1.遺伝子からタンパク質に攻め込む
1.タンパク質発現系
　1.大腸菌での発現系
　2.インクルージョンボディからの回収
　3.融合タンパク質を用いた特異抗体の調製
　 4.in vitro転写・翻訳系を用いたタンパク質合成
　 5.Two hybrid systemによる相互作用タンパク質のスクリーニング
2.リコンビナントタンパク質の機能解析
　1.プロテインキナーゼの解析
　2.転写因子の解析
3.指標を付けたタンパク質の植物での発現
　1.シロイヌナズナでの発現と細胞内局在の解析
　2.GFP指標を付けたタンパク質の発現と検出
　
2.植物からタンパク質を精製する
1.タンパク質精製のポイント
　1.植物タンパク質の精製上の留意点
　2.植物組織の特徴とオルガネラ調製の留意点
2.タンパク質調製の実際
　1.花弁からのアントシアニンアシル基転移酵素の精製
　2.根からのグルタミン合成酵素アイソザイムの精製
　3.葉緑体ストロマからの分子シャペロンの精製
　4.黄化子葉からのミクロボディタンパク質の精製
　5.液胞膜H＋-ピロホスファターゼの精製
　6.核マトリックスタンパク質の調製
　7.細胞壁酵素の抽出
　8.ペプチド性植物細胞増殖因子の精製
　9.師管内タンパク質の採取と分析
　
3.タンパク質の構造を知る
1.電気泳動を活用して構造特性を探る
　1.電気泳動ゲルの染色とアフィニティーブロッティング
　2.糖タンパク質の分析
2.分析機器を用いて構造を究める
1.プロテインシークエンサーによる一次構造解析
2.質量分析計による分子量の精密測定
3.X線結晶構造解析