こちら21階ナース・ステーション!

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月刊ナーシング7月号の読みどころ!

梅雨ですね.ジメッとしてますね.
でも心はいつもカラッといきたいですね.カラッとしすぎて「ドライな人ね」なんて言われてしまうのもアレですが.よく言われましたよ,ドライとか冷たいとか……いや今はそういう話はどうでもよくてですね.

さて本題.

さて,今月は20日が日曜日ということで,月刊ナーシング7月号は,明日19日発売です!
いつもは編集部のおしょうさんが紹介してくれるのですが,たまたま席を外しておりますので(会社的言い回しだなあ),代わってセミナー担当の米倉が簡単にご紹介します.
後日,おしょうさんに詳細を書いていただきましょう!

夏らしい,この表紙が目印! 書店さんで見かけたらお手に取ってごらんください!
(そしてレジへGo!)


総力特集!

高齢者看護のリスク対策33

ナースの「悩み」を解消する大特集! 誤嚥防止や服薬など日常のケアの面から,そして転倒・転落防止などの医療安全の面からも,あなたの看護を支える33のポイントをまとめてあります.
この特集の「わかりやすさ」は,すべて臨床でのリアルな事例をベースに作られているところ.イメージのしやすさが格段に違います.

速報!

糖尿病新診断基準
改定のポイントはココ!


2010年5月27日に発表された糖尿病の新しい診断基準を速報として掲載.まずは概略をつかんで!


そのほかにも充実の連載群があり,今月は「ケアの極意」が3本立てで充実しています.

急遽,代打でご紹介していますが,やっぱりこういうのは,実際に本を作った編集者の思いとか熱意とかがこもっていたほうが伝わるのは間違いありませんね.「この記事はココがポイントなの! ここがおもしろいんだ!」…と,語りだしたら止まらないのが編集者です.おしょうさん,待ってるよー.

【セミナーレポート】がん患者さんの “心” にどう向きあうか

今日は2連続更新です.
ずーっと更新しないかと思えば,突然一気に書く.まったくムラがあってよろしくない(自分のことですが).

さて,こちらは今年初のセミナーレポートです.

といっても,通常の「学研ナーシングセミナー」とはちょっと違う,こちらも新たな試みのセミナーです.

NPO法人キャンサーリボンズの協力と,医療関係メーカー数社の協賛を得て開催する,その名も

学研ナーシングセミナー +(プラス)



「新たな試み」や「協力・協賛社の力」をプラスしてお届けする,セミナーの新ブランドです(ブランドは言い過ぎかなー).

「学研ナーシングセミナー」 (+) 「NPO法人キャンサーリボンズ」


のように,「足し算」で新たな魅力を作ります.乞うご期待!

さて,キャンサーリボンズの協力を得て開催するこの企画は全5回,テーマはキャンサーリボンズのキャッチフレーズでもある「がん患者さんの治療と生活をつなぐ」です.

その第1回が,2010年6月13日(日)に行われました.会場は,学研メディカル秀潤社がある五反田の学研ビルのホールです(「駅から近い」「建物がきれい」と,ご好評いただきました.うれしいことです).今回の協賛は,アストラゼネカ株式会社様です.

座長に田中登美先生(大阪府立大学看護学部講師・がん看護専門看護師),講師に丸田俊彦先生(米国メイヨ・クリニック医科大学精神神経科名誉教授)をお迎えし,「がん看護における心のケア」というテーマでご講義いただきました.

このセミナーは,半日コースということもあり,コンパクトな中に重要な要素がギュッと詰まっています.この日も,まずは3名の看護師が実際に遭遇した,リアルな「困難事例」を挙げ,それに対して丸田先生が考察を行っていく事例研究からスタートしました.その後,この事例研究をふまえて丸田先生の講義を聞くことで,大切なことが頭の中にすっと入っていく,そんな構成になっていました.

半日の短い時間ながら,参加者の方の心に響くすばらしい講義でした.座長の田中先生が最初と最後をナースの視点,そして看護教育者としての視点からのコメントも含めて締めていただいたことで,参加者の皆さまも共感しやすかったのではないでしょうか.

★参加者の声★



・心のケアについても答えを求めてしまいがちで,何度も振り返ることもあるけれど,今日のセミナーを聞いて看護に光がみえたような気がしました.
・事例検討から講義にいく流れが理解しやすかった.丸田先生の話を聞けてよかった
・事例を挙げての内容だったので,自分の体験と比較して話を聞けたのでよかった.
・大変わかりやすい内容でした.今までの対応を振り返ることができ,見直していきたいと思いました.「思い上がり」「思い込み」「こちら側の都合なのではないか?」
・これからも看護という仕事を続けるうえで,とてもはげみになりました.答えがなくてもよい,その事を共有する,忙しくてもその時その時の患者さんの心の変化に少しでも近づけたらと思いました.


この「がん患者さんの治療と生活をつなぐ」シリーズは全5回.いまのところ,第4回までの日程が決まっています.
しかも,このシリーズは協賛社のお力で,受講料が3,150円とたいへんリーズナブルです.がん看護に関心がある方,まずはこのセミナーへぜひ!
第2回は2010年7月11日(日).テーマなど詳しくはこちらを!

