こちら21階ナース・ステーション!

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スキントラブルセミナー詳報!

スタッフである私ですら、テレビの教養情報番組を見ているかのような錯覚に陥りました。
安部正敏先生の繰り出すテンポのよいトークと、頭にピシピシ入ってくる知識の数々。そして、安部先生の講義をふまえて、症例をベースにケア方法を説明されるWOC認定看護師の内藤亜由美先生&松井佐知子先生

勉強って楽しい! と思わせられる、スゴい2日間でした。

東京会場レポートと併せて読むと、非常にわかりやすいかと思います。
リアルタイム更新のここここここ、そして記念写真もよろしくです。

1日目は、安部正敏先生(群馬大学大学院医学系研究科講師)の、皮膚に関する基礎知識です。10月の東京会場レポートで書いたように、扱うテーマは「皮膚科Dr.による解剖生理、病態、疾患概念、治療…の講義」なのですが、(昨年10月の東京会場と同じ表現で申し訳ないんですが)これが実に楽しいんですよ!

そして随所に散りばめられる、「今日からでもすぐに使えるワザ」の数々。

各テーマの最後に行われる、知識の確認クイズ。テストじゃありません。クイズです。
賞品もレベルアップしています。


▲安部先生による賞品紹介も! 「今回は、学研がんばったねー」

最高額の賞品は、なんと市価12,000円以上
(えー、次回の福岡会場で同等の賞品が出るかどうかはわかりません。先にお断りしておきます…。)

←「どれにしようかな~」



さらにさらに、安部先生のご手配によるスキンケアの商品サンプルもパワーアップ! 提供社様が1社増えました。

●サンプルご提供社様
常盤薬品工業株式会社(←New!)
株式会社ポーラファルマ
マルホ株式会社
持田ヘルスケア株式会社
(50音順)

(※これは京都会場の例です。2月13~14日の福岡会場で同じ試供品が配付されるとは限りません。というか、増えるかもしれません。)
(※あくまでご好意によって提供されておりますので、会場によってサンプルには若干の違いがあります。ご了承ください。)

えー、サンプルなんですが、写真を撮り忘れた、というか、写真を撮ろうと思って分けておいたものも参加者に配ってしまったということで、写真ありません…。メーカーさんごめんなさい。福岡はバッチリ取って(撮って)おきます。

で、この1日目にはハプニングもありまして、リアルタイム更新でお届けした「プロジェクタ故障」ですね。代替機に取り替えている間、安部先生のアドリブが炸裂(もちろん、スキントラブル関連です)。後から聞いた話ですが、学会で同じような状況に遭って、15分間「○○の△△はいかにして□□を××するか」という話でつないだというからスゴい。あ、伏字のところは、安部先生が大好きな鉄道ネタですからあしからずw


2日目は、
内藤亜由美先生(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻)による「全科共通&外科系病棟のスキントラブル対応と予防」と、
松井佐知子先生(群馬大学医学部附属病院看護部副看護師長)による「がん患者&内科系病棟のスキントラブルと対応と予防」です。
先にも書いたとおり、安部先生のお話を聞いて正しい用語や皮膚の知識がついていると、なおよくわかる…という構成です。

▲写真は内藤亜由美先生

参加者に配付された資料には要点がまとめられており、さらにスライドを使って実際の症例をもとにどんなケアをしたのか、どんな用品を使ったのか、経過はどうだったのか…という、ナースが日々出会う現場の情報が盛りだくさん。これまた、密度の濃い一日となりました。

豊富な症例とその対策には、参加者の皆さんもすっかり引き込まれ、出てきた商品名やケア方法を熱心にメモしている姿が印象的でした。

実際にどんな講義が行われたのか、というのは参加してみないとわからないものですが、ここはやはり参加者アンケートがいちばん如実に表してくれるのではないでしょうか。

東京のときは「楽しかった!」という意見が目立ちましたが、今回の京都はそれに加えて数の方がこんなことを書いてくれています。

2日間、まったく眠くならなかった!

2日間も座って講義を受けていれば、集中力の途切れる時間というのはあるものですね。しかし、それがなかったというから驚きです。

では、参加者の皆様の声をお届けして、レポートを〆ます!

