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バイオ実験イラストレイテッド①

シリーズ:
細胞工学  > 細胞工学別冊
 |   細胞工学  > バイオ実験イラストレイテッド

細胞工学別冊  バイオ実験イラストレイテッド① 分子生物学実験の基礎

著:
中山広樹(京都大学医学部分子病診療学)
西方敬人(甲南大学理学部生物学科)
頁数:
184ページ
定価:
3,630円(税込)
発行年月:
1995年09月26日発行
ISBN_10:
4-87962-148-X
ISBN_13:
978-4-87962-148-1

1.実験器具の取扱い方
2.汎用機器の使用方法
3.試薬の調製法
4.分子生物学の基本操作
5.菌体操作の基本
6.付録

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第1章 実験器具の取扱い方
1.器具のいろいろ
 メディウムビン
 ガラス製試験管
 プラスチック製テストチューブ
 培養用試験管キャップ
 綿栓
 コラム:綿栓の作り方
 培養用フラスコ
 マイクロチューブ
 マイクロピペッターチップ
 シャーレ
 濾過滅菌器
 注射器,注射針
 いろいろなピペット類
 安全ピペッター,ピペットポンプ,オートピペッター
 白金耳
 スプレッダー
 凍結チューブ
2.材質の特性
 ガラス
 プラスチック
3.ガラス器具の洗浄
 一般ガラス器具の洗浄
 ピペットの洗浄
4.プラスチック器具の洗浄
5.オートクレーブ
 滅菌作業の手順
 突沸について
 オートクレーブ内の掃除
6.乾熱滅菌
7.RNase freeの器具
 ガラス器具
 プラスチック器具
8.ピペット操作
 メスピペットを口で吸う操作
 コラム:先端目盛と普通目盛
 コラム:正確に計量するために
 安全ピペッターを用いる場合
 ピペットポンプやオートピペッターを用いる場合
 パスツールピペット,駒込ピペットの取扱い
9.液体窒素の取扱い
 液体窒素の取扱いに際しての一般的注意
 液体窒素の取扱い方法
10.シリコナイズ処理
 一般器具のシリコナイズ
 大きな器具のシリコナイズ

第2章 汎用機器の使用方法
1.電子天秤
2.pHメーター
 pHメーターについて
 pHメーターの使い方
 電極の洗浄法
3.分光光度計
 分光光度計とは
 分光光度計に関する用語について
 セル
 分光光度計の使い方
 実験例
4.マイクロピペッター
 マイクロピペッターの種類
 マイクロピペッターの基本的性質
 コラム:マイクロピペッターの構造
 マイクロピペッターの使い方
 キャリブレーション
 コラム:マイクロピペッター操作の練習と再現性のチェック
5.遠心機
 遠心機のいろいろ
 ローター
 遠心力と回転数
 遠心分離に関して
 バランス
 遠心機の使い方
6.シェ-カ-
 シェーカーのいろいろ
 シェーカーの選択
7.インキュベーター
 インキュベーターのいろいろ
 アイスバケット(氷箱)
 沸騰水

第3章 試薬の調製法
1.濃度の単位のいろいろ
 モル(mole,mol)
 溶質の濃度を示す量
 溶液の成分の比率を示す量
 接頭義語
2.希釈の計算の方法
 例題1:TEの作り方
 例題2:STEの作り方
3.試薬の取扱い方
 試薬の保存法
 RNA用試薬の取扱い
 試薬の保管および管理
 試薬の開封
 注意を要する試薬類
 購入に際して注意を要する試薬
4.試薬の計り方
 粉末試薬の計り方
 液状試薬の計り方
 試薬計量における一般的注意事項
5.培養用の試薬の作り方
 液体培地の作り方(実験例:LB培地)
 プレート培地の作り方(実験例:LBプレート)
 ファージプラークを作らせるプレートの作り方(実験例:LB)
 いろいろな培地組成
 特殊な作り方の培地
 抗生物質
 その他の試薬
6.水について
 水の精製法
 水のいろいろ
 水の保存
 水の汲出し
 水の用意
7.アルコールの準備
 DNA用エタノール
 RNA用エタノール
 その他
8.核酸抽出用フェノール,クロロホルムの準備
 フェノールの前処理
 コラム:フェノールの水飽和
 クロロホルムの準備
 フェノール/クロロホルムの準備
 コラム:混合の方法の例

第4章 分子生物学の基本操作
1.フェノール抽出
 フェノール処理
 フェノールによる再抽出
2.アルコール沈殿
 アルコール沈殿に用いられる塩
 エタノール沈殿(エタ沈)
 イソプロピルアルコール沈殿(イソプロ沈)
 PEG沈殿

第5章 菌体操作の基本
1.無菌操作
 無菌操作とは
 無菌操作のいろいろなレベル
 無菌操作の基本
 実験例:大腸菌の培養
2.大腸菌の培養法
 線画培養
 シングルコロニーのピックアップ
 試験管培養
 フリーズストックの作り方
 大量培養
 マスタープレートの作製
 大腸菌の輸送
 培養終了後の処理
 実際の処理方法

付録
1.いろいろな試薬の組成とその調製法
 1.一般的試薬
  40% アクリルアミド(シークエンス用)
  10M 酢酸アンモニウム
  ブルージュース(ゲルローディングバッファー)
  1M 塩化カルシウム
  2.5M 塩化カルシウム
  1M DTT
  10mg / ml エチジウムブロマイド
  0.5M EDTA(pH 8.0)
  PMSF
  PBS,PBS(-)
  (カルシウム,マグネシウム不含リン酸緩衝食塩水)
  10×PBS
  PBS(+)
  (カルシウム,マグネシウム含有リン酸緩衝食塩水)
  1M 酢酸カリウム(pH 7.5)
  10mg / ml RNase A(DNase free)
  5M 酢酸カリウム(アルカリ-SDS法のsolution III用)
  3M 酢酸ナトリウム(pH 5.2,pH 7.0)
  2M 酢酸ナトリウム(pH 4.0,RNA抽出用)
  5M NaCl
  10% SDS
  20×SSC(pH 7.0)
  20×SSPE(pH 7.4)
  TAE
  10×TAE
  50×TAE
  TBE
  5×TBE
  TCA
  1M Tris-HCl   0.5M Tris-HCl(pH 8.0,フェノール平衡化用)
  0.1M Tris-HCl(pH 8.0,フェノール平衡化用)
  25mM TBS
 2.作った試薬溶液をRNase freeにする
2.主なプラスチックの薬剤耐性
3.マスターシート