「がん患者さんの治療と生活をつなぐ」シリーズ



2010年
第2回 7月11日(日) 協賛:ジャンパール株式会社
第3回 7月25日(日) 協賛:サンスター株式会社
第4回 11月14日(日) 協賛:サンスター株式会社
第5回 日程未定

今年のKYTセミナーはちょっとすごい

いよいよ関東地方も梅雨入りだそうです.ジメジメしたこの季節,皆さまお過ごしでしょうか.
わが家ではコストコで買ってきたベーグルがあっという間にカビ生えまくりで,梅雨の到来を実感しました(保管状況が悪い?).
さて,今年のセミナーラインナップにある「アドバンスト危険予知トレーニング(KYT)」セミナー.医療現場に潜む危険を事前に取り除くことで,事故を防ごうという試みです.もともとKYTとは産業界,とくに工事現場などで行われていたもので,これを医療現場でも取り入れていこうとしてこられたのが,講師の杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専従リスクマネージャー・看護師長)なのです.
ところで,たまにお電話で問い合わせをいただくこともあった「アドバンス」とは何か.昨年の講義を受けていないと参加できないのか,ということですが.
これは端的に言えば,2010年版のセミナーは「豊富な演習と確認により,従来のセミナーよりもさらにKYTがよくわかり,病院内での指導法のヒントにもなる」ということです.前回の内容を踏まえて…というわけではありませんので,ぜひ一度ご参加ください.
で,今回のブログのタイトルにもある「すごい」のはどこかというと.

これまでのKYTトレーニングは,おもにイラスト等で場面を想定し,静止画を見て考える余裕をもって行うものが中心でした.
2010年の「アドバンス」では,KYT演習を行うシーンとしてイラストのみならず動画も用います.一連の「流れ」のなかで,一瞬で消えていく場面の中からどんな危険を見出していくか……このトレーニングも行います.
そんなわけで,KYTセミナーで使用する教材映像の撮影を行い,現在制作快調! といったところです.



撮影風景@武蔵野赤十字病院


ベッドに寝ている患者役は………誰でしょう.
新しい試み満載のKYTトレーニング,皆さまの参加をお待ちしています!
なんと大阪会場はすでに満席! まだ東京会場と高松会場にお席があります.
詳細はこちらを見ていただき,ぜひご参加を!


アドバンスト 危険予知トレーニング(KYT)

2010年
7月18~19日(日・月/祝) 大阪/大阪国際会議場 満席
9月19~20日(日・月/祝) 東京/長井記念ホール
10月9~10日(土・日)    高松/高松商工会議所


 

満席御礼!

早いもので,2010年も6月に入ってしまいました.今年も「もう半分」vs「まだ半分」,皆さんはどっち?
さて,いよいよ来月から本格始動の「学研ナーシングセミナー」ですが,そろそろ満席になるセミナーがでてきましたよ.

【満席になりました!】

7月10~11日(土・日) 【東京】 体位排痰法/スクイージング
7月18~19日(土・日) 【大阪】 アドバンスト危険予知トレーニング(KYT)
7月25日(日)       【東京】 臨床に活かすリンパ浮腫のケア
8月29日(日)       【東京】 臨床に活かすリンパ浮腫のケア

昨年もそうでしたが,今年も「リンパ浮腫」は人気です.今年の開催予定,2回とも満席になってしまいました.
そして「スクイージング」.リンパ浮腫と同じく,手技を体験できる「体で学ぶ」セミナー人気ってことでしょうか.
また,KYTの大阪会場も満席! 「危険予知」のほか「感染管理」など,医療安全系のセミナーにも関心は高いようです.「院内急変」にも,医療安全という側面がありますから,これも含めてもいいのかな?

なお,KYTの東京会場,高松会場スクイージングの京都会場と福岡会場は,今ならお席に余裕があります!

この4月から「看護師の卒後臨床研修努力義務化」となりましたが,義務になろうとなるまいと,ナースの皆さんは自分の患者さんのために日ごろから勉強されているのです.それは我々の開催する民間のセミナーにこれだけのご参加をいただけることからも明らかです.このことは,世間に広く知られたらいいのになあと,私はいつも思っているのですが,余計なことでしょうか.

月刊ナーシング6月号です!

みなさまこんにちは。
ナーシング編集室のおしょうです。
今月も月刊ナーシング発売の時期が来ました。

喜ぶ05月刊ナーシング6月号完成です~喜ぶ05

今月はちょっと大人な雰囲気の表紙です。
よくよく見てみると、猫にちょっと変化があるのわかりますか?
わかった人、コメントくださいませ~

今月の特集は、ナースなら気になる

「フィジカルアセスメント

総力特集」喜ぶ03

頭痛、動悸・不整脈、呼吸困難、
腹痛、発熱、腰痛、せん妄・・・・

患者さんにこんな症状が出たら
どうしたらいいの!?
チャートでまるっと答えます!



中は写真がたくさん、具体的な診断法も盛りだくさん
明日の看護に役立つこと間違いなしGOOD

さて、ここでひとつ問題。

この特集では編集部の人間がモデルとして登場しております!

それはどこに載っているでしょうか~?

わかった方、何ページのどの写真かここのコメント欄かお便り、または
6月号の読者カードにご記入
いただいてお送りください。
正解の方には何かプレゼント商品を贈呈予定!

この号で

30周年記念ご愛読感謝大プレゼント

の応募も締め切りです。
旅行券に美顔器・・・・・・
盛りだくさんの喜ぶ04プレゼント怒る03をお見逃しなく!


