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最新の第44回試験問題(令和5年実施)を含め,過去5年分の「第2種ME技術実力検定試験」問題について解説した過去問題集.
日本アフェレシス学会編集で、体外循環技術により血液関連因子を分離除去する「アフェレシス」のすべてを解説した。
血液浄化療法に関する機器,装置は多岐にわたっており,血液浄化装置の操作とメインテナンスには多くの知識が必要とされます. 本書では,血液浄化療法の変遷から水処理装置の原理,透析液原液の製作と装置,各種監視装置,血液浄化装置の運用,メインテナンスなどについて,専門の先生に基礎から実際まで,わかりやすく解説していただきました.また,病院内における施設の管理,関連法規などについてまで記述されています. 血液浄化装置のメインテナンスに関わる,臨床工学技士に必携の一冊です.
昨今,医療事故が多発し問題になっています.その中には,「ヒューマンエラーにより生じた原因」による事故もあり,ヒューマンエラーを防ぐことが重要になります.本書では,医療機器(人工呼吸器,血液浄化装置,人工心肺装置)使用中のヒューマンエラー事例を取り上げ,「どのようなヒューマンエラーが起こったのか」「どのように対処したのか」「このヒューマンエラーを防ぐにはどうしたらよいのか」について解説しています. 医療機器を使用することの多い,看護師,臨床工学技士にお薦めの一冊です.
日本の維持透析患者は,透析歴が長い・高齢者が多い・糖尿病性腎性由来の患者が多いことなどが特徴で,これらは閉塞性動脈硬化症(ASO)を起こしやすい要因となっています.ASOは透析患者の生命予後に大きく影響しています.また,ASOによる組織の壊死のため,現在,全透析患者の2%で肢切断が行われていますが,患者のQOLを保持するために,救肢に全力を向けることが必要となっています. 本書では,維持透析患者のASOについて,診断から治療まで解説し,最新の幹細胞治療,遺伝子治療についても取り上げました.
救急医療では,救急車で運ばれてきた患者の治療のため,重症度の評価に各種モニタリングシステムが重要となります.本書では,おもに研修医のために,救命救急センターでのモニタリングシステムの成り立ち,各種モニタリング機器について解説しました.取り上げたモニタリング機器は30種余り,それらを呼吸器系,循環器系,代謝・体液系,中枢神経系,その他に分類し,理解しやすく構成しました.救急専門医のみならず,看護師・臨床工学技士・臨床検査技師・診療放射線技師などに,日常診療で役立つ内容です.