HOME » Visual Dermatology » 2022年5月号
「攻めない治療」で攻める!
責任編集 多田 弥生
■CONTENTS
羅針盤
「攻めない治療」の極意/多田 弥生
▼総論
攻めない治療/多田 弥生
▼Part1. 攻めない治療:腫瘍,母斑症
case 1 爪甲色素線条─経過観察の後に自然消褪した例/福安 厚子
case 2 乳児血管腫─瘢痕や醜形を残さず消褪した例/江川 昌太
case 3 サーモンパッチ─経過観察で自然消褪した例/竹内 周子,鎌田 昌洋
case 4 ケラトアカントーマ─経過観察を選択した例
/薮内 由季菜,大西 誉光,多田 弥生
case 5 lichen planus like keratosis(LPLK)─半年で自然消褪した例/石川 武子
case 6 皮膚リンパ球腫─無治療で瘢痕を残さず消褪した例/内田 秀昭,多田 弥生
case 7 黄色肉芽腫─経過観察で自然消褪した例/深谷 早希
case 8 陰部の有棘細胞癌─QOLを重視し,放射線で治療した例
/櫻井 恵海,田中 隆光
case 9 皮膚リンパ腫─古典的抗がん剤を用いずに治療した例/菅谷 誠
case 10 類乾癬─あえて無治療で経過観察した例/塩原 哲夫
▼Part2. 攻めない治療:炎症性皮膚疾患,自己免疫性疾患
case 11 アトピー性皮膚炎─外用薬で寛解導入,寛解維持した例
/武岡 伸太郎,竹原 彩,横井 郁美
case 12 手湿疹─生活習慣や接触源からアプローチした例/高山 かおる
case 13 乾癬─外用薬の高いアドヒアランスで良好なコントロールを得た例
/長田 麻友美
case 14 膿疱性乾癬─高齢者に少量エトレチナートを投与した例
/加藤 和夏,林 耕太郎
case 15 掌蹠膿疱症─生物学的製剤を使用せず治療した例/伊藤 明子
case 16 毛孔性紅色粃糠疹─外用薬のみで自然消褪した例
/小宮根 真弓,佐藤 篤子,大槻 マミ太郎
case 17 水疱性類天疱瘡─ステロイド内服をせず寛解した例/青山 裕美
case 18 全身療法なしに長期観察しえた皮膚アミロイドーシスを伴った小児期発症の無筋症性皮膚筋炎の例/福屋 泰子,鈴木 瑞穂,石黒 直子
▼Part3. 攻めない治療:感染症,その他
case 19 伝染性軟属腫─自然消褪した例/日野 治子
case 20 外歯瘻─不要な手術を避けえた例/薮内 由季菜
case 21 外用できれいにする集簇性痤瘡(重症痤瘡)/藤本 智子
case 22 蕁麻疹─抗ヒスタミン薬内服で時間をかけて治療した例/森田 栄伸
case 23 薬剤性過敏症症候群(DiHS)─ステロイドを使用せず治療した例
/塩原 哲夫
case 24 サルコイドーシス─初診から8年で自然消褪した例/東 さおり
case 25 環状肉芽腫─経過観察と生検で消失した例/植田 郁子
【連載】
即答組織診断!/常深 祐一郎
Your Diagnosis?
5月号の出題/門野 岳史
3月号の解答/佐藤 友隆
神人・貴志・江藤のVisual Dermaゴロジー(第22回)「“効いとるだっぺ”」
/神人 正寿,貴志 知生,江藤 隆史
【エッセイ&コラム】
Photo Essay 242「香る緑」/塚谷 裕一
コラム 「One Health ─動物たちの言い分」/小野 友道
市場を歩く 191「パリ マルシェ(18)」/金子 健彦