★ 参加者アンケートより抜粋!
・皮膚科の基礎的な面から実際まで、どのテーマも興味深かったです。
・ 安部先生のお声がけによりサンプルをたくさんいただいたので、職場で検討してみたい。
・ 日ごろ、スキンケアに興味はありましたが苦手意識がありなかなか自信をもってケアができませんでした。セミナーを受けて実践に活かせると思いました!
・ (2日目のケア実例で使った物のうち、)病院においていない物もあるので、取り寄せながらやってみたいと思います。
・ 松井先生の講義にあった症例と同じような症例をみていたので、興味をもって話を聞くことができた。
・ 2日間にわたり、わかりやすいご講義ありがとうございました。とても引き込まれ、眠気・退屈さを感じさせず、あっという間の2日間でした。
・ クイズはとても楽しくてよかった!
・ 自分が知りたかった内容ばかりでおもしろく楽しかった。
・ 今までお金を払ったセミナーの中では、一番楽しくおもしろかったです。


もちろん、次回に向けて我々スタッフが課題にしなければならないこともお寄せいただきました。しかし、たくさんお褒めの言葉をいただくことができました! これも講師の先生方のお力ですね。ありがとうございます!

では、次回福岡会場でお会いいたしましょう!

【予告】スキントラブルセミナーin京都、大盛況!

このセミナーは、東京会場に続いてやっぱり大盛況のうちに終了しました!
ああっ、早くセミナーレポートが書きたいっ!
でも、もうこんな時間だ!(もうすぐテッペン回っちゃう!)
そして、今夜の東京は大雪だ! (2センチも積もれば東京では大雪です)

というわけで、セミナーの詳報は数日中にアップ予定です!
まずは取り急ぎ、このセミナーにご参加の皆様といっしょに、(これも東京と同様に)記念撮影をしてまいりましたので、その写真をアップします! ここに写っているのは参加者全員ではありませんが、安部先生の呼びかけに応えてくださった皆様、ありがとうございました!

この画像をクリックしてもいまいち大きくならないので、右側の「フォト一覧」の写真をクリックすると大きい写真が見られます。

写真には写っていない皆様も、2日間のセミナー参加ありがとうございました!

では、これは本当につづくので、いましばらくお待ちを!

いよいよ2日目! スキントラブル防止対策セミナー




【あらすじ】

順調に始まるかに思えたスキントラブルセミナーを、まさかの「トラブル」が襲う!
開催前日の新幹線を架線切断が!
講義中にプロジェクタ故障が!
相次ぐ困難を、講師・安部先生の機転とアドリブ戦法で見事乗り切ることができた学研ナーシングセミナーのスタッフに、いま2日目の開催を告げる日が昇る…。
……と思ったら京都はあいにくの雨模様で日の出はわからず! ともあれ、いよいよ京都リサーチパークを舞台に繰り広げられるセミナー模様、2日目開催直前!

会場は、先週に引き続いての京都リサーチパーク。
2日目は、WOC認定ナースによる、ケアと実例を中心としたお話です!

つづく (かな?)



ピンチ!

午前中の講義で緊急事態!

プ ロ ジ ェ ク タ が 壊 れ た !

消えては点き、そしてまた消えを数回繰り返し、とうとう代替機の登場となりました…。
会場の方の素早い対応でなんとか回復したものの、その間も(もう何がすごいって)

講 義 が 途 切 れ な い

という事実!

とっさにアドリブで関連テーマの解説を開始、参加者はシームレスに続く講義に傾聴……まさにあわてているのはスタッフだけという状況(あわてすぎてその後の司会がカミカミになる、だらしのない米倉であります…。そういう笑いのとり方はしたくなかったとです…)。

そして、この事態に動じることなく予定通りの時刻で終わって休憩に入るとか、もう神業ですよ安部先生…。

というわけで、講義は順調に継続中!

さて、この続きは明日になるかもしれませんが、まだまだつづく! (はず)

誰もが気になる!? スキントラブル

さあ今週もやってまいりましたセミナーレポート、今週も京都リサーチパークでの開催です。
テーマは、10月に東京で開催して大好評だった病態・処置別スキントラブル防止対策

ただいま、第1日目の安部正敏先生の講義が始まったばかりです!
(会場内から書いています…。)

今回はなかなかリアルタイム更新は難しいかもしれませんが、セミナーについて詳しくは前回のこの記事をご覧ください!
何より「楽しい!」と思えるセミナーですから、次のレポートでは会場の熱気をお伝えできればと思います。

つづく (といいなあ)。

【2日目】もうすぐセミナー終了のお時間です

2日間に渡るセミナーも、あと1時間ほどで終了です。
ご参加のみなさま、たいへんお疲れさまでした!

