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分子生物学の誕生(下)

シリーズ:
細胞工学  > 細胞工学別冊

細胞工学別冊  分子生物学の誕生(下) 奇跡の年1953年

著:
鈴木理(産業技術総合研究所)
頁数:
160ページ
定価:
3,080円(税込)
発行年月:
2006年12月15日発行
ISBN_10:
4-87962-345-8
ISBN_13:
978-4-87962-345-4

下巻では,ノーベル化学賞アーロン・クルーグ博士の視点から,生命科学の歴史をさらに深く考察する.日本の分子生物学を創ってきた科学者3人と著者との対談を特別収録.

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第5部 生体高分子集合体をめぐる“探検”
第1章 激動の世紀:1953年以前
リトアニア共和国の1926年
リトアニアの悲劇
南アフリカの青年時代
シドニー・ブレンナーの南アフリカ
ウィットウォータースランド大学のクルーグ博士とブレンナー
第二次大戦下の南アフリカ
キャベンディッシュの大学院生
シドニー・ブレンナーのオックスフォード
コラム1:仁科芳雄と日本陸軍“ニ号”計画
コラム2:アーロン・クルーグ博士の略歴

第2章 奇跡の年:1953年
DNA二重らせんモデル
フォン・ノイマンとDNA二重らせん
日本海軍の“勢号”計画
日本のDNA研究の始まり
フランクリンとの出会い
コラム:非平衡熱力学の1953年

第3章 ウイルスの時代:1954年~1961年
球状ウイルスへ
5回対称性
球状ウイルスを構築する原理
アダプター仮説
フォン・ノイマンのテープ,mRNA
カリフォルニアでのジャコブとブレンナー
“何をやるべきか”ではなく“何を捨てるべきか”
分子生物学のジャングル
コラム1:キャスパー・クルーグ理論
コラム2:バックミンスター・フラーレン

第4章 三次元再構成から形態形成へ:1960年代
MRC分子生物学研究所へ
負染色法
電子顕微鏡を用いた三次元再構成
X線トモグラフィーへの応用
TMVの形成過程
遺伝コードの完成
1967年の学園紛争
コラム:電子顕微鏡の開発

第5章 tRNAの立体構造:1960年~1974年
─リッチとの競争の始まり─
アダプター仮説
tRNAの結晶化
大西洋をはさんだ競争
tRNA立体構造の歴史的意義
コラム1:ノーム・チョムスキーの1953年と文法遺伝子,そしてtRNA
コラム2:“DNA→RNA→タンパク質─→DNA”と,研究を支えたモデル群
コラム3:ワールブルグの戦争

第6章 ヌクレオソーム:1974年~1982年
─リッチとの競争の結末─
1981年,京都
クロマチン構造へ
ヌクレオソームの発見
すべての方法を総合して
ヌクレオソーム立体構造の意味
分子生物学の転換とシドニー・ブレンナー
フランソワ・ジャコブ:大腸菌からネズミへ
第1回アシロマ会議
勝者と敗者
コラム1:フランシス・クリックの1976年
コラム2:ライナス・ポーリングの1979年

第7章 ジンクフィンガーのDNA認識:1980~1990年代
ノーベル賞受賞者の本領
ジンクフィンガーの発見
ジンクフィンガーの発見者はだれか?
世界に広がるジンクフィンガー研究
ジンクフィンガー立体構造をめぐる競争
一流の研究所の1つ
ジンクフィンガーのDNA認識コード
医療への応用を目指して
昭和という時代の終焉
コラム1:NMR(核磁気共鳴吸収)
コラム2:DNA認識コードの理解へのガイド

第8章 21世紀のDNA二重らせん
1987年,イエルサレム
1975年のDNAキンク
1982年のプロペラツイスト
1980年代前半:水和骨格とTATAの積み重なり
1980~1987年:ヌクレオソームをまわるDNA
1988年のケンブリッジ・コード
1993年のTATAボックス
1995年のシドニーストリート
1999年の新規約
“戦後”の精算
ゲノムの時代
コラム1:ローカルならせん軸とグローバルならせん軸
コラム2:ジークムント・フロイトのロンドンでの客死

第9章 ヒトゲノム配列の決定:サルストン対ベンター
クリントン・ブレア共同声明
クレイグ・ベンターの登場
線虫ゲノムへの道
大規模シークエンシングのはじまり
TIGR(タイガ)の設立
サンガー・センターでの線虫ゲノム配列の決定
ヒト・ゲノム機構(HUGO)の誕生
セレーラの設立
2000年6月26日
ゲノムDNA配列の個人差
情報の所有をめぐる戦い
コラム1:“ゲノムから創薬へ”の実現性に関する5つの自戒
コラム2:金融工学の1953年とマックス・ヴェーバー
コラム3:南アフリカ共和国のノーベル賞受賞者たち─セイラーと野口英世
コラム4:碧素

第6部 生命科学の未来とその源流
第1章 3つの“奇跡”
科学行政
分子生物学のアイデンティティーとPCR
ドリーという名の羊
イルメンゼーと3匹のネズミ
研究者たちのウソ
アンヌス・ミラビリス
2005年のアンチ・クライマックス
コラム1:PCRとルーシー
コラム2:アインシュタイン奇跡の1905年─分子の誕生

第2章 孤立と独創
1974年
英国学士院
脳科学と分子間相互作用
長期的社会投資としての研究
物質の中に“瀰漫(びまん)”する生命
“神は老獪にして”
結語
コラム1:全世界的なグローバル化とクロード・レヴィ=ストロース
コラム2:文明の源流“クライス”
コラム3:ニールズ・ボーアの生命観と日本の物理学者たち

第7部 日本の1953年:3人の科学者との対談
第1章 あれから50年,生命はわかったんだろうか?(野田春彦博士)

第2章 「みんなで渡れば怖くない」というような価値観は,科学とは無縁である(関口睦夫博士)

第3章 禁断の錬金術ほど,楽しいものはない(大島泰郎博士)

おわりに:焼け跡の希望