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HOME » 画像診断 » 2010年3月号

画像診断 Vol.30 No.3

画像診断 Vol.30 No.3 2010年3月号

サイズ:
B5
頁数:
120ページ
定価:
2,420円(税込)
発行年月:
2010年02月25日発行
ISBN_10:
4-7809-0004-2
ISBN_13:
978-4-7809-0004-0

悪性リンパ腫

節外性リンパ腫を中心に

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序説
杉村 和朗
悪性リンパ腫は多様な病型を含む疾患群であり,組織型によって治療方針が変わることはよく知られている.臨床現場では,組織型の診断のみならず,リンパ腫かどうかさえも診断できないことは稀ではない.特に節外臓器に発生したリンパ腫は,病変が生じた臓器に関連した診療科を受診し,そこで精査される.このため,リンパ腫の診断が遅れることも珍しくない.リンパ腫を疑って生検をし,リンパ腫を疑っていることを病理医に伝えなければ,速やかに診断できない場合もあることを,臨床医が理解しなければならない.
画像診断医は,精査の比較的早い段階でこれらの画像を目にする立場にある.そこでリンパ腫の疑いがあることを主治医に呈示できれば,速やかに確定診断に繋がる.すなわち,リンパ腫の診断において,画像診断医が果たす役割は大変大きいと言える.このような理由から,今回の特集は,主に画像診断医を対象として,“いち早くリンパ腫を疑い,確定診断に導く手法を知ること”とした.
生検前にリンパ腫を想定することの重要性を理解すること,リンパ腫を疑う手掛かりになる臨床情報を知っておくこと,そしてリンパ腫が好発する節外臓器について,特徴的な画像所見を知っておくことに重点を置いて構成した.リンパ腫診療への理解をより深めるため,FDG PET検査については,診断とともに治療効果判定についても詳しく解説した.また,治療を前提にした診断の重要性に鑑み,化学治療,放射線治療を中心とした治療法の基本についても解説をお願いした. 本特集が,リンパ腫初期診療の質の向上の一助になればと願っている.

特集
悪性リンパ腫の診断に役立つ臨床情報
正しい病理診断を得るために
悪性リンパ腫の画像診断
 1.中枢神経,頭頸部
 2.胸部
 3.腹部
病期診断と治療効果判定におけるFDG PETの役割
節外性リンパ腫の薬物療法
節外性リンパ腫の放射線治療
●連載目次●
すとらびすむす
人種差,民族差,個体差
酒井 文和

画像診断と病理
カルチノイド
小澤 良之,原 眞咲ほか

ここが知りたい!
画像診断2009年10月号特集
「ER必携 頭頸部の画像診断」
小島 和行,尾尻 博也ほか

胸部画像診断24のポイント
縦隔を読む
野間 恵之

Picked-up Knowledge from Foreign Journals
消化器における拡散強調像の応用
岡田 吉隆

CASE OF THE MONTH
Case of March
谷脇 貴博,高尾 正一郎ほか
The Key to Case of January
手塚 美貴,高尾 正一郎ほか

Refresher Course
CT colonographyを用いた大腸画像診断-現状と将来展望-
飯沼 元,三宅 基隆ほか