セミナーの最後はアンケート回収。いただいたご意見をもとに、2010年度セミナーをますますよいものにしていきます!

2月末には、今年度のセミナー開催スケジュールを公開予定です。ぜひご参加ください!
では、セミナー会場でお会いしましょう~。

【2日目】「看護診断を読み解く!」セミナーレポート

会場よりリアルタイム更新でお届けしておりますセミナーレポート、本日は昨日に引き続き「看護診断を読み解く!」京都会場の2日目となります。

さて、京都の会場はこちら、京都リサーチパークの中、4号館にありますバズホールということろです。

2日目の今日は、晴天に恵まれて気持ちのいい一日になりそうです。
こちらが入口。いらっしゃいませー。

 



2日目の講義は朝9:30開始です。
欠席者も少なく、参加者の熱意が伝わってくるようです。
2日目は、福岡会場と同様に領域9からの講義です。午後にかけて領域13まで進めて、2日間にわたるセミナーの終了となります。

さて。
ものごっついハイペースでなくなるのが、この

あめちゃん

気がつくと、カゴが空っぽ寸前になっているのです。その都度、補充してはいますが…。
そして、やはり季節でしょうか、受付で差し上げているマスクの減りも早いようです。このマスクは、以前に感染管理のセミナーの際に講師の先生に「三重構造のちゃんとしたサージカルマスク」と確認していただきました。

では、本日もがんばってまいりましょー!

【リアルタイム】看護診断を読み解く!【レポート】

さて、いよいよセミナーは1日目の午後の部へと入ります。
昼食休憩の時間には、東京、福岡に続きサイン会も行われました。



出だしはゆっくり……。

そして長蛇の列へ。

さて、それでは恒例になりつつある、中木先生と記念撮影!

現在は午後の部、領域4<活動/休息>まで進みました。ちょっと休憩を挟んでから、領域5へと進みます。今が昼食後のいちばん眠い時間ですね。この休憩でスッキリして、がんばってくださいね~。

【今週もリアルタイム】セミナー開催中!

全国125万の現役ナースの皆様、55万の潜在看護職の皆様こんにちは。
今週もまた、リアルタイム更新のセミナーレポートがやってまいりました。
リアルタイムはできるときとできないときがありますが、今回はまたやってみようと思います。

さて、ただいま開催中のセミナーは、先週の福岡会場に引き続き2週連続となる「看護診断を読み解く!」セミナーです。講師は日本赤十字看護大学教授中木高夫先生

会場は、京都リサーチパーク・バズホールです。

最初の講義では、NANDA-I分類法IIの13領域に入る前に、まずは「中範囲理論」の重要性についてのお話です。中範囲理論とは何か……というのは、この辺をご参照ください。
この辺じゃ足りない場合は、ぜひセミナーをご受講くださいw

さてさて、講義はまだ始まったばかりです。
リアルタイム更新、何回できるかなっと。

つづく(と思う)。

ナースに売れてる本! 新刊情報

みなさん,こんにちは.
今月も「月刊ナーシング」の発売日になりました.
雑誌は定期的に出ますが,書籍はいつ出るのかがなかなかわからないものですよね.
書店さんでの出会いが,本の出会いというのがほとんどではないでしょうか.最近は,ネット書店から「おすすめ」などの形で情報が届くので,本と出会う機会は格段に増えているとはいえ,ですね.

さてさて,その書籍の新刊情報をお届けします.売れ行きの良い人気シリーズの新刊ということで,大注目の新刊情報,ここでは2件ほどピックアップしてご紹介します!

まずは,「ベストナーシング」シリーズ最新刊!

がんの症状緩和 ベストナーシング
定価:2,520円(税込)
編集・田村恵子 先生(淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長)

NHK「プロフェッショナル」にもご登場の,がん看護専門看護師である田村恵子先生.「学研ナーシングセミナー」でも講師を務めていただき,大好評を得ました.臨床看護のミニマム・エッセンシャルを学ぶというコンセプトのもと,緩和ケアについて必携の一冊です!

