HOME » 臨床工学
全42件中 31~40件
医療専門職や学生の皆さんの中には,高校までに一度は物理学を勉強したものの,計算問題を解くばかりで面白さを感じることなく嫌いになってしまった方も多いのではないでしょうか.物理学に苦手意識をもつ人が,楽しく勉強してもう一度物理学に入門したくなる本を目指しました.医療機器を扱う臨床工学技士だけでなく,医師・看護師・臨床検査技師や,これらの医療専門職を目指す学生さんにおすすめの一冊です.
血液浄化療法に関する機器,装置は多岐にわたっており,血液浄化装置の操作とメインテナンスには多くの知識が必要とされます. 本書では,血液浄化療法の変遷から水処理装置の原理,透析液原液の製作と装置,各種監視装置,血液浄化装置の運用,メインテナンスなどについて,専門の先生に基礎から実際まで,わかりやすく解説していただきました.また,病院内における施設の管理,関連法規などについてまで記述されています. 血液浄化装置のメインテナンスに関わる,臨床工学技士に必携の一冊です.
昨今,医療事故が多発し問題になっています.その中には,「ヒューマンエラーにより生じた原因」による事故もあり,ヒューマンエラーを防ぐことが重要になります.本書では,医療機器(人工呼吸器,血液浄化装置,人工心肺装置)使用中のヒューマンエラー事例を取り上げ,「どのようなヒューマンエラーが起こったのか」「どのように対処したのか」「このヒューマンエラーを防ぐにはどうしたらよいのか」について解説しています. 医療機器を使用することの多い,看護師,臨床工学技士にお薦めの一冊です.
日本の維持透析患者は,透析歴が長い・高齢者が多い・糖尿病性腎性由来の患者が多いことなどが特徴で,これらは閉塞性動脈硬化症(ASO)を起こしやすい要因となっています.ASOは透析患者の生命予後に大きく影響しています.また,ASOによる組織の壊死のため,現在,全透析患者の2%で肢切断が行われていますが,患者のQOLを保持するために,救肢に全力を向けることが必要となっています. 本書では,維持透析患者のASOについて,診断から治療まで解説し,最新の幹細胞治療,遺伝子治療についても取り上げました.
救急医療では,救急車で運ばれてきた患者の治療のため,重症度の評価に各種モニタリングシステムが重要となります.本書では,おもに研修医のために,救命救急センターでのモニタリングシステムの成り立ち,各種モニタリング機器について解説しました.取り上げたモニタリング機器は30種余り,それらを呼吸器系,循環器系,代謝・体液系,中枢神経系,その他に分類し,理解しやすく構成しました.救急専門医のみならず,看護師・臨床工学技士・臨床検査技師・診療放射線技師などに,日常診療で役立つ内容です.
超ロングセラー『メディカルスタッフのためのコンピュータ入門』を,時代の進歩に合わせて全面改訂しました.医療分野で必要なコンピュータ技術,インターネットをはじめとするIT技術,パソコン操作の実際などを平易に解説.さらに現場の実務ですぐにパソコンが使えるように,Word,Excel,PowerPoint,FileMaker Proの基本機能と操作をわかりやすく解説しました.