認定看護師から学ぶケアの極意3本立ても好調です!

乳がん看護 ついに最終回! ラストはこれ

「乳房再建を受ける患者へのケア」

患者が治療法を選択する際の看護師のフォローの極意とは?



摂食・嚥下障害看護 可能性をさぐる看護技術をレクチャー

「脳神経系のフィジカルアセスメント」

ベッドサイドで簡単にできるけど、大切な情報を与えてくれるチェックの仕方とは?



感染管理 気になる人工呼吸器の感染対策

「人工呼吸器装着患者の気道感染防止ケアと発生時の対応」

なぜ感染してしまったのか、認定看護師が検証します



人気連載、まだまだあります↑


いつの間にか見える心電図レッスンハート

「メリーゴーランド」

何についての話かは誌面を見てのお楽しみ♪


Dr.林の急変スキル教室


「様子が変なんです!」

患者に意識障害が生じたらどう対応するのがいいのでしょうか?


今月看護師心をくすぐる企画が盛りだくさんです。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします~!

いま,ナースに売れている…本(……じゃないなこれは)

もはや看護書売り場の定番となった「ビジュアルブック」シリーズに続き,新定番となりつつあるのがこれ,

おたすけ看護ナビカード


白衣のポケットに入れて持ち歩けて,しかも紙製ではないので丈夫で水濡れにも強いという,ナースのお仕事をよーく考えた造りもウケている理由です.

24枚のカードに凝縮された看護のエッセンス,これは北里大学病院のナースの皆さんが何を必要としているか…を研究して選択・収録されています.まさに,臨床のナースの声から生まれた商品と言えます.

また,看護学生の方が臨床実習の際に使用したり,看護学校の卒業記念品のひとつとして卒業生に贈られた学校もあるようです.

今なら「限定・25枚目のカード」がもらえる)ので,是非書店さんでお求めください!

では,営業部から初登場「看護書のトレンド情報なら俺に任せろ!」並川くんよりひとこと!

おかげさまで,発売後1か月で大増刷! となりました.
「点滴滴下早見表」や「心電図の記録用紙スケール」など,とっても便利なアイテム満載のカードです.よろしくお願いします!




最初から封入されている「初回限定版」と,申し込み方法が入った「通常版」があります.数に限りがありますので,お早めに! もらえるカードは『年齢早見表』.シンプルなものではありますが,これが実に便利なようで,後から申し込みの応募も続々届いています.


お求めはここからも…学研オンラインショップ / amazon.co.jp

拾えません

今回の更新は単なる日記です.看護の役にはたちませんのであしからずw

= = =

幸いにも実際は一度も見たことがないけれど,マンガやドラマではありがちな場面というのに,

「箱に入れて捨てられた子犬(“誰か拾ってください”貼り紙つき」

というのがありますね

マンガなどでは,子どもが拾って帰って

「お母さん,飼っていい?」
「ダメよ……元の場所に戻してらっしゃい」
「わーん,お母さんのばかー」

ってなシーンが繰り広げられるわけですね.
ああ美しき予定調和.


しかし,先日ついに,自宅マンションのゴミ置き場で似たような光景を見てしまいました.
初めて見ると,一瞬固まりますね,アレは.
思わず写真を撮ってしまいました.

捨てガンダム


しかもファーストガンダム.

「かわいがってください.名前はRX-78です」
とは書いてありませんでした.

やたらデカい.
大人の膝より高い.
今までこれをどうしてたのか.
そっちのほうが気になる….

……こんなガンダム世代の男の子にしかわからんようなネタを看護ブログでやるとか.
ごめんなさい.

久々の更新&おトク情報!(笑)

お久しぶりです皆さま.
セミナー担当の米倉です.
のっけから「おはよう奥さん」のブログと見まごうばかりのタイトルです.

長いことブログの更新から遠ざかっていましたが,決して忘れたわけじゃないんですよ.ええ.今年のセミナーを企画から告知まで一気にやっていまして,なんだか時間がなかったと.まあそういうわけです,はい.

さて,皆さま.
いきなりですが,今日はたいへんおトクで耳寄りな情報をお持ちしましたw

看護師の皆さまは,いろいろな研修に参加されていることと思います.院内の研修会はもとより,看護協会主催のものや,私たち出版社が主催するものまでさまざまです.

主催者や内容,日程などで受講料もさまざまですが,今年はこんな企画が実現しました.

受講料:3,150円(税込)

ポイントは受講料.半日コースですがなかなか魅力的なお値段ではないでしょうか.これはNPO法人や協賛企業の協力があって開催が実現したもの.決して「安かろう悪かろう」ではない,充実のセミナーです!