そして,「ビジュアルブック」シリーズ最新刊!(2月発売)

循環器疾患ビジュアルブック
予価:3,150円(税込)
監修:落合慈之 先生 (NTT東日本病院長)
編集:大西 哲 先生 (NTT東日本病院循環器内科部長)
田鎖 治 先生 (NTT東日本病院心臓血管外科部長)


さまざまな書店さんの医書・看護書売れ行きランキング上位に居続ける「ビジュアルブック」シリーズの第3弾が,2月に発売になります! 「消化器疾患」「脳神経疾患」に続き,驚きの価格と内容でお送りするビジュアルブック,今後も続刊予定です!

お求め・ご予約は,医書・看護書お取り扱いのある書店さんで!

ナーシング2月号発売日です!

みなさまお久しぶりです、ナーシングのおしょうです。
今年もよろしくお願いいたします。


さて、今年第1弾の

「月刊ナーシング2月号」
ができました!

今月の表紙のイラストもかわいく、完全猫猫派の私としては
黒猫がいるのがポイント高いです喜ぶ02
米倉さんが言っていたようにいまもあり地獄表情-青ざめにいるのですが、
この号が出たので、あり地獄のふちあたりまで移動できたような気分表情-ニヤリです!






さて、30周年を迎えた「月刊ナーシング」
今年最初の特集は総力特集!

「スキントラブル完璧攻略法」です。

こんな事例








それに対するケア法&







グッズ



しっかり掲載されています。
スキントラブルに困っているあなたに役立つはずハート



今月は他にも
実践! コミュニケーション術

「感情に対するアプローチ」

滴いや~な思い台風をしたときのためのとっておきスキルを紹介!


TryTry Try


「酸素マスクによる皮膚トラブル予防方法の検討」

実際に病院で行われている対策法を写真つきで紹介しています。


谷津裕子の質的看護研究

「質的研究論文における考察の書き方」

看護師といえど、ときに必要な論文の書き方レクチャーです。

など看護に役立つ情報が満載です。


今月号もぜひよろしくお願いいたします~!

【2日目】いよいよセミナー終了です!【リアルタイム】

中木高夫先生の講義もひと通り終わり、いよいよ最後の質疑応答の時間となりました。

最後なので、ついに会場内からの更新です。

この質疑応答が終われば、2日間にわたるセミナーも終了です!
ご参加のみなさま、おつかれさまでした!

この「看護診断を読み解く!」セミナーは、2週連続開催となります。
来週、2010年1月23~24日は、京都会場です。こちらは、実はすでにほぼ満席なので、ご希望の方は電話でお問い合わせを!
◆パソコンはこちら
◆携帯はこちら

ではでは、このブログにも、そしてセミナーにも、みなさまのご意見・ご感想をお待ちしております!

【2日目】リアルタイム! セミナーレポート

福岡で開催中の「看護診断を読み解く!」(講師:中木高夫先生)セミナー会場より、本日もリアルタイムでお届けします!

1月17日、大学入試センター試験同様にこちらも2日目となります。
朝9:30より、講義が始まったばかりです。

2日目は、引き続きNANDA-Iの分類法II・13領域のうち、領域9~13を学習していきます。
写真は領域9<コーピング・ストレス耐性>の講義中ですね。

写真だと、1日目とどこが違うのかわかりませんね…。

ところで、会場は福岡ソフトリサーチパーク2階にあります。
2月には、同じ会場で「スキントラブル防止対策」セミナーを開催しますので、九州・中国地区の皆様、ぜひお越しください。

入口を入り、正面のエスカレータか階段で上がれば、会場はすぐそこです。

リアルタイムレポートはまだまだ続く…のかな?

To be continued !

セミナー会場からリアルタイムでお届けします!

