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Clinical Engineering

養成施設卒業研究コンペ 2022
 臨床現場で働く臨床工学技士には,臨床工学技士養成施設での卒業研究の充実度を広く知ってもらうこと,臨床工学技士養成施設の学生には,ほかの施設の様子を垣間みて,自分たちの卒業研究のテーマ選びや進め方の参考にしていただくことを目的として始めた「養成施設卒業研究コンペ」も,本年で13 回目を迎えました.
 このたび,「養成施設卒業研究コンペ2022」に応募いただいた論文のうち,審査を通過し,採用となった4本の卒業研究の全文を公開致します.
 公開された論文については,今後,クリニカルエンジニアリング誌編集主幹による選考委員会で,「臨床工学技士業務との関連の強さ」「論文としてのオリジナリティと充実度」「研究の面白さ」「疑問点の少なさ」「文章表現の良し悪し」「図式などの適切さ」の6つの観点から審査します.結果は2023年1月号(2022年12月25日発行)で発表予定です.
(編集責任:嶋津秀昭)

◆審査を通過した卒業研究(順不同)◆
論文タイトルをクリックすると,論文全文を閲覧できます.

▶︎Schellong testに対する生理的生体反応の実験的検証
 中部大学生命健康科学部臨床工学科
 山本諄

▶︎布製電極を取り付けたゴトラ(帽子)を用いた頭部での日常的な心電図計測
 東京都市大学理工学部医用工学科
 吉野響太

▶︎陰圧吸引補助脱血(Vacuum Assisted Venous Drainage:VAVD)および
リザーバーレベルが与える遠心ポンプ前負荷への影響の検討

 藍野大学医療保健学部臨床工学科
 前田智基

▶︎接触圧-局所インピーダンス同時計測によるカテーテルアブレーションにおける
機械特性モニタ

 北里大学医療衛生学部医療工学科臨床工学専攻
 相賀すみれ

【編集室より】
 「養成施設卒業研究コンペ」はコンペティションであることを考慮し,選考に影響のないよう編集室による校正は行わず,原稿をそのまま掲載しております.
 また,本ページの掲載は予告なく終了することがあります.あらかじめご了承ください.