病棟別や科をまたがる疾患でまとめた看護業務の全体像をとらえる実践書のシリーズ第6弾.新入職や病棟を変わってから3年目くらいまでに,臨床現場で学ぶべきことを平易な文章と写真,イラストによって展開.本書では,「がん看護」の実践をとりまとめた.
第1章 がん看護実践のための基礎知識
がん医療の理解
がんサバイバーシップの理解と支援
がん看護における倫理的問題
第2章 がん治療過程における看護実践
がん手術療法看護の基礎
がん化学療法看護の基礎
がん放射線療法看護の基礎
第3章 緩和ケア
緩和ケアとは
がん患者の症状マネジメント
エンド・オブ・ライフケア
第4章 疾患別がん看護実践
肺がん
食道がん
胃がん
大腸がん
肝がん
膵がん
胆道がん
前立腺がん
膀胱がん
腎細胞がん
乳がん
子宮・卵巣がん
舌がん
喉頭・下咽頭がん
造血器腫瘍
骨軟部肉腫
第5章 がん病態別がん看護実践
オンコロジーエマージェンシー
転移性脳腫瘍
骨転移
第6章 がん看護の専門的ケア技術
栄養管理
口腔ケア
摂食・嚥下ケア
褥瘡ケア
がん性創傷(自壊創)のケア
ストーマケア
リンパ浮腫ケア
リラクセーション
コミュニケーション
怒りを表出する患者への対応
外来における電話トリアージ
感染管理
第7章 がんリハビリテーションの看護実践
がんリハビリテーション
周術期のリハビリテーション
化学療法・放射線療法中のリハビリテーション
第8章 がん患者の退院・在宅療養支援
がん患者・家族にとっての療養の場の特性
がん患者・家族の在宅療養を支える仕組み
退院・在宅療養支援のプロセス
医療処置を継続する患者・家族の退院・在宅療養支援
第9章 がん医療におけるチームアプローチ
チーム医療の実際