これもまた初めての試みですね。
今日はなんと、セミナー会場からのリアルタイム更新です。

はい、ただいま私は福岡市の百道浜にある、福岡ソフトリサーチパークに来ています。
ただいまこの会場では、日本赤十字看護大学教授で、NANDA-Iの訳者でもある中木高夫先生による「看護診断を読み解く!」というセミナーが、今まさに開催中です。

会場はこちら、福岡ソフトリサーチパーク SRPホールです。

 

このセミナーは、NANDA-Iの13領域のそれぞれについて、くわしく・やさしく解説していくことによって看護診断の理解を深めるというものです。2日間に渡る充実の講義となっており、明日も同じ会場での開催となります。
第1日目は、NANDA-Iの概論的なお話と、領域1~8までを学習します。月刊ナーシング編集部のK.Kくんによれば、第1日目のキモは領域5~7である、とのことです。1日目の午後は重要な時間ですね。

↑会場の模様をライブでお届けしますw

さて、このセミナーには指定のテキストがありまして、それがこの「看護診断を読み解く!」です。NANDA-Iの改訂に対応し、「NANDA-I2009-2011準拠」の最新刊です。

「NANDA-I 2009-2011準拠 看護診断を読み解く!」
中木高夫・著
定価2,940円(税込)


東京会場でも行いましたが、お昼休みには“新刊発売記念!”中木高夫先生のサイン会を行いました!

 

ごらんのとおり、ながーい行列ができてしまいました。
少々時間をオーバーしてしまいましたが、中木先生は並んだ方すべてに丁寧にサインをされました!


中木先生といっしょに!

(東京会場の写真を楽しみにお待ちの参加者の皆様、遅くなっていて本当に申し訳ありません…近日アップ予定です!)


第1日目の今日は、夕方の5時まで休憩を挟みつつじっくり学習です。明日、第2日目の模様も(できるだけ)リアルタイムでお届けします!

To be continued !


+   +   +

まさか本日ご参加の皆様も、講義中に受付でこんなこと(=ブログの更新)が行われているとは…と驚かれているかもしれません。せっかくのリアルタイム更新なので、もし、開催中にこのブログに気づいたら受付にお越しください(そこにいる男が犯人?です)。
「私も中木先生と写真を撮って、ブログに掲載を」などなど、リクエストにはできる限りお応えしたいと思います。

ここで恒例の受付写真です。

8週間連続11セミナー

みなさま,たいへんお寒うございます.
東京はここ数日で,寒さの度合いが「寒い」から「チョー寒い」に変化しました.日本海側では大雪だそうですが,みなさまいかがお過ごしでしょうか.

さて,この寒い中ではありますが,セミナーの開催状況はたいへんホットです.
タイトルの通り,8週連続,週末と祝日だけを使ってセミナーを12回開催します.
このうち,東京開催という,在京出版社的に言うところのホームゲームが3回しかないという,かつて阪神タイガースがやっていた「死のロード」と同じような状況となるわけです.
ああそういえば今年は寅年でしたね.…関係ないか.

しかし,参加申込数も多く,満を持しての開催となります.既に満席のものもありますが,まだまだ間に合うものもあります.
さあ,寒い冬,ホットな学研ナーシングセミナーに来てあったまろうぜ!(←言葉の意味はよくわからんが,とにかくすごい熱気だ)

星8週連続! 真冬のホットなセミナーたち星

2010年
1月10日(日) 東京「経腸栄養法を導く栄養アセスメント&ケア」(終了)
1月11日(月・祝) 大阪「山内豊明先生の フィジカルアセスメントを極める!」(満席・終了)
1月16~17日(土・日) 福岡「看護診断を読み解く」
1月23~24日(土・日) 京都「看護診断を読み解く」
1月30~31日(土・日) 京都「病態・処置別 スキントラブル防止対策」

2月6日(土) 京都「がん疼痛マネジメントの理解とケアの実際」
2月7日(日) 京都「PSスキルアップセミナー」
2月7日(日) 東京「山内豊明先生の フィジカルアセスメントを極める!」(満席)
2月13~14日(土・日) 福岡「病態・処置別 スキントラブル防止対策」
2月21日(日)
京都「経腸栄養法を導く栄養アセスメント&ケア」
2月27~28日(土・日) 東京「体位排痰法・スクイージング」

と,これだけ続くのです.
さあここまで見て「11個しかない」と気づいた方はすごい.
12個目は,2月から7回連続開催の「看護研究論文実践セミナー」の1回目です.

2月11日(木・祝) 東京「看護研究論文実践セミナー」

こちらは「1年かけて,看護研究論文を仕上げて学会発表を目指す!」という,一味違ったセミナーです.

さて,なかなかセミナーレポートを更新できなくてたいへん申し訳ないのですが,来週こそはレポート書きます

ちゃんと準備はしてるのよ,というアリバイじゃないんですが,それでは1月11日に大阪で行われたセミナーレポートの一部として,写真を一枚だけ先行アップしておきます.

