HOME » 医療とコンピューター » 医療とコンピューター » 新版医療統計の基礎と実際
本書は,難解と思われがちな医療統計を基礎からやさしく解説し,定評ある統計解析ソフトSPSSを用いて,データ分析が明日からできることを目的としたものである.長年,医療関係者に統計を教えてきた著者の豊富な経験を活かし,医学・医療分野から多様な例題を取り上げ,データ分析の手法を詳述して,論文や報告書における統計処理に役立つ内容とした.SPSS for Windowsの最新版に対応(1999年4月発行の本書第1版の「第II部 Windows版SPSSによる統計処理の実際」を最新のソフトウェアパッケージにあわせて全面改訂)した,医療関係者待望の1冊である.
第I部 統計学の基礎知識
1. データの記述
2. 母集団と確率分布
3. 標本の分布
4. 母平均と母比率の推定
5. 統計的仮説検定
6. 平均値に関する検定
7. 比率に関する検定
8. 適合度・独立性の検定
9. 相関係数
10. 平均値と相関係数に関する検定
第II部 Windows版SPSSによる統計処理
1. データ入力から統計処理まで
2. ファイル編集
3. ケース選択とデータ要約
4. データ変換
5. データの分布型の確認
6. 平均値に関する検定
7. 適合度の検定と独立性の検定
8. 相関係数の計算と検定
9. 回帰直線の計算と推定・検定
10. ノンパラメトリック検定
11. グラフ処理の機能
12. 棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフの作成
13. コマンドによる統計処理
第III部 SPSSコマンド
1. データファイルの作成と基本統計量の計算
2. データの表示と要約
3. データ変換
4. ケース選択と一時的な変換・選択
5. データの分布型の確認
6. 平均値に関する検定
7. 適合度の検定と独立性の検定
8. 相関係数の計算と検定
9. 回帰直線の計算と推定・検定
10. ノンパラメトリック検定
11. その他の機能