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HOME » 画像診断 » 2014年9月号

画像診断 Vol.34 No.10 2014年9月号

サイズ:
B5判
定価:
2,640円(税込)
発行年月:
2014年08月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0058-1
ISBN_13:
978-4-7809-0058-3

エキスパートの診断過程を学ぶ腹部画像診断

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序説 ● 佐藤秀一

 筆者たちが画像診断を始めたころと違い,最近は教科書や画像診断の雑誌が充実しており,簡単に基本的な事項が学べるようになった.若手の優秀な先生は絵合わせのように,ある画像の1所見から鑑別疾患をずらずらと“5個以上”挙げることができるが,時に的外れな疾患まで挙げてしまうことがある.いわゆるsnap diagnosisは特異的な所見では有用だが,分析的な判断が必要な場合には対応しきれない.その対応策は深く画像所見を分析し,鑑別診断を絞っていくことであるが,この点に関して今の教科書は十分対応していないのが現状である.
 症例の異常所見をどのように取捨選択し,組み合わせ,“1枚の絵”として完成させるかという過程は“画像診断の醍醐味”でもあるが,正しい選択ができなかった場合には間違った診断に至ってしまう.また,カンファレンスでエキスパートの先生が“どのように考え,どう診断したか?”は不明なことが多く,誰しももっとよく知りたいと思ったに違いない.
 そこで,珠玉の症例を通してエキスパートの先生方がどのように考え,いかに鑑別疾患を絞って診断していくのかという過程を学べたらよいのではないかと思い,今回の企画をした.執筆者はあえて腹部の専門家ではなく,多様な疾患に精通している超一流のgeneral radiologistを選ばせていただいた.読者の先生方に,多くの症例を通して「このように診断していくのか!」「このような考え方もできるのか!」を体験してもらいたいと思っている.
 書き方は先生方にお任せしており,そのため統一性に欠けたり,題名も種々であるが,特集の性質上,ご理解願いたい.読み終わった後は,これまで以上の満足感を得られるに違いない.この特集で“画像診断の学び方・考え方”を知って,「画像診断はこんなに面白いのですね!」と思って貰えると幸いである.


序説 / 付随所見から読み解く ● 佐藤 秀一
異常所見・解剖学的位置からの考え方 ● 島 英樹
病態を考慮した画像所見の考え方 ● 松島 理士,川上 剛ほか
稀な疾患の特徴的な画像所見からのアプローチ ● 竹山 信之,宗近 次朗ほか
ささやかな徴候について ● 一色 彩子
教科書に載っていない所見をどう考えるか ● 渡谷 岳行
じっくり考える ● 市場 文功
勝負は下駄を履くまで ● 小山 貴
詳細な観察は知識・経験に勝る ● 松木 充,沼本 勲男ほか
腹部画像診断における5つのkey points ● 南 学



【連載】
すとらびすむす
NXRFC ● 髙橋 康二

画像診断と病理
Mucocele-like tumor of the breast ● 佐谷 望,森 菜緒子ほか

ここが知りたい!
画像診断2014 年4 月号特集
「親しみやすい頭部MRI」● 東 美菜子,木下 俊文

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
肝臓の脂肪 ● 岡田 吉隆

CASE OF THE MONTH
Case of September ● 柳田 ひさみ
The Key to Case of July ● 長田 久人

英語発表は怖くない
第3 回 ● 前田 恵理子

Refresher Course
骨軟部腫瘍の術前評価 ─術前計画に必要な切除範囲設定に関する知識─
● 常陸 真