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HOME » 画像診断 » 2016年11月号

画像診断 Vol.36 No.13 2016年11月号

サイズ:
B5判
定価:
2,640円(税込)
発行年月:
2016年10月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0084-0
ISBN_13:
978-4-7809-0084-2

脳腫瘍WHO2016

―読影のための実践講座―

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【特集】
序説 ● 井田正博

1. WHO分類の変遷
 WHOによる腫瘍分類は1950年代にその歴史が始まる.WHOに病理診断および病理用語に関する委員会executive boardが設立され,その中に脳腫瘍分類の専門委員会consultation boardが置かれ,脳腫瘍病理の症例検討が開始された.その集約として1979年にWHO脳腫瘍分類第1版(WHO1979)が刊行される.第1版の表題は“Histological Typing of Tumors of the Central Nervous System”で古典的な形態学的分類(HE染色や鍍銀染色,細網染色を主とする光学顕微鏡形態分類)に基づく.神経上皮性腫瘍の中でグリア細胞由来の脳腫瘍に,“グリオーマ(glioma)”と命名したのは,Virchow RLK(1821〜1902)である.WHO分類以前の脳腫瘍分類にはBailey & Cushingの分類があり(1929年),Cushing HW(1869〜1939)によりastrocytoma,glioblastoma multiforme,oligo­dendro­glio­ma,ependymoma,medulloblastomaの命名が登場する.glioblastoma multiformeはglioblastomaに変更されたものの,これらは第1版から現在も踏襲されている命名,分類である.その後,Mayo ClinicのKernohan JW(1896〜1981)により,神経膠腫のgrading分類(I〜IV)が発表され,臨床的な悪性度分類としてWHO1979においても,このgrading分類がWHO gradingとして掲載され,現在でも診断に利用されている.



WHO2016:主な改訂ポイント ● 小森隆司
放射線診断専門医に必要な脳腫瘍病理 ● 増井憲太,小森隆司
星細胞系腫瘍,乏突起膠細胞系腫瘍 ● 阿部香代子
その他の星細胞系腫瘍,神経細胞および混合神経細胞・膠細胞系腫瘍
● 入江隆介,萩原彰文ほか
脳室内およびその近傍の腫瘍 ● 麦倉俊司,金森政之ほか
松果体部腫瘍 ● 門田善仁,平井俊範
中枢神経系原発悪性リンパ腫 ● 村上佳菜子,野口智幸ほか
転移性脳腫瘍 ● 田岡俊昭
神経膠腫を中心とした脳腫瘍治療後の評価
● 高橋洋人,渡邉嘉之

【連載】
すとらびすむす
私って人工知能時代向き? ● 平井都始子

画像診断と病理
膵内副脾の類表皮嚢胞 ● 原 佑樹,佐野勝廣ほか

ここが知りたい!
画像診断2016年6月号特集
「知っておきたい膝関節のMRI」
● 福庭栄治,岡崎成弘

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
膝関節のMRI ● 青木隆敏

CASE OF THE MONTH
Case of November ● 岩佐 瞳,田村泰治ほか
The Key to Case of September ● 仰木健太,田所導子ほか

救急CT診断演習
第3回 発想の転換 ● 木口貴雄

Refresher Course
慢性肝疾患における乏血性肝細胞性結節の画像診断とその取扱い
● 佐野勝廣,市川智章