画像による病変の由来部位の診断
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南 学(筑波大学医学医療系放射線医学)
【内容説明】
画像診断において由来臓器・コンパートメントの決定は,その後の鑑別診断を180度変えてしまいかねない重要のステップである.古くから確立したものから新しい考え方まで,頭部,頭頸部,胸部,腹部など全身の部位ごとに由来診断を解説!
【主な目次】
第1章 中枢神経
テント上を中心に脳表から頭蓋骨 −intraaxial vs. extraaxial−
● 神谷昂平,國松 聡
テント上,脳室から脳室周囲 ● 松木 充
テント下 ● 松島理士
眼窩・頭蓋底・トルコ鞍周囲 ● 住田 薫,森 墾
第2章 頭頸部
傍咽頭間隙,口腔底,舌骨下頸部 ● 檜山貴志,関谷浩太郎ほか
第3章 脊椎・脊髄腔
髄内,硬膜内髄外,硬膜外および脊椎 ● 増本智彦
第4章 胸部
縦隔 ● 負門克典
肺・胸壁● 杉浦弘明,陣崎雅弘
第5章 腹部
上腹部 ● 市場文功
後腹膜腔 ● 宗近次朗,竹山信之ほか
下腹部 ● 渡谷岳行
第6章 骨軟部
骨 ● 常陸 真,江原 茂
軟部組織 ● 青木隆敏