患者の生死に直結するため,気道管理は,救急医にとって最も大事なスキルの一つ.本書では,気道管理を成功させるための,エビデンスに裏打ちされた知識とテクニックを身につけられます.
1章 気道管理の基礎
1 気道管理極上テクニック10「これだけは伝えたい!」
2 気道管理は危機管理
3 気管挿管に必要な気道の解剖
4 喉頭鏡の構造と使用法
5 気道管理の準備:SOAPMD
6 バッグマスクが一番大事
7 ABCプランニング
8 RSI とは?
9 ビデオ喉頭鏡 何が良いのか?悪いのか?
10 ガジェット各種の利点欠点
11 外科的①輪状甲状靱帯切開
12 外科的②輪状甲状靭帯穿刺
13 チューブの位置確認までが挿管ですよ!
14 DAMカート
15 Blind Nasal Intubation
2章 ケース解説
1 典型的RSI成功症例
2 小児
3 肥満
4 き,胸部外傷に挿管!?
5 顔面外傷の気道管理
6 高齢患者
7 ひげ患者の気道管理
8 上気道閉塞・経鼻ファイバー挿管
9 ショック
10 喘息
11 妊婦
12 脳外科疾患
13 気道異物
14 心不全
15 喉頭展開困難(頸髄損傷)
16 フルストマック:Sellick法
17 喀血患者における実践的気道管理
18 心肺蘇生時