こちら21階ナース・ステーション!

ブログアーカイブ2009/12

看護診断ってNANDA! 中範囲理論ってNANDA!

と,わかる人にはわかるベッタベタの駄洒落ではありますが,本当のところ「看護診断」って難しい,とか,よくわからない…,と思っているナースの方は多いのではないでしょうか.

そこでおすすめなのが,この新刊2点です!

2009-2011 NANDA-I準拠
看護診断を読み解く!


中木高夫・著
定価2,940円(税込)

「NANDA-I 看護診断の2009-2011版に準拠し、分類法Ⅱの全体像およびその成り立ちと構造を解説するとともに、個々の看護診断をそれぞれの理論的背景とともに読み解く。看護診断の理解を深めるには必須の解説書。」(書籍紹介より)

+ + +
NANDA-Iの訳者でもある中木高夫先生が,看護診断の13領域をやさしく解説NANDA-I改訂についての解説,そして「中範囲理論」の重要性にも触れています.



……というわけで,もうひとつのおすすめは中範囲理論の新刊!

看護 診断のための
よくわかる中範囲理論


黒田裕子・著
定価2,940円(税込)

「中範囲理論とは,看護師の思考過程上の問題を打破するために必要とされる知識である.本書では,看護診断に深いつながりのある理論について取り上げる.中範囲理論を入口として,看護診断の諸概念を体系的に理解を深めることのできる一冊である. 」(書籍紹介より)

+ + +
看護診断をより深く理解するためには,中範囲理論は欠かせない概念となっているようです.

この2冊で,2009年に改訂されたばかりのNANDA-I看護診断の理解を深めてくださいね~.

月刊ナーシング1月号は12/19発売!

全国125万の現役看護師の皆様,そして55万の潜在看護職の皆様,こんにちは.
月刊ナーシングの発売告知,今回は編集部のおしょうさん(和尚さんみたいだなー)が年末進行のアリ地獄にはまって出てこられませんので,代わってセミナー担当の米倉がお届けします.

セミナーレポートも大いに滞っている今日このごろ,そちらはしばしお待ちくださいませ.

さあ,月刊ナーシング2010年1月号です.

12月19日 in store!
定価1,200円(税込)


特集は人工呼吸器Q&Aです.換気モードやアラームなど,苦手意識の強い人工呼吸器に強くなれる,臨床にすぐに役立つ大特集.ちょうど,この「ひとつ前」のエントリが人工呼吸セミナーのレポートですね,そういえば(←それはレポートが遅れているからです).

くわしい内容は,アリ地獄から出てきたころにおしょうさんにお願いするとして,この表紙を見て何かお気づきになった方はいらっしゃいますか?

……どうですか?


………もう一度上の表紙をじーっと見て……


………………お気づきになりましたか?


そう,表紙のイラストが変わったんですね.
先月号と比べてみると….

(あ,でも動物はどこかにいるわけですね.)

そして,もうひとつのトピックは,

そう,月刊ナーシングは,2010年で創刊30周年を迎えます!
来年は30周年を記念した「何か」を森編集長が企んでいるようです.おそらく皆様にもご参加いただけると思いますので,毎月キッチり月刊ナーシングを読んでお待ちください!

お求めはお近くの看護書取り扱い書店さんで!

人工呼吸器なんて怖くない!?

やっと更新のセミナーレポート。
追いついたと思ったら、また引き離されてしまいました…。

というわけで、11月8日に東京で開催された、

人工呼吸ケアに必要な基礎知識

のレポートです。

10月25日の大阪会場と同様の展開ですが、タイコヘルスケアジャパン様の講師が古川容子先生に替わりました。しかし講義内容の基本形は同じ、しかも石川陽子先生と同様に、現場を経験した看護師さんならではの視点で、たいへんわかりやすくご講義いただきました。

写真はそれぞれ、
大塚将秀先生
(肺の構造と機能,人工呼吸の生理)

廣瀬稔先生
(人工呼吸器の基本操作とアラーム原因&対処法)



岸本裕充先生
(VAP予防のためのオーラルケア)、



古川容子先生
(患者の看護ケアのポイント)

です.

会場内では、大阪同様、タイコヘルスケアジャパン様の人工呼吸器の展示を行いました。

せっかく機械があるのだから,展示だけでなく講義で使っては…というご意見もいただきました.
まったくそのとおり,今後の我々の検討課題とさせていただいています.
多くのメーカーから多種多様な機種が出ていることもあり,なかなか考えどころなのです….

さて,恒例(というか,あったりなかったり)の受付写真です.


人工呼吸器関連の図書のほか,当社の新刊「ビジュアルブックシリーズ」が人気でした.

質疑応答は,先生方にそろってお答えいただきました.大塚先生は他にご予定がありましたので,講義終了直後に質疑応答を行いました.

それでは,このセミナーに参加された皆様から寄せられた感想をご紹介します.

★参加者アンケートより

・人工呼吸器について苦手意識が強かったが,少し自信を持って扱うことができると思う.また,病棟内で口腔ケアについても悩むことが多く,いろいろな疑問の回答が得られてよかった.
・解剖もわかりやすく,口腔ケアについては大変興味があり.今後病棟で活用できそうだと感じた.
・解剖生理から呼吸器の管理,Ns.の役割まで流れで学ぶことができてわかりやすかった.
・とくに看護ケアのポイントやオーラルケアについては,すぐにでも実践できる内容と知識が得られました.


東京会場のアンケートでは,それぞれの講師についても感想を書いてくださる方が目立ちました.

大塚先生の講義はとてもわかりやすく理解できました.できればその他のこともいろいろ大塚先生に講義していただきたいです.
廣瀬先生の講義,わかりやすくよかったです.
古川先生の臨床経験を交えてのお話が参考になりました.
岸本先生の口腔ケアについての講義がわかりやすく,また興味深かったです.


どの講義もみな興味深かったが,とくに……という書き出しの方がほとんどでした.
ご参加の皆様の気になっていたところを解決されたようで何よりです.

また,すべての先生について書かれたこのご意見↓,うれしい感想をありがとうございます.

・内容も話し方もたいへんわかりやすく,受講したかいがありました.

「受講してよかった」と言っていただけるのが,なによりの喜びです…….

さて,この人工呼吸器セミナーは,医師,臨床工学技士,歯科医師(歯科口腔外科),看護師という4職種からなる講師陣で開催しました.そのため,人工呼吸ケアについて幅広く学ぶことができたのではないでしょうか.なかでも,臨床工学技士さんというME機器のプロフェッショナルのお話というのは,病棟ではなかなか聞く機会が少ないかもしれませんね.また同様のテーマでの開催のときも,今回以上に皆様のお役に立てるセミナーにしてまいります!

さて,最後はやっぱり

スタッフ全員で「いいセミナーだったなぁ」とかる~く一杯.
かる~く,ね.
本当ですってば.

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