また飲んでますかそうですか.
レポートは,こういうのだけじゃなくてちゃんと中身もありますので…….

【遅い】謹賀新年【遅い】

みなさま,新年あけましておめでとうございます.
とっても遅くなってしまいましたが,ようやく新年のごあいさつをすることができました.
久しぶりの更新です.みなさま,たいへん

うまたせいたしました(←寒い……しかし,これが本日のテーマであります).

さて,そういえば初めてかと思いますが,今回のこのエントリはスタッフのしょうもない日記であります.…そこで今「戻る」ボタンを押そうとしている大勢の皆様,ぜひ思いとどまっていただいて最後までおつきあいいただければ幸いです….

皆様は年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか.
わが家には,ここ数年の恒例となっている「TCK訪問」があります.TCKというのはですね,

東京(Tokyo) シティ(City) ……










競馬(Keiba)

の頭文字です.
トーキョー・シティまではいいのに,最後で台無し感あふれるオチがつくという素敵な施設です.

別名(というか本名)大井競馬場.(別にシティでもないような場所にありますが)私の住まいから近いこともありまして,子連れで競馬場に行って昼間っからビールをかっくらうという,それはそれはたいへんに乙な休日のお出かけスポットとなるわけです.

とはいうものの,大井競馬場はバブル期に競馬のイメージをガラリと一変させる「トゥインクルレース」を開催し,湾岸のオシャレスポット化した歴史があります.それ以来,実はカップルや家族連れにもたいへんやさしい施設となっています.

おすすめは「内馬場」です.
ここにはちょっとした遊具のある公園もあり,子どもを遊ばせることができます.また池にはたいへんに飢えた鴨が群れをなしており,賞味期限切れのパンなどをちぎってばら撒くと鴨やら池のコイやら,しまいには東京湾のカモメまでもが寄ってくるという,なかなか愉快な体験ができます.
また内馬場にはケンタッキーフライドチキンの出張店舗や売店があり(,どこでもビールが買え)ます.さらに授乳室やおむつ替えスペース,トイレなどもたいへんきれいに整備されているようです.

暮れになると,大きなレースがあるようなのですが,

それはまあどうでもよくて,この時期はファミリー向けのイベントを開催してくれるのです.
内馬場では,ポニーの乗馬体験や,ミニチュアホースとの触れ合いを楽しめます.

目当ては,本馬場を白い馬車の乗って走る「スタークルージング」(の昼間バージョン)なのですが,これが3組限定という狭き門で,なかなか抽選に当たりません.

というわけで,大井競馬場で(抽選に)負けて「当たらずに」帰る(ある意味競馬場から帰る人の大部分と同じ境遇ではありますが…)と,わが家の1年は終わります.


実は私の前・所属部署でもこのようなブログを書いておりまして,過去にも同じようなことを書いています.
http://oha-aka.kurasse.jp/blog/264.html


さて,初めて看護とまったく関係のない内容となってしまいましたが,今年はこれまでより以上にがんばって更新したいと思います(意気込みはあるのです.ないのは時間…).

今年もどうぞよろしくお願いします!!

看護診断ってNANDA! 中範囲理論ってNANDA!

と,わかる人にはわかるベッタベタの駄洒落ではありますが,本当のところ「看護診断」って難しい,とか,よくわからない…,と思っているナースの方は多いのではないでしょうか.

そこでおすすめなのが,この新刊2点です!

2009-2011 NANDA-I準拠
看護診断を読み解く!


中木高夫・著
定価2,940円(税込)

「NANDA-I 看護診断の2009-2011版に準拠し、分類法Ⅱの全体像およびその成り立ちと構造を解説するとともに、個々の看護診断をそれぞれの理論的背景とともに読み解く。看護診断の理解を深めるには必須の解説書。」(書籍紹介より)

+ + +
NANDA-Iの訳者でもある中木高夫先生が,看護診断の13領域をやさしく解説NANDA-I改訂についての解説,そして「中範囲理論」の重要性にも触れています.



……というわけで,もうひとつのおすすめは中範囲理論の新刊!

