9:00～9:30　　　開場・受付
9:25～9:30　　　オリエンテーション

9:30～11:45　　Round1●呼吸の正常と異常：目的の明確化

呼吸機能を，酸素化と二酸化炭素の排泄の2 つの側面から捉えて，それぞれをどのように考えるかのアセスメントの基盤を解説します．

　・肺と気管支の正常構造と生理機構
　・肺の酸素化について
　・肺の二酸化炭素の呼出について
　・呼吸数のモニタリングについて
　・SpO2 のモニタリングについて
　・カプノグラムの適正使用について
　・病態の理解：COPD（chronic obstructive pulmonary disease），間質性肺炎，肺炎，気胸，胸水，無気肺

以上の内容について，典型的な診療パターンを提示し，診療に役立てられるように工夫します．

（11：45～12:00　協賛社からのご案内が入る場合があります．）

12:00～13:00　　昼食休憩

13:00～14:45　　Round 2●呼吸管理法の実践的整理：手段の明確化

呼吸管理について，適切な管理方法と基本的なモニタリングを整理します．

　・Intermittent positive pressure ventilation（IPPV）
　・high ow nasal cannula（HFNC）
　・Biphasic positive pressure ventilation（BiPAP）
　・人工呼吸管理の基本と注意すべきこと
　・人工呼吸中のモニタリング（PV カーブ，FV カーブなど）


14:45～15:00 休憩

15:00～16:30　　Round 3●呼吸病態の実際の管理：注意事項の明確化

遭遇しやすい病態として，ARDS（acute respiratory distress syndrome），COPD（chronic obstructive pulmonary disease），術後管理の3 つの症例を提示し，各約30 分間で病態と管理をまとめます．
人工呼吸管理とした場合も想定し，①導入方法，②管理過程で改善させる内容，③人工呼吸からの離脱法，④気をつけるコツとポイントを整理します．


16:30～17:00　　Round 4●まとめ・質疑応答

17:00　　　　　　　終了


※講義内容は変更になる場合があります