+   +   +

学研ナーシングセミナー プラス
「がん患者さんの治療と生活をつなぐ」シリーズ(全5回)
http://www.nursing-gakken.com/semi2010/semi_series.html
協力:NPO法人キャンサーリボンズ


第1回 2010年6月13日(日)
がん治療における心のケア
講師:丸田俊彦先生
協賛:アストラゼネカ株式会社

第2回 2010年7月11日(日)
女性がん患者さんのセルフイメージ構築へのサポート
講師:土井卓子先生・山崎多賀子先生
協賛:株式会社ジャンパール

第3回 2010年7月25日(日)
口腔の解剖・生理とがん治療の口腔合併症の理解
講師:大田洋二郎先生
協賛:サンスター株式会社

第4回 2010年11月14日(日)
がん化学療法と口腔ケア
講師:大田洋二郎先生
協賛:サンスター株式会社

第5回 2010年11月ごろ(未定)

受講料:各3,150円(税込)
会場 : 【東京】学研ビル3階ホール(弊社のビルです)
JR山手線・東急池上線・都営地下鉄浅草線 五反田駅 徒歩5分
[地図]
定員 : 各100名

開催時間:13:30~16:00(16:30終了も)

詳細,お申込はこちら
携帯はこちら

+   +   +

テーマは,2007年の「がん対策基本法」以来,また診療報酬改定でも関心の高まっている「がん看護」です.それぞれ,講義内容等の詳細は追ってこのブログでもお知らせしますが,午後開始で夕方に終了する半日コースです.

お忙しい方でも,興味があるのでまずは話を聞いてみたいという方には「最初の一歩」として,まさに今がん看護に携わっている方には,「5テーマ全部聞いても通常のセミナー1回分くらい」というおトクな機会として,ぜひご活用ください!

月刊ナーシング5月号できました!

みなさんこんにちは
月刊ナーシングのおしょうです。

今月も月刊ナーシング

最新・5月号
ができました~!

創刊30周年・第2号

爽やかな表紙になりました。


みなさま、どうぞよろしくおねがいいたします~



さて、今号は、4月号からの2号連続特別企画

「看護ケアの疑問解決Q&A32」

というわけで、犬32個猫ものナースの疑問にお答えしちゃいます!
分野もさまざま。

創傷・褥瘡ケア

がん化学療法

がん性疼痛管理

口腔ケア

手指衛生
・・・・・・などなど盛りだくさんです。

著者陣も今までにないほど充実していますよ~
こんなにたくさんの方にご協力いただいてできたこの総力特集、
面白くためにならないわけがありません。
チェックしないと損ですよ!


このほかにもナース心をくすぐる連載もたっぷり詰まっています。

認定看護師による「ケアの極意」3本

摂食・嚥下障害看護:経鼻栄養チューブ挿入時のケア

乳がん看護:転移・再発患者のためのケア

感染管理:意識障害患者の気道感染防止ケアと発生時の対応

と、実践に役立つラインナップです。

ほかにも

ニュースでわかる日本の医療

「動き出した特定看護師制度」

いま話題の特定看護師について紹介


心電図レッスンハートビジュアル重視のあなたへ

「あるけど・・・ない?」

何がないの? 立体&サーモグラフィー心臓でよりわかりやすくなって大好評連載中!

4月号、4月増刊号に引き続き

「30周年記念

ご愛読感謝

大プレゼント」
続行中です!

星旅行券、最新テク美顔器、高級枕・・・・↑
ステキなプレゼント目白押しです。
応募方法&詳しくは本誌まで!





寒かったり暑かったり、身体に厳しい春になりましたが
爽やかに毎日を過ごせるよう、月刊ナーシングは応援します。

今月号もどうぞよろしくお願いいたします!

編集者インタビュー!「おたすけ看護ナビカード」

さてさて,久しぶりの編集者インタビュー.
今月の看護の新刊の注目は,なんといっても<雑誌でも本でもない?>この企画!

おたすけ
看護ナビカード


価格1,470円(税込)
2010年3月24日ごろ発売!


書店さんでも,ナースのためのカードは人気があるようです.そこに登場する,この新商品の真価とは…?

米「はいー,それでは編集者インタービューですが,担当のKさんが不在なので,編集協力のIさんにお聞きしましょー」
I 「はいー」

米「で,ぶっちゃけ(←死語)この『おたすけ看護ナビカード』のスゴいところってのは,どこなんでしょうか?」

I 「え?」

米「えっ?(唐突すぎたかな…)」

I 「あー,まず何より一番のポイントはねー,

現場のナースの声を集めて作った

ってところかなー」

米「おー,それは素晴らしい.やっぱり,使う人の意見が何より参考になりますよね.で,具体的には,どのへんにナースの意見が?」

I 「なんといっても,収録項目選び.それを厳選して24枚のカードに詰め込んだこと,これに尽きるね」

米「つまり,臨床現場のナースが本当に必要としているものだけを収録した,ってことですね」

I 「そう.ポケットに入るサイズと枚数という制約の中で,本当に現場のナースが何を必要としているのか,を実際にインタビューしたり,取材したりと私たちなりにリサーチして作り上げてきたのね.」

米「既存の看護カードと形は同じでも,その中身に大きな違いがあると」

I 「ナースの皆さんに活用してもらえたらうれしいですね」

米「以上,編集者インタビューでした.ありがとうございました.石山さん

I 「ここまでイニシャルで書いてきた意味ないじゃん!!!」

米「えー,だって奥付に名前書いてあるんだから別にいいじゃん…」


というわけで,2010年3月24日in store! ということで,ぜひ書店さんでごらんください!

月刊ナーシング30周年期年号発売!!

なが~い歴史の「月刊ナーシング」がついに

喜ぶ0530周年を迎えました~その他05

これもひとえに、ご愛読くださるみなさまのおかげ!

