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HOME » ナーシングセミナー » 中枢神経系・感覚系・運動系フィジカルアセスメント

学研ナーシングセミナー

山内豊明先生の中枢神経系・感覚系・運動系フィジカルアセスメント
講師:
山内豊明先生
(名古屋大学大学院医学系研究科臨床アセスメント看護学分野教授)
参加費:
12,960円(税込)
(資料・お弁当つき)
ねらい:
中枢神経系・感覚系・運動系の統合アセスメントを学び,言葉で説明できるようになる
山内豊明先生

統合してアセスメントする思考過程を言語化して,
可視化する……これが実践力につながる

 看護職は生活者を支援する専門職です.その活動の根底には暮らす「人」を見守る力量があることが大前提であり,生命体である「人間」を観察できるためのフィジカルアセスメント能力は不可欠です.人間の生命維持を脅かしかねない危機に対応するための医療ケアがあるならば,患者に最も近い存在である看護職にはその危機を見抜くことができるフィジカルアセスメント能力はあらゆる場面で不可欠です.

 この優先すべき生死に直結し得る機能に直結するアセスメントが既になされている上で,それに続く,周りとの関わりに機能する中枢神経系・感覚系・運動系といった,より生活に直結する面についてのフィジカルアセスメント力も,生活を支えるプロとして欠かせません.

 感覚器で入力がなされ,中枢神経系で状況判断し,運動系で出力がなされます.これらは一連の情報の流れであり,身近なものに例えるならばコンピュータの働きと一緒です.キーボードやマウスで入力をし,コンピュータ本体で判断処理をし,それをディスプレイやプリンタに出力します.感覚系・中枢神経系・運動系は,それぞれ別個の機能ではありますが,個々にそれらの機能の様子を独立して把握することは不可能です.それゆえに,感覚系・中枢神経系・運動系は,一つ一つのフィジカルイグザミネーションは一見容易に思われますが,それらを統合してアセスメントする思考過程にある種の難しさがあります.

 人間は言語というラベルを用いることで,初めて思考という操作し,それを伝達することが可能になります.この言語化によって個人の内的活動を可視化して共有化できるようになります.本セミナーを通して,無意識の進めているフィジカルアセスメントを可視化することで,その実践力を鍛えていきましょう.


開催日・開催地・会場・定員・申し込み

開催日 開催地 会場 定員  
2015年2月15日(日) 京都 京都リサーチパーク
京都市下京区中堂寺粟田町93番地
250名 終了
 
2015年3月1日(日) 東京 学研ビル
品川区西五反田2-11-8
150名 終了

9:30~10:00  開場・受付
9:55~10:00  オリエンテーション

10:00~11:00 総論
           「生きている」「生きていく」

            難しさはどこにあるか
                 アセスメント方略
                 急がず、理詰めで

11:00~11:15  休憩

11:15~12:30 中枢神経系

          「生きている」と「生きていく」をつなぐ
          まず欠かせないこと

              人間らしさのアセスメント
                意識障害
                高次脳機能

12:30~13:30  昼食休憩

13:30~14:20 感覚系

           情報のインプット

              何のための脳神経系か
                動かせる可能性は
                脳神経系
                視覚
                聴覚

14:20~14:35  休憩

14:35~15:25  運動系

           情報のアウトプット
               運動が成り立つためには
               可動域(ROM)

15:25~15:40  休憩

15:40~16:20  運動系

           実際の動きは

              看護への応用
                筋力(MMT)

16:20~16:30  まとめ
          質疑応答

16:30       終了


※講義の進行により,時間配分が変更になる場合があります.