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HOME » 画像診断 » 2014年8月号

画像診断 Vol.34 No.9 2014年8月号

サイズ:
B5判
定価:
2,640円(税込)
発行年月:
2014年07月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0057-3
ISBN_13:
978-4-7809-0057-6

放射線照射後の画像診断

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序説 ● 大西 洋,大友 邦

 「二人に一人が癌に罹り,三人に一人が癌で亡くなる.」 最近,保険会社のコマーシャルなどで頻繁に耳にする表現である.また,現在日本では癌に罹る約3割程度が放射線治療を受けている.さらに,近年の放射線治療技術の高精度化によって,従来の手法では達成されなかった線量分布が可能になり,治療成績の向上はめざましい.これに伴い,放射線治療の適応は急速に拡大し,放射線治療後の症例に対する画像診断の機会が増加するとともに,治療効果と副作用・有害事象を含めた正確な評価をするために,より高度で先端的知識が求められている.
 本特集では,画像診断医が知っておくべき基本的な先端的放射線治療技術の紹介とともに,最新の知見をわかりやすく解説し,放射線治療後の症例に対する画像診断や画像評価の精度と有用性を高めることをめざした.各項目の執筆者には,新しい照射技術によって生じる特異的な画像変化や,照射後の再発・炎症・壊死などの鑑別に力点をおいて解説していただくようにお願いした.
 前半の4編では,放射線治療医の先生方に新しい照射技術と画像所見に与える影響について執筆をお願いした.後半の4編では,画像診断医の先生方に正常臓器に生じる照射後変化について病理的背景に触れていただきながら,再発との鑑別という視点も含めて執筆をお願いした.
 貴重な症例が多数掲載された本特集が,全ての読者の日常診療に大いに役立つことを期待するとともに,放射線診断医と放射線治療医が相互理解と協力関係を深め,本分野をさらに発展させるきっかけの1つになれば幸甚である.

照射技術の進歩による特異的な照射後変化
 1. 定位放射線治療の技術解説 ● 木村 智樹,永田 靖
 2. 肺腫瘍に対する定位放射線治療後の画像診断の注意点 ● 松本 康男
 3. 強度変調放射線治療 ● 冨永 理人,大西 洋ほか
 4. 粒子線治療 ● 高松 繁行,不破 信和
正常臓器の照射後変化—再発との鑑別を含めて—
 1. 脳 ● 増本 智彦
 2. 肺 ● 小野 修一,三浦 弘行ほか
 3. 腹部臓器 ● 古田 寿宏,渡谷 岳行ほか
 4. 骨 ● 長田 周治,江藤 英博ほか

【連載】
すとらびすむす
アジアのパワー 圧倒されるか,吸収するか ● 髙橋 哲

画像診断と病理
肝炎症性偽腫瘍 ● 長谷川 哲也,田村 亮ほか

ここが知りたい!
画像診断2014年3月号特集
「骨軟部領域のcommon diseaseの画像スペクトラム」
● 橘川 薫,中田 和佳ほか

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
肺野結節影の計測・特徴抽出 ● 小野 修一

CASE OF THE MONTH
Case of August ● 内野 晃
The Key to Case of June ● 西本 優子,吉川 公彦

英語発表は怖くない
第2 回 ● 前田 恵理子

Refresher Course
肺高血圧症の画像診断 ● 今井 昌康,石村 理英