本当にありがとうございます。

そんなみなさまに感謝して、今月は表情-笑う特別企画が盛りだくさんです表情-目がハート

まずは、全部で200名に当たる、

30周年記念 ご愛読感謝大プレゼント

1等はなんとJTB旅行券ですよ~

最近、高級ホテルの贅沢プランで友だちとゆったりすることに、はまっている私も本気で欲しい!
なぜ¥48000なのかは「しあわせおすそわけ」ということでご愛嬌ハート

ほかにも寝ている間に美肌になれる美顔器とか
自分で高さ調節ができる枕とかいろいろそろっています。

月刊ナーシング4・5・6月号と4月増刊号についている応募券を2枚集めて編集部までお送りください。
お待ちしています表情-普通


そして、やはり「月刊ナーシング」ですのでまじめに看護のこともやりますよ。

30周年記念「看護&『月刊ナーシング』30年の歴史」

なかなかまとまっている資料のない看護の歴史がこれでわかります

看護雑誌が次々創刊した30年前を振り返りつつ、
月刊ナーシングの創刊時の表紙や内容のことがぎっしり詰まっています。

編集担当者、珠玉の年表もぜひご覧くださいませ。


そんな30周年記念号の4月号、特集はもちろん総力特集です。

看護技術の疑問解決Q&A30

4月になって、新人が入り、指導をしなくてはいけない看護師のあなたにぴったりの企画です。
ちなみに5月号との連続企画ですよ~

4月号では
「輸液管理」「バイタルサイン」「経腸栄養」「ドレーン管理」「吸引・排痰」の疑問を、

5月号では
「創傷・褥瘡ケア」「がん看護」「摂食・嚥下障害看護、口腔ケア」「感染管理」などの疑問を、

スパッと解決していきます。

ちなみに、この特集に載っている疑問はほんとうに30個なのですが
「30周年」を狙ってやったわけではないのですよ~。
編集部で気づいたとき、すごい盛り上がりました喜ぶ04

さて、もうひとつみなさまにご報告です。
人気連載

認定看護師に学ぶケアの極意

大好評につき、毎号3本立てとすることになりました~!
その内訳を発表します!

1:摂食・嚥下障害看護

2:感染管理

3:乳がん看護

それぞれ、認定看護師さんの看護のエッセンスが詰まっています。
是非ご一読ください。
感想もお待ちしております!


さらに、連載企画もリニューアルしています。

「いつのまにか好きになる」あらため

いつのまにか見える 心電図レッスン ビジュアル重視のあなたへハート

心電図を見られるようになるだけでなく、心臓の状態もわかるようになる連載にパワーアップ!



ナースのメンタルヘルスを支える 実践!コミュニケーション術

こころのメカニズム編となって、新章突入です。

看護師自身のこころのなかの見方や点検の仕方をレクチャーしていきます。


こんな盛りだくさんな4月号になりました。
編集部一同がんばりましたよ~!
是非ご一読くださいませ。

その他0530周年を迎えたこの1年も、どうぞよろしくお願いいたしますその他05

<東北地方太平洋沖地震>被災者の皆様へのお見舞いと弊社の対応について

東北地方太平洋沖地震被災者の皆様へのお見舞いと

弊社の対応について



まず,このたびの震災で亡くなられた皆様に哀悼の意を表しますとともに,被災された皆様には一刻も早い日常生活の回復をお祈り申し上げます.

学研メディカル秀潤社では,東北地方太平洋沖地震で被災された看護師養成施設ならびに医療系養成施設の学生の方に,ご使用中であった書籍(参考書)を無料にて贈呈する用意を行っております.お申し込みやお届け方法などの詳細は,決定しだい弊社ウェブサイト等にてお知らせいたします.

平成23年3月14日

学研メディカル秀潤社

第99回看護師国家試験

今日は、看護師国家試験の日ですね。
受験生のみなさん、日ごろの勉強の成果を発揮できたでしょうか?

こちらは、京都リサーチパークにてセミナー開催中です。
経腸栄養法を導く栄養アセスメント&ケア」の京都会場です。
レポートはまた改めて書きたいと思いますが、このセミナーの特徴は、看護師さんと栄養士さんが、同じ目的のために受講されているということ。看護師さんだけでなく、多くの栄養士さん、管理栄養士さんにご参加いただいています。

3月には沖縄でも開催します。看護師のみなさんはもちろん、栄養士の方にもおすすめのセミナーですので、ぜひご参加ください。

「スキントラブル防止対策」トラブルセミナーin福岡!

いや,もう多くは申しません.
やっぱりスゴかったです.楽しかったです.盛り上がったとです.

何のことかというと(既にタイトルでモロバレですが)「病態・処置別スキントラブル防止対策」セミナーの福岡会場です.去る2010年2月13~14日に,福岡ソフトリサーチパークで開催してまいりました.

内容について詳しくは,こちらの

東京会場レポート(2009年10月)
京都会場レポート(2010年1月)

をご覧ください.全会場,同じ内容ではありますが,微妙に違うところがいくつかあったり,さらにグレードアップしている部分があったりします.「微妙な違い」の最たるものは,安部先生が各講義の最後に行うクイズの問題と賞品です.クイズの問題が微妙に博多仕様だったりします(一体なんのクイズをやっているのか…それは参加者だけのお楽しみなのです♪).

