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【セミナーレポート】大阪KYTセミナー

ちょっと順番は前後しますが、まずは大阪で行われた「アドバンスト危険予知トレーニング(KYT)セミナー」のレポートです。

このブログは、現地大阪より更新しています。

これが大阪名物のパチパチパンチ…いや、なんばグランド花月です。今回のセミナーは中之島の大阪国際会議場ですから、なんばはまったく関係ありませんけれど…。

まあ、大阪らしいってことでいいじゃないですか、アイコンみたいなもんです(そうか?)。



さて本題。
医療安全管理者の方ならずとも、「危険予知トレーニング」は聞いたことがあるのではないでしょうか。もともと産業界の概念だったものを。医療の世界に根付かせていったのが、このセミナーの講師である杉山良子先生(武蔵野赤十字病院専従リスクマネジャー・看護師長)です。

このセミナーは今年から2日開催となりました。そのぶん、十分な講義を聞くことができ、さらに演習を繰り返すことによって院内でのKYTリーダーになるためのスキルと知識を身につけることができるようになっています。

そして、このセミナーは演習が多いので、演習のサポートを同じむ武蔵野赤十字病院の黒川美知代師長にお願いしました。講師2人態勢の布陣です。

タイトルに「アドバンスト」とある通り、KYTのさらに効果的な活用に向けて最終的な目標は高めに設定されています。演習→発表→先生からのレビュー、この流れを進めていくうち、2日目の最後の演習ではどのグループも課題の中から目標を見出し、具体的な対策を導くところまで進みました。



杉山先生が会場を回って直接お話しされることも。

(この演習では、今までにない新たな試みが導入されており、KYTを行う素材(教材、テーマ)は、すべてこのセミナーのために作られた最新のオリジナルです。今後の商品展開やウェブ展開も考えていますので、ご期待ください。)

この成果を参加者それぞれの施設に持ち帰っていただき、よりよいKYT研修が繰り広げられれば、開催した我々、そして講師の杉山先生にとって最大の喜びです。「演習をやってみた」だけでなく、どのように演習を行えばよいのか、教材はどう作ればいいのかまで、しっかり講義がありましたので、皆様からもKYTへの新しい提案が生まれてくるかもしれません。

これから東京、高松での開催がありますので、関心のある方はぜひご参加を!



さて、恒例の余談です。
スタッフでやたらとお酒を飲み、阪急梅田駅あたりでさらに飲んでいたら……

大阪でメイドさんに遭遇しました。アキバかと思いました。
誰だこんな写真を撮ったのは。

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