看護 診断のための
よくわかる中範囲理論


黒田裕子・著
定価2,940円(税込)

「中範囲理論とは,看護師の思考過程上の問題を打破するために必要とされる知識である.本書では,看護診断に深いつながりのある理論について取り上げる.中範囲理論を入口として,看護診断の諸概念を体系的に理解を深めることのできる一冊である. 」(書籍紹介より)

+ + +
看護診断をより深く理解するためには,中範囲理論は欠かせない概念となっているようです.

この2冊で,2009年に改訂されたばかりのNANDA-I看護診断の理解を深めてくださいね~.

月刊ナーシング1月号は12/19発売!

全国125万の現役看護師の皆様,そして55万の潜在看護職の皆様,こんにちは.
月刊ナーシングの発売告知,今回は編集部のおしょうさん(和尚さんみたいだなー)が年末進行のアリ地獄にはまって出てこられませんので,代わってセミナー担当の米倉がお届けします.

セミナーレポートも大いに滞っている今日このごろ,そちらはしばしお待ちくださいませ.

さあ,月刊ナーシング2010年1月号です.

12月19日 in store!
定価1,200円(税込)


特集は人工呼吸器Q&Aです.換気モードやアラームなど,苦手意識の強い人工呼吸器に強くなれる,臨床にすぐに役立つ大特集.ちょうど,この「ひとつ前」のエントリが人工呼吸セミナーのレポートですね,そういえば(←それはレポートが遅れているからです).

くわしい内容は,アリ地獄から出てきたころにおしょうさんにお願いするとして,この表紙を見て何かお気づきになった方はいらっしゃいますか?

……どうですか?


………もう一度上の表紙をじーっと見て……


………………お気づきになりましたか?


そう,表紙のイラストが変わったんですね.
先月号と比べてみると….

(あ,でも動物はどこかにいるわけですね.)

そして,もうひとつのトピックは,

そう,月刊ナーシングは,2010年で創刊30周年を迎えます!
来年は30周年を記念した「何か」を森編集長が企んでいるようです.おそらく皆様にもご参加いただけると思いますので,毎月キッチり月刊ナーシングを読んでお待ちください!

お求めはお近くの看護書取り扱い書店さんで!

人工呼吸器なんて怖くない!?

やっと更新のセミナーレポート。
追いついたと思ったら、また引き離されてしまいました…。

というわけで、11月8日に東京で開催された、

人工呼吸ケアに必要な基礎知識

のレポートです。

10月25日の大阪会場と同様の展開ですが、タイコヘルスケアジャパン様の講師が古川容子先生に替わりました。しかし講義内容の基本形は同じ、しかも石川陽子先生と同様に、現場を経験した看護師さんならではの視点で、たいへんわかりやすくご講義いただきました。

写真はそれぞれ、
大塚将秀先生
(肺の構造と機能,人工呼吸の生理)

廣瀬稔先生
(人工呼吸器の基本操作とアラーム原因&対処法)



岸本裕充先生
(VAP予防のためのオーラルケア)、



古川容子先生
(患者の看護ケアのポイント)

です.

会場内では、大阪同様、タイコヘルスケアジャパン様の人工呼吸器の展示を行いました。

せっかく機械があるのだから,展示だけでなく講義で使っては…というご意見もいただきました.
まったくそのとおり,今後の我々の検討課題とさせていただいています.
多くのメーカーから多種多様な機種が出ていることもあり,なかなか考えどころなのです….

さて,恒例(というか,あったりなかったり)の受付写真です.


人工呼吸器関連の図書のほか,当社の新刊「ビジュアルブックシリーズ」が人気でした.

質疑応答は,先生方にそろってお答えいただきました.大塚先生は他にご予定がありましたので,講義終了直後に質疑応答を行いました.

それでは,このセミナーに参加された皆様から寄せられた感想をご紹介します.

★参加者アンケートより

・人工呼吸器について苦手意識が強かったが,少し自信を持って扱うことができると思う.また,病棟内で口腔ケアについても悩むことが多く,いろいろな疑問の回答が得られてよかった.
・解剖もわかりやすく,口腔ケアについては大変興味があり.今後病棟で活用できそうだと感じた.
・解剖生理から呼吸器の管理,Ns.の役割まで流れで学ぶことができてわかりやすかった.
・とくに看護ケアのポイントやオーラルケアについては,すぐにでも実践できる内容と知識が得られました.


東京会場のアンケートでは,それぞれの講師についても感想を書いてくださる方が目立ちました.