「はい,今回の賞品を紹介しまーす」

「今回は京都のような高額賞品がない分,大人の科学のアレコレを2冊持ってきましたよー」(米倉)
ほか,後述するサンプルご提供社様から,化粧品などの賞品をご提供いただきました.

「どれにしよーかなー♪」

このクイズは勝ち残り式なんですが,安部先生もビックリ,

福岡会場は正解率が高い!

ということですね.講義内容に関する問題では,なかなか脱落者が出ません.やっとこさ,絞り込まれていく感じです.なにしろ,クイズを始める前に安部先生がこうおっしゃるのです.

「はい,メモの終わった方からお立ちくださいねー,急がなくていいですよー」

そう,講義内容を一所懸命メモしているのです.それがなかなか終わらない.いやー.福岡の参加者の皆様は熱心でした.

スタッフはこんな感じだけど…

というわけで,1日目の講師の安部正敏先生(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学講師)です.1日,まったく飽きさせない講義で,実は(書いていいのかな?)群馬大学医学部の「ベストティーチャー賞」を受賞した経歴もあるとか.

◆1日目のサンプルご提供社様
常盤薬品工業株式会社

株式会社ポーラファルマ

マルホ株式会社

持田ヘルスケア株式会社

(50音順)

2日目は,看護師の立場から,豊富な症例をもとに臨床のケアを中心とした講義です.
内藤亜由美先生(東京大学大学院医学系研究科創傷看護学分野専攻)


そして松井佐知子先生(群馬大学医学部附属病院看護部副看護師長)

お二人による,かなーりナースの日常に寄った講義ということもあって,今日もまた参加者の皆様のメモを取る手が止まりません.
で,ですね.
2日目は2月14日,そうバレンタインデーということで,福岡会場ではこんなサンプルがプレゼントされました・

◆2日目のサンプルご提供社様


アルケア株式会社
コンバテックジャパン株式会社
スミス・アンド・ネフュー ウンド マネジメント株式会社
白十字株式会社
メンリッケヘルスケア株式会社
(50音順)

福岡会場に来られたは,たいへんおトクでしたね.
(※サンプルはご厚意で提供されているものですので,会場によって違いがあるのはご容赦ください….)

そして,実際にテープを使った演習も.

さて,このセミナーでは恒例となりました,みんなで記念撮影です!

そして,「ブログに登場してもいい!」という参加者の方々!

みなさま,2日間の受講,たいへんお疲れさまでした.
「皮膚科」のセミナーというのは,褥瘡ケアを除けばあまりないのではないかと思います.このセミナーでは,皮膚の基礎から病棟でのケアまで,幅広く学ぶことができました.
また来年度後半より,安部正敏先生と新たなセミナー企画を考えていますので,ぜひご期待ください!

では最後に,参加者の声でお別れです!

◆参加者アンケートより
・クイズなど取り入れておもしろく講義が工夫されていて,楽しく受講できました.
・楽しい講義でした.振り返りでクイズ形式で質問がある講義は初めてでした.
・サンプルがたくさんあって,触りながら講義が受けられたのがよかった.
・「病棟に帰って,今すぐ使ってみたい」と思うような内容がたくさんあり,来てよかったと思います.サンプルもたくさんいただけたので,使わせてもらおうと思います.
・2日ともとても充実した内容で,即,実践に役立てそうです.
・17年のブランク後,看護に復職して3年目です.新しい情報,忘れていたことなどを勉強するため,セミナーに参加しています.今回のセミナーでの裏技,使えそうなことが多々あり,今後の仕事にも役立てていこうと思いました.ショックだったのは******の効果が*****だったこと…(注:***は,セミナー会場限定の裏技的知識です)


+ + +

ここから先は蛇足です.
さて.博多の夜ですよ.
やっぱり飲んじゃうですよ.

今回は「鉄鍋餃子」と「ラーメン(屋台)」を食べてきました.屋台って,この季節の夜中にはどんだけ寒いねんという状態でしたが….

「おっちゃん,替え玉!」
「ごめん,麺切れた!」

がっかりだ.

その他,西中洲で数軒.帰る間際に福岡空港で1軒.
ああそうそう,まったくの蛇足ですが,福岡ソフトリサーチパークの横にはヤフードームがありまして,我々がセミナーをやっている横では「B'z福岡ツアー」なんてものがあり,百道浜周辺は大混雑でした…帰りの福岡空港も全便満席,保安検査場になかなか入れないという状態でした.空港の方は,何があったんでしょうね(まさかこれも稲葉さんと松本さんの影響なんでしょうか…).

「特定看護師」って?<ニュースより>

認定看護師,専門看護師はすでに定着していますが,「特定看護師」って…?

厚労省が「特定看護師」導入検討 医療行為を拡大
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021801000854.html

これまでより幅広く,高度な医療を行うことができる資格ということで「特定看護師(仮称)」の導入が検討されるようです.これから,厚労省の「チーム医療の推進に関する検討会」で検討され,方向性が決まっていくとのこと.

日本看護協会でも,このようなリリースを出しています(PDFです).
http://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/2010pdf/20100218.pdf

これからの議論が注目されますね.

学研ナーシングセミナー2010-2011開催予定大公開!(第1弾)

学研ナーシングセミナー,4月以降の開催予定がだいたいできてきました!
まだまだ,これから増えていきますが,とりあえず今の段階の一覧を大公開します!
参加申込受付は,ウェブは3月中旬,「月刊ナーシング」等では4月号からの予定です!


