで「あっという間に満員」とお知らせしました

臨床に活かすリンパ浮腫のケア

セミナーの,追加開催が決定しています!
講師・会場ともすべて同じ,日程は下記の通りです!
定員数も同じ(80名)なので,ご希望の方はお早めにお申込ください.

現在,たいへん注目を集めているリンパ浮腫のケアですが,本セミナーでは
講師の廣田彰男先生の「広田内科クリニック」で実際に指導されているセルフ
リンパドレナージの手技を体験できます.

【追加開催】臨床に活かすリンパ浮腫のケア

2010年3月14日(日) 東京/SYDホール
http://www.nursing-gakken.com/semi2009/semi_rinpa.html

★携帯はこちらから!
 

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