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HOME » 画像診断 » 2009年7月号

画像診断 Vol.29 No.8

画像診断 Vol.29 No.8 2009年7月号

サイズ:
B5
頁数:
120ページ
定価:
2,420円(税込)
発行年月:
2009年06月25日発行
ISBN_10:
4-87962-448-9
ISBN_13:
978-4-87962-448-2

小児固形腫瘍の画像診断

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序説
甲田 英一

小児放射線診断に関する特集は,今まで2006年に中枢神経画像診断,2007年に妊娠,胎児と新生児の画像診断が主題とされてきた.今回は固形腫瘍に的を絞った特集を企画した.
腫瘍の診断は,小児放射線診断を主たる業務とする者にとって,成人での診断と比較すると,はるかに重みの少ない分野である.それをあえてここで採用した理由は,小児放射線診断を全く知らない診断医が小児の診断に従事せざるを得ない現実と,その際に診断医に要求されるものが,小児放射線診断医が日常業務としている感染症,外傷,発達異常,先天疾患ではなく,腫瘍性病変が多いという現実を重視したからである.
小児の腫瘍学は成人のそれより豊富な知識が要求される.但し,表現型を示す画像診断の基礎は小児も成人も同じである.遺伝子が同じものであっても環境によって表現型が変わることは,動物で広く知られている.またそれが進化と関連することも興味深い事実であり,個々の症例ではこの表現型が重視される.画像診断はこの表現型そのものを示しており,それが腫瘍の予後因子となることも,我々画像診断医は忘れてはならない.
本企画号が多くの読影室に置かれて,小児固形腫瘍の鑑別診断,病期診断,そして最近の小児腫瘍学の進歩を踏まえたレポート作成に役立たれることを期待している.もちろん,これから専門医試験を目指す者にとっても,基本的な知識を得られるものとなれば幸いである.

特集
小児固形悪性腫瘍-病理診断の進歩-
脳腫瘍
肺縦隔腫瘍
肝腫瘍
神経芽腫
腎腫瘍
横紋筋肉腫
●連載目次●
すとらびすむす
トライマグニスコープ
青木 茂樹

画像診断と病理
延髄下オリーブ核仮性肥大
篠原 祐樹,木下 俊文ほか

ここが知りたい!
2009年1月号特集「卵巣腫瘍の押さえどころ」
松崎 健司,竹内 麻由美

投稿 症例
厳格な食物除去によりWernicke脳症を来した乳児の1例
栃尾 真記,前田 正幸ほか

胸部画像診断24のポイント
横隔膜の位置がおかしいと思ったら
野間 恵之

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
マルチスライスCTによる冠動脈ステント評価
岡田 宗正,松永 尚文

CASE OF THE MONTH
Case of July
高橋 護,竹原 康雄
The Key to Case of May
宮良 哲博,村山 貞之

画像診断のkey words
Partial volume effect(部分容積効果)/Brown fat(褐色脂肪)
秀毛 範至,油野 民雄

Refresher Course
Dual source CTを用いたdual energy CT
岡田 宗正,国弘 佳枝ほか