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HOME » 画像診断 » 2010年10月号

画像診断 Vol.30 No.12

画像診断 Vol.30 No.12 2010年10月号

サイズ:
B5
頁数:
120ページ
定価:
2,420円(税込)
発行年月:
2010年09月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0011-5
ISBN_13:
978-4-7809-0011-8

最近の核医学検査・PETと核医学治療

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序説
遠藤 啓吾
単純X線撮影,CT,MRI,超音波検査などは,形の異常を診断する形態診断であるのに対し,放射性同位元素(ラジオアイソトープ;RI)を用いる核医学は,臓器や病気の血流,代謝などの異常を診断する機能診断である.核医学の歴史は60年以上前に遡るが,その後さまざまなRIおよびRI標識製剤が開発され,わが国でも癌,脳,心臓疾患を中心に,1年間に200万件以上の核医学検査が行われるようになった.しかし,核医学の臨床的有用性は,多くの放射線科医,一般医師にも十分理解されているとは言えない.
ブドウ糖(グルコース)の画像化は長い間の夢であったが,サイクロトロンで製造される18Fで標識した製剤(FDG)により初めて可能となった.18Fが陽電子(ポジトロン)放出核種で,FDG-PETと呼ばれる.核医学の分野では,これまでのSPECTを中心としたものに加えて,PETが多くの病院に普及してきた.
核医学の欠点,限界は画質が劣ることである.そこで,CT装置とPETカメラ,CT装置とSPECTカメラを1つにしたPET/CT,SPECT/CTが開発された.核医学による機能画像とCTによる形態画像を一度に得ることができるようになり,特に癌の画像診断に威力を発揮している.
核医学治療の歴史は画像診断よりも古く,原子炉で131Iが製造され,すぐ甲状腺疾患の治療に使われるようになったが,131Iは現在もなお治療薬として欠かせない.さらに,近年,89Sr,90Yと相次いで新しいRIが導入され,核医学治療を受ける患者数も増えている.
本特集は核医学を専門としない画像診断医を対象として,より多くの患者に核医学を有効に利用できるようになればと考え企画した.

特集
核医学総説
腫瘍のFDG-PET診断
FDG-PET診断のコツと治療への応用
脳の核医学
心臓の核医学
骨と内分泌の核医学
肺・腎臓・消化器・炎症の核医学
核医学治療(アイソトープ治療)
●連載目次●
すとらびすむす
後から診た方が名医
金田 智

画像診断と病理
石灰化腱膜線維腫
斉藤 聡志,江原 茂ほか

ここが知りたい!
画像診断2010年5月号特集
「あなたなら─どうする?-症例から学ぶ読影に困った時の指針-」
藤本 肇,小山 雅司ほか

投稿 症例
胸膜由来の中皮嚢胞の1例
門前 芳夫,岡﨑 肇ほか

胸部画像診断24のポイント
肺門を読む
野間 恵之

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
副腎腫瘍の画像診断,特に腺腫とその他の腫瘍の鑑別
片岡 正子

CASE OF THE MONTH
Case of October
中井 資貴,園村 哲郎ほか
The Key to Case of August
園村 哲郎,佐藤 守男

Refresher Course
頭頸部領域における神経周囲進展
齋藤 尚子,酒井 修ほか

創刊30周年特別企画
心臓の画像診断-30年を振り返って-
小塚 隆弘,東 将浩