1.プラスミド調製
2.各種酵素の使用法
3.DNA断片の分析と精製
4.サブクローニング(プラスミド)
5.シークエンス
6.DNAの抽出
7.プローブのラベル
8.サザンハイブリダイゼーション
9.RNAの抽出
10.ノーザンハイブリダイゼーション
第1章 プラスミド調製
1.プラスミド調製の原理
溶菌による粗抽出液の調製
目的に応じた純度のプラスミドの精製
2.ボイル法(ボイルミニプレップ)
コラム:吸引装置
3.アルカリ-SDS法(スモールスケール,アルカリミニプレップ)
DNAの抽出
RNAの除去
4.ポリエチレングリコールによるプラスミドの精製(PEG沈)
5.塩化セシウム平衡密度勾配遠心法によるプラスミド大量調製
DNAの抽出(ラージスケール)
塩化セシウム超遠心法を用いたDNAの精製
6.様々な抽出法で得たプラスミドサンプルの比較
第2章 各種酵素の使用法
1.各種ヌクレアーゼ
S1ヌクレアーゼ
マグビーンヌクレアーゼ(mungbeannuclease)
エキソヌクレアーゼIII
ATP依存性DNase
リボヌクレアーゼH(RNaseH)
リボヌクレアーゼA(RNaseA)
DNaseI
2.制限酵素
制限酵素の使用において注意すべき点
3.各種ポリメラーゼ
DNAポリメラーゼI(E.coliDNApolymeraseI)
クレノーフラグメント(Klenowfragment)
T4DNAポリメラーゼ
耐熱性DNAポリメラーゼ(Taqポリメラーゼなど)
RNAポリメラーゼ
逆転写酵素
ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ(TdT)
4.アルカリ性フォスファターゼ
5.T4ポリヌクレオチドキナーゼ
6.リガーゼ(ligase)
DNAリガーゼ
RNAリガーゼ
コラム:消えた制限酵素部位
第3章 DNA断片の分析と精製
1.核酸の電気泳動
2本鎖DNAの電気泳動
RNAや1本鎖DNAの電気泳動
2.アガロースゲルの作製と電気泳動
3.DNAの電気泳動の実際
ゲルにエチジウムブロマイドを入れた場合と入れない場合の比較
エチジウムブロマイド染色の定量性
塩濃度の影響
プラスミドの電気泳動パターン(制限酵素による切断)
4.ゲルからのDNA抽出
第4章 サブクローニング(プラスミド)
1.プラスミドベクターの調製
クローニングの原理
コラム:ブルー・ホワイトセレクションは万能?
クローニングサイトの切断
アルカリフォスファターゼ処理
コラム:フリーズストックにご注意-凝固点降下のはなし
2.ライゲーション
注意すべき点
インサートをブラントエンドにする場合
ライゲーションの実際
3.コンピテント細胞作製
コンピテント細胞作製の実際
コラム:実験スケジュール
トランスフォーメーション
コラム:ポジコンを忘れるべからず
5章 シークエンス
1.ダイデオキシ法の原理
コラム:ダイデオキシ法の原理
2.BcaBESTDNAポリメラーゼを用いたホットのシークエンス
実験全体の流れ
ゲル板などの洗浄
ゲル板の組立て
ゲルの作製
シークエンス反応
ゲルのプレラン
コラム:実験台のセッティング
シークエンス反応の続き
電気泳動
泳動後の処理
3.A.L.F.オートシークエンサーによるシークエンス
ゲルの作製v オートシークエンサー用の器具の洗浄
ガラスプレートの組立て
ゲルの作製
シークエンス反応
ゲルのプレラン
シークエンシング
後片付け
第6章 DNAの抽出
1.組織からのDNA抽出
2.培養細胞からのDNA抽出
3.高分子DNAの質の検定
第7章 プローブのラベル
1.ランダムプライム法によるプローブのラベル
コラム:RIで汚染しないように
2.スピンカラムによるプローブの精製
3.プローブの比活性の検定
液体シンチレーションカウンターを用いた検定
サーベイメーターによる簡易検定法
第8章 サザンハイブリダイゼーション
1.電気泳動
ゲノムDNAの切断とチェック
コラム:ゲノムDNAのサテライトバンド
電気泳動
2.トランスファー(ブロッティング)
3.ハイブリダイゼーション
4.メンブランの洗浄
コラム:ハイブリバッグの開け方の一例
第9章 RNAの抽出
1.グアニジン-塩化セシウム超遠心法
組織からのRNA抽出
浮遊培養細胞からのRNA抽出
付着細胞からのRNA抽出
2.AGPC法
組織からのRNA抽出
浮遊培養細胞からのRNA抽出
付着細胞からのRNA抽出
コラム:AGPC変法
10章 ノーザンハイブリダイゼーション
1.ノーザンハイブリダイゼーションの原理
2.変性ゲルの調製と電気泳動
3.トランスファー(ブロッティング)
ブロッティングとは
実際の手順
4.ハイブリダイゼーションv 5.メンブランの洗浄
コラム:UVクロスリンクの較正法