2010年
7月10~11日 (土・日) 東京
体位排痰法/スクイージング
宮川哲夫先生(昭和大学大学院教授)

7月18~19日 (日・月/祝) 大阪
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

7月25日 (日) 東京
臨床に活かすリンパ浮腫のケア
廣田彰男先生(広田内科クリニック院長)ほか

8月7日 (土) 東京
がん疼痛マネジメントの理解とケア
林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長) ほか

8月29日 (日) 東京
臨床に活かすリンパ浮腫のケア
廣田彰男先生(広田内科クリニック院長)ほか

9月5日 (日) 大阪
院内急変に強くなる
池上敬一先生(獨協医科大学越谷病院救命救急センター長・救急医療科教授)ほか

9月11日 (土) 東京
摂食嚥下障害のケア
鎌倉やよい先生(愛知県立大学看護学部教授)
馬場元毅先生(東埼玉病院附属清地クリニック 脳神経外科)

9月11~12日 (土・日) 京都
体位排痰法/スクイージング
宮川哲夫先生(昭和大学大学院教授)

9月19~20日 (日・月/祝) 東京
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

9月23日 (木・祝) 東京
排便アセスメントとケアの極意(コンチネンスケア)
西村かおる先生(日本コンチネンス協会会長)ほか

9月25日 (土) 大阪
がん患者の心に寄り添う緩和ケア
田村恵子先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長) ほか

9月26日 (日) 東京
院内急変に強くなる
池上敬一先生(獨協医科大学越谷病院救命救急センター長・救急医療科教授)ほか

10月2~3日 (土・日) 京都
電子カルテのための看護記録
古橋洋子先生(元・埼玉医科大学短期大学基礎看護学教授)

10月9~10日 (土・日) 高松
危険予知トレーニング(KYT)演習
杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専任リスクマネジャー/看護師長)

10月16日 (土) 東京
がん患者の心に寄り添う緩和ケア
田村恵子先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長) ほか

10月17日 (日) 京都
摂食嚥下障害のケア
鎌倉やよい先生(愛知県立大学看護学部教授)
馬場元毅先生(東埼玉病院附属清地クリニック 脳神経外科)

10月30日 (土) 大阪
がん疼痛マネジメントの理解とケア
林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長) ほか

11月28日 (日) 大阪
人工呼吸ケアに必要な基礎知識
廣瀬 稔先生(北里大学医療衛生医療工学科准教授) ほか

12月4~5日 (土・日) 東京
看護診断を読み解く!
中木高夫先生(日本赤十字看護大学教授)

12月5日 (日) 東京
人工呼吸ケアに必要な基礎知識
廣瀬 稔先生(北里大学医療衛生医療工学科准教授) ほか

12月11~12日 (土・日) 東京
電子カルテのための看護記
古橋洋子先生(元・埼玉医科大学短期大学基礎看護学教授)

2011年
1月9日 (日) 大阪
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)

1月22~23日 (土・日) 京都
看護診断を読み解く!
中木高夫先生(日本赤十字看護大学教授)

1月30日 (日) 福岡
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)

2月6日 (日) 東京
フィジカルアセスメント
山内豊明先生(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント分野教授)


※この情報は,2月19日現在のものです.
※セミナーの開催予定,日程,講師などは,今後予告なく変更になる場合もありますのでご了承ください.最新情報は,「月刊ナーシング」または,こちらのサイトでご確認ください.

ナーシング3月号発売です!

こんにちは、ナーシングのおしょうです~

今月も20日がやってきました。喜ぶ05

月刊ナーシングの発売日ですよ~!!その他05

今月もよろしくお願いしますその他04



今日からちょっとずつあったかくなるそうで、もうすぐですね~。
表紙も早くあったかくなれ~とばかりに爽やかになりました。
こんなガーデニングの素敵なお庭ほしいですね。

今月の総力特集は

医療事故の報道もされる昨今、軽視できない

「誤薬・誤投与を
防止する 
特集号」
です!

ちょっと余談。
今月号の特集タイトル、
当初はサブタイトルにある「知っておこう クスリのリスク」でした。
この言葉遊び、分子生命学だとパリンドロームというのだそうです。
(私はこの言葉を知らず、会議でパリンドロームといわれて、意味がわからずあせりました表情-汗
しか~し、言葉遊びもいいのだけども、
それに収まりきらない、いい特集になったということで特集タイトル変更となりました。

「似たような名称・外観に要注意!」では

薬剤師さんが選び出した、

薬のそっくりさんを一覧にしています。

取り扱いに注意が必要な薬のことも

ずらり!
正しい処方から薬が作用する仕組みも
わかりやすく解説しています。
患者さんにも看護師さんにも安全・安楽な環境づくりに役立つこと間違いなしです。

今月は谷津裕子先生の「質的看護研究」が最終回です。


テーマは

「質的研究と看護実践の密な関係」


研究データをどうまとめるのか、
データ分析から論文にまとめ上げるまでの流れを
コンパクトにまとめました。

この連載、書籍化が決定しました!

