大好評「バイオ実験イラストレイテッド」シリーズ姉妹編 ますますパワーアップ
今まで手が出なかったあのワザがすぐに使えるようになる手順の流れが一目瞭然! 実験をサクサクこなせるテクニックが満載
第1章 定量的RT-PCR
1 半定量的RT-PCR
1-1 逆転写
1-2 サイクル数の検討
1-3 異なる試料のPCR
1-4 定量(オプション)
2 競合的(competitive)PCR法
2-1 内部コントロールの競合的PCRによるRNA量の補正
2-2 Competitor DNAの作製
2-3 競合PCR
3 リアルタイムPCR
3-1 SYBR Green I法
3-2 TaqMan法
<コラム>リアルタイムPCRを用いた定量の解析例
第2章 whole-mount in situハイブリダイゼーション
1 概要
1-1 in situハイブリダイゼーション(ISH)
1-2 whole-mount in situハイブリダイゼーション(WISH)
1-3 InSituチップ
1-4 プローブ
1-5 固定
2 サンプルの固定
3 プローブ合成
3-1 テンプレート調製
3-2 RNA合成
3-3 合成したプローブの定量
4 ハイブリダイゼーション
4-1 固定サンプルのエタノールダウンシリーズ
4-2 InSituチップのセットアップ
4-3 染色
第3章 SDS電気泳動とウエスタンブロッティング
1 SDS電気泳動
1-1 サンプル調製
1-2 泳動槽のセットアップ
1-3 サンプルの注入
1-4 泳動の開始
1-5 泳動の終了
1-6 後片付け
2 ゲルの染色と乾燥
2-1 ゲルの染色・脱色
2-2 ゲルの乾燥
3 ウエスタンブロッティング
3-1 PVDFメンブレンのプレウエッティグ
3-2 ブロッティング
3-3 後片付け
4 CBBによるメンブレンの染色
5 免疫染色
5-1 ブロッキング
5-2 一次抗体
5-3 一次抗体の洗浄
5-4 二次抗体
5-5 二次抗体の洗浄
6 免疫染色の検出
6-1 AP/BCIP(発色反応による検出)
6-2 HRP/ECL(化学発光による検出)
<コラム>SYPRO染色
第4章 融合タンパク質発現プラスミドの構築
1 融合タンパク質作製のためのプロトコール作成
2 発現系の選択
2-1 大腸菌での発現系
2-2 大腸菌以外での発現系
3 GST融合タンパク質発現プラスミドの構築
3-1 GSTタグとは
3-2 GSTタグ配列を持つベクター
3-3 抗原タンパク質
3-4 方針
3-5 PCRプライマーの設計
<参考> タグ配列とは
第5章 融合タンパク質の大腸菌での発現
1 大腸菌の培養および発現誘導条件の検討
2 融合タンパク質分画の確認
3 大腸菌の大量培養と発現誘導
4 融合タンパク質分画の回収
4-1 培養上清に分泌される場合
4-2 ペリプラズムに分泌される場合
4-3 大腸菌内にありPBSで可溶化できる状態になっている場合
4-4 大腸菌内にありPBSで可溶化できないがインクルージョンボディーではない場合
4-5 大腸菌内にありインクルージョンボディーになっている場合
5 アフィニティーレジンでの精製
5-1 レジンへの吸着
5-2 アフィニティーレジンの洗浄
5-3 レジンからの溶出
5-4 タグ配列の切断
第6章 免疫沈降とpull downアッセイ
1 目的分子の可溶化
1-1 細胞のホモジェナイズ
1-2 目的分子を含む分画の確認
2 免疫沈降操作
2-1 プロテインGセファロースへの抗体の吸着
2-2 抗体結合後のレジンの洗浄
2-3 目的分子を含む分画との反応
2-4 目的分子結合後のレジンの洗浄
2-5 結果の判定
3 pull downアッセイ
第7章 培養細胞とトランスフェクション
1 培養細胞
2 培養細胞を扱う際に必要な無菌操作
3 無菌操作の注意事項
3-1 培養室の環境整備
3-2 クリーンベンチ内の環境維持
3-3 実験者の清浄性の維持
3-4 クリーンベンチ内での作業中
4 浮遊細胞の培養
4-1 解凍
4-2 継代培養(植え継ぎ)
4-3 凍結保存
5 付着細胞の培養
5-1 解凍
5-2 継代培養(植え継ぎ)
5-3 培地交換
5-4 凍結保存
6 遺伝子導入試薬による形質転換
7 エレクトロポレーションによる形質転換
第8章 ルシフェラーゼアッセイ
1 ルシフェラーゼアッセイでできること
1-1 遺伝子のエンハンサー/プロモーターのシス解析
1-2 転写因子のドメイン解析
1-3 DNA結合ドメイン解析
1-4 siRNAの活性の検定
1-5 翻訳を制御するRNA結合タンパク質の解析
1-6 非常に弱いプロモーターをもつ遺伝子の生体内での発現をモニターする
1-7 細胞内の微量な酵素の活性を定量する
1-8 two-hybridアッセイ
2 ベクターと基質の選択
2-1 コントロールの選択
2-2 フラッシュアッセイかグローアッセイか
2-3 転写の時間的変化や刺激反応性をみたい場合
2-4 生きた細胞で継続的にリアルタイム測定をしたい場合
3 Dualルシフェラーゼアッセイによる活性の測定
第9章 two-hybrid法
1 3つのシステムの比較
1-1 大腸菌
1-2 酵母
1-3 培養細胞
2 大腸菌ベースのtwo-hybrid法
2-1 ベイトの準備
2-2 ライブラリーの準備
2-3 スクリーニング
3 酵母ベースのtwo-hybrid法
3-1 コンベンショナルなtwo-hybridシステム
3-2 CytoTrapシステム
4 動物細胞ベースのtwo-hybrid法
第10章 バイオインフォマティクスの初歩
1 塩基配列の処理と情報検索
1-1 塩基配列の加工
1-2 少数のファイル間での配列比較
1-3 比較したい配列を検索する
1-4 ウェブ上のデータベースを使った配列データ解析の初歩
1-5 ウェブ上のツールを使った塩基配列データ解析の初歩
2 既存の塩基配列,アミノ酸配列等のデータベースを利用する解析の初歩
2-1 ゲノムデータベースを利用する
2-2 ゲノムデータと実験データをともに利用した実験例
2-3 cDNAデータベースを利用する
2-4 大量データからのマイニング
3 ウェブを利用した文献検索の初歩
3-1 単純なキーワードサーチ
3-2 検索式を用いた組み合わせ検索
3-3 BioMailによる関連論文の自動検索
第11章 バイオ実験に関連する法律と規制
1 カルタヘナ法
1-1 安全取り扱いの配慮が必要な理由
1-2 カルタヘナ法は何を規制しているか
1-3 使用等にはどのようなものが含まれるか
1-4 遺伝子組換え実験計画書
1-5 拡散防止措置と物理的封じ込め(physical containment)
1-6 保管にあたって執るべき措置
1-7 運搬にあたって執るべき措置
1-8 譲渡をするとき,されるときに執るべき措置
1-9 輸出入にあたってとるべき措置
<コラム> 法令と各研究機関の規則
2 その他の生命科学実験の安全や倫理問題
2-1 生命倫理に関する問題点
2-2 ライフサイエンスにおける安全に関する問題点
付録 試薬の組成・調製法と遺伝子組換え実験の表示例
1 試薬の組成と調製法
1-1 一般的な試薬
1-2 細胞培養培地用の試薬
1-3 細胞培養培地の作製
2 遺伝子組換え実験の表示