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HOME » 画像診断 » 2015年1月号

画像診断 Vol.35 No.1 2015年1月号

サイズ:
B5判
定価:
2,640円(税込)
発行年月:
2014年12月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0062-X
ISBN_13:
978-4-7809-0062-0

鼻副鼻腔領域の画像診断

−minimum requirement−

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【特集】
序説 ● 尾尻博也

 鼻副鼻腔領域のCTは,日常臨床で最も頻度高く遭遇する頭頸部領域の画像診断である.その一方で,多くの画像診断医が自信をもって臨めない画像診断のひとつではないだろうか.評価対象として最も頻度の高い病態である慢性鼻副鼻腔炎はごく一部の例外を除き,決して緊急性は高いとはいえず,致死的な病態でもない.また,慢性鼻副鼻腔炎は臨床診断であり,CT所見を必要としない.
 その一方で日々,相当数の鼻副鼻腔領域CTに関して,残念ながら臨床医に対して十分に有益とはいいがたいレポートが送られている.時に所見の解釈・記述によっては,不必要な造影剤投与やMRIでの精査を含む過剰な医療を誘導する結果となる.
 このような状況にはいくつかの理由があると思われる.副鼻腔炎自体,実はかなり多くの病因による複雑な病態であり,要ははっきりしないのである.このために多くの疑義・疑問が生じている.たかが副鼻腔炎で大体なぜCTを撮るのか? 大体,慢性副鼻腔炎って何? 副鼻腔炎だってすでに診断されているのに,レポートには何を書けばよい?? 等々…….
 今回の特集では,頭頸部画像診断医の超エキスパートの先生方に“minimum requirement”として,必要最小限の実践的知識としての画像診断および臨床的事項につき,解剖から炎症,腫瘍性病変を含めて概説していただいた.ただし,必要最小限とはいえ,超エキスパートの先生方にご執筆いただいた結果,ある程度習熟した画像診断専門医も学ぶところの少なくない書となっていると自負している.本書が,画像診断医の多くの先生方の日頃抱えているモヤモヤ感を払拭するとともに,日常診療に大きく寄与することを信じ願う次第である.

鼻副鼻腔領域の解剖 ● 馬場 亮,尾尻博也ほか
急性鼻副鼻腔炎 ● 栗原宜子
慢性鼻副鼻腔炎 ● 加藤博基,兼松雅之ほか
真菌性鼻副鼻腔炎 ● 浮洲龍太郎,山根拓郎ほか
歯性上顎洞炎,上顎の代表的な歯原性腫瘍 ● 木村幸紀,花澤智美ほか
鼻副鼻腔の良性腫瘍・腫瘍類似疾患 ● 外山芳弘
鼻副鼻腔の悪性腫瘍
 1. 扁平上皮癌 ● 久野博文,関谷浩太郎ほか
 2. 非扁平上皮癌 ● 田中宏子,松枝 清


【連載】
すとらびすむす
着ぐるみ ● 大友 邦

画像診断と病理
脳原発末梢T細胞リンパ腫 ● 河原愛子,勝部 敬ほか

ここが知りたい!
画像診断2014年8月号特集
「放射線照射後の画像診断」● 松本康男,増本智彦ほか

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
冠動脈CT angiographyの最近の知見 ● 岡田宗正,松永尚文

CASE OF THE MONTH
Case of January ● 井手上淳一,中村文彦ほか
The Key to Case of November ● 渡部 渉,上野周一ほか

英語発表は怖くない
第7回 ● 前田恵理子

【新連載】おさえておきたい! PET/CT診断のポイント
第1回 PET/CTを正しく診断するための基礎知識 Part 1 ● 北島一宏

Refresher Course
変性認知症の形態画像 −病理学的診断を含めて− ● 櫻井圭太,德丸阿耶ほか