大塚先生の講義はとてもわかりやすく理解できました.できればその他のこともいろいろ大塚先生に講義していただきたいです.
廣瀬先生の講義,わかりやすくよかったです.
古川先生の臨床経験を交えてのお話が参考になりました.
岸本先生の口腔ケアについての講義がわかりやすく,また興味深かったです.


どの講義もみな興味深かったが,とくに……という書き出しの方がほとんどでした.
ご参加の皆様の気になっていたところを解決されたようで何よりです.

また,すべての先生について書かれたこのご意見↓,うれしい感想をありがとうございます.

・内容も話し方もたいへんわかりやすく,受講したかいがありました.

「受講してよかった」と言っていただけるのが,なによりの喜びです…….

さて,この人工呼吸器セミナーは,医師,臨床工学技士,歯科医師(歯科口腔外科),看護師という4職種からなる講師陣で開催しました.そのため,人工呼吸ケアについて幅広く学ぶことができたのではないでしょうか.なかでも,臨床工学技士さんというME機器のプロフェッショナルのお話というのは,病棟ではなかなか聞く機会が少ないかもしれませんね.また同様のテーマでの開催のときも,今回以上に皆様のお役に立てるセミナーにしてまいります!

さて,最後はやっぱり

スタッフ全員で「いいセミナーだったなぁ」とかる~く一杯.
かる~く,ね.
本当ですってば.

★学研ナーシングセミナー 2009年度後半の開催ラインナップはこちら
※携帯はこちら

認知症のケアとは!? 11/3セミナーレポート!

やっと少しずつ追いついてきましたセミナーレポート,いよいよ11月分です.
2009年11月3日(火・祝),大阪で開催となりました, 

認知症の理解とコミュニケーション技法&ケアの実際

8月9日に東京の秋葉原で開催したセミナーの,大阪会場となります.
内容は概ね同じですのでこちらの記事を見ていただくとして,講師の先生が次のとおりとなります.

清水裕子先生 (香川大学医学部看護学科教授)
峠 哲男先生
(香川大学医学部看護学科教授)

大阪会場では,ドクターの立場からの講義を峠先生にお願いいたしました.清水先生と同様に,峠先生の穏やかな語りに,日ごろ認知症ケアに携わっていらっしゃる参加者の方からは「癒された」という感想もいただきました.

▲峠哲男先生
今回もまた,写真を撮る余裕があまりなく,仕方ないのでセミナー案内チラシからの転載で…….

さて,このセミナーの最大のポイントでもある.模擬患者さんを交えての演習です.
大阪会場では,香川大学医学部SP研究会様のご協力を得て,東京と同様のペースで演習が進みます.このロールプレイを見た後,参加者の方は……

★参加者アンケートより
・模擬患者とのロールプレイでは,日ごろの自分の関わりあい方を考えさせられたので今後の参考にしていきたいと思います.
・ロールプレイを見せてもらい,毎日看護をしている自分自身の反省と気づきが多かった.
・忙しくても,業務に流されることなくゆっくり話を聞く機会を持ちたいと思った.


ロールプレイを見ながら「自分はどうだろう」と考えるきっかけになったという感想を,東京・大阪の両会場でいただいています.

さて,このセミナーの最後に,指定テキストの「認知症ケアブック」を使っての講義があります.

日ごろの認知症ケアで出会うシーンを症状別に取り上げ,その対応方法をケースステディ的に理解できると好評な書籍で,書店さんでの売れ行きもたいへんよい本です.(余談ですが,テーマの異なるセミナー会場で展示しても,この本をお求めになる方がけっこういらっしゃいます.)

この本の著者である清水裕子先生が,それぞれのシーンについて詳しい解説を加えていき,峠先生がそれぞれの場面での病態についての補足をしていく……テキストを使用することで,いくつもの事例研究のエッセンスを知ることができ,日ごろの看護に「迷っていた」方へのたすけになったようです.また,東京会場では「(看護のテキストの)著者の方から,本に込めた思いを聞くことができて,新鮮だった」というご意見もいただきました.

大阪会場では,この話の流れの中で,(参加者との質疑応答とも関連して)「認知症者の看取り」についても触れられました.多くの参加者の方が,「(医療者としてだけでなく)人としての関わりを考えることが必要」だと感じられたセミナーになりました.

(セミナー担当・米倉)


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