婦人科疾患の鑑別診断のポイント
産婦人科の画像診断では、全く異なる疾患が類似の所見を呈することがある.そこで本領域のエキスパート達が,部位・所見別39項目から「鑑別診断リスト」を中心に,診断のストラテジー,ポイントをまとめた,今すぐ臨床に役立つ本格的な鑑別診断書.
【編著】
山下康行(熊本大学大学院生命科学研究部放射線診断学分野)
【主な目次】
第1章 子宮体部
子宮筋層の充実性腫瘤(限局性)の鑑別/子宮体部の嚢胞性病変の鑑別 ほか
第2章 子宮頸部
子宮頸部の充実性腫瘤の鑑別/子宮頸管内腫瘤の鑑別 ほか
第3章 腟・外陰
腟病変の鑑別/外陰部病変の鑑別 ほか
第4章 付属器および付属器外
付属器の単房性嚢胞性腫瘤の鑑別/付属器の多房性嚢胞性腫瘤の鑑別 ほか
第5章 妊娠関連
周産期にみられる付属器・子宮腫瘤の鑑別/ 産科出血(分娩前,周産期・産褥期) の鑑別 ほか
第6章 その他
原発性無月経の鑑別/子宮奇形の鑑別 ほか