やさしく研究の手ほどきをしてくれる本を鋭意製作中です。
どうぞご期待くださいませ~その他02

ほかにも

患者に寄り添うナース力(りょく)


「ナースならではの“意思決定支援”とは?」


認定看護師から学ぶケアの極意


「乳がん看護 ボディイメージの変容へのケア」


など見所満載です。
ちょっと小話。4月号からは認定看護師の「ケアの極意」がパワーアップしますよ!
ご期待くださいませ~!

では、今月もどうぞナーシングをよろしくお願いいたします喜ぶ03

がん疼痛マネジメントセミナーin京都(2)

雪の京都で開催された「がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際」セミナーのつづきです.

午後は,山川宣先生(六甲病院緩和ケア科医師)による,薬物療法の基礎講義です.
この3ポイントを理解すれば,もうオピオイドは怖くない」を目標に,薬物療法を基礎から解説されます.薬物,とはこの場合いわゆる麻薬に相当することもあり,扱うナースにも,投与される患者や家族にもとかく「おそれ・誤解」があるのも事実です.正しい知識をもって正しく使うために知っておきたい知識がぎゅっとつまった時間で,参加者アンケートにも「勉強になった」という意見が多くありました.

ここまで,林章敏先生山川宣先生という2人のドクターによる講義です.
ここから「がん看護専門看護師」,実際のケアにかかわるナース2人による講義になります.

まずは,高橋美賀子先生聖路加国際病院)による「薬物療法時の患者・家族の指導と援助」です.
先ほどの「薬物(オピオイド)に対する誤解」を解消し,よりよいケアを提供するには,まず患者さんにも正しく理解してもらう必要があるわけです.そのための方法論を,まず患者さんや家族の気持ちに対するアプローチからお話しされます.

次に,小山富美子先生(近畿大学医学部附属病院)による「一般病棟・外来や在宅における疼痛ケアの実際」です.事例を中心に,疼痛ケアに役立つ看護技術を学んでいきます.
昨年10月の東京会場では,同じテーマを中村めぐみ先生(聖路加国際病院)にお話しいただきました.
(写真は,左から小山富美子先生,高橋美賀子先生,山川宣先生)

さて,4人の講師による講義内容というのは,緩和ケアにとって大切な「チーム」の考え方になっています.病棟,外来や在宅,そして医師と看護師.いろいろな角度から緩和ケア,そのなかでもとくに疼痛ケアについてさまざまな角度から理解することができたセミナーでした.

では最後に,参加者アンケートから!

◆参加者アンケートより
・とてもよくわかりました.当院にも緩和ケアチームがあればよいのに…と思います.
・林先生の導入がよかった.
・小山先生の「疼痛ケアの実際」は,明日からの患者ケアにすぐ活かせそうです.
・山川宣先生の話はユーモアも交えながらのお話だったので,とてもわかりやすかった.
・(高橋先生の講義で)オピオイドなどの必要性を十分に理解し,患者の不安を具体的に理解することで患者・家族が安心して疼痛コントロールができるのだと,改めて感じた.
・基本から実践,地域へと流れができていて,初心者の私でもある程度理解でき,興味がでてきました.
・「がん疼痛」1つに絞ったテーマで詳しく学ぶことができて,とてもよかった.
・自分が「痛みのレベルを聞くだけのナース」になっていたことに気づいた.目からウロコだった.



先生方,参加者の皆様,ありがとうございました!

/^o^\

移動中の新幹線より。

/^o^\フッジッサーン

新富士駅の手前あたり

「がん疼痛マネジメント」セミナーin京都

3週連続京都開催のセミナーレポート、今週は「国立京都国際会館」よりお送りします。


▲立派な看板を出していただきました。大きさの比較のためにスタッフを置いてみました。

実はこの日、日本海側は大雪となりまして、京都も見事な吹雪となりました。写真ではよくわからないかもしれませんが…。

▲雪の「宝ヶ池」もいいものです。が、ちょっと降り過ぎ!?

「雪の京都」といえばまた風流なもので、京都の方によれば銀閣や金閣がまた格別に美しいということです。

が、セミナー開催となると、やっぱり「電車が止まる&遅れる」ということで、会場までお越しになれない方がどうしても出てしまうのが心苦しいところですね。

さて、まずは林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科医長)による講義でスタートです。
がん疼痛とは何であるのかということから、緩和ケアの基本的なことまで解説をしていただきます。

午前中は林先生のご講義まで。ここでちょっと早めのお昼です。

会場がもぬけの殻に!? みんなどこ行っちゃったのー?

この会場は、昼食は別の場所に移動します。宴会場「さくら」でお昼の時間です。

……とここまでで、いったん中断です。
スタッフを京都に残し、私は新幹線に乗って東京へ。そう、明日の「フィジカルアセスメントを極める!」セミナー開催準備のため、東京のスタッフと合流です。

折からの大雪で、新幹線は徐行運転とのこと。京都駅を定刻に出発し、東京には15分遅れで到着できるようで安心しました。関が原あたりはすっかり吹雪で、新幹線は徐行で名古屋駅に向かいます。


▲新幹線の車窓から。関が原周辺です。新幹線の車体に雪が当たるパシパシパリパリという音が聞こえてきます。


このブログは新幹線の中で更新中です。これも一種のリアルタイム更新、ということで…。
(後から写真を追加しているうちに、浜名湖あたりまで来てしまいました。ここまで来るといいお天気、「のぞみ」らしい快走です。)

では、つづく(でしょう、たぶん)。

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