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HOME » ナーシングセミナー » 臨床推論の理解と使い方

学研ナーシングセミナー

看護実践能力10倍アップ! ナースがケアに活かせる臨床推論の理解と使い方
講師:
石松 伸一先生
(聖路加国際病院 救急部部長・救命救急センター長)
講師:
道又 元裕先生
(杏林大学医学部付属病院 看護部長)
講師:
濱本 実也先生
(公立陶生病院 集中ケア認定看護師)
講師:
露木 菜緒先生
(杏林大学医学部付属病院 集中ケア認定看護師)
参加費:
12,960円(税込)
(資料・お弁当つき)
ねらい:
臨床推論の基本を理解することで,次のケアを考える力をつけ,医師にレコメンドする力を身につける
石松 伸一先生 道又 元裕先生

2014年看護のトレンドワード「臨床推論」
ベストプラクティスへの具体策がここにある!

「臨床推論」とは,もともと臨床の医師が,臨床現場でさまざまな決定・判断を行うために,事象に対して仮説→検証を繰り返し,賢明といえる行動を選択する際の思考過程を指します.
 エキスパートと呼ばれる看護師も,この臨床推論を使い,患者の異変などに対し先取りしたケアや医師へのレコメンデーションを行い,いち早くその先を見据えたアセスメント,ケアを実践しています.一朝一夕に身につくスキルではありませんが,意識して日々をこなすことで確実に看護実践の中で力を付ける要素となりうるでしょう.
 そこで本セミナーでは,まずは臨床推論の基本を学ぶとともに,医師が指示を出すときに,どんな状況とゴールを考えているのかを示します.そのうえで,看護はその思考過程をどう現場に活かすのか.実践するもよし,活用するもよし,その方法論を学びます.そして,実践編として,医師の考えを知りケアに活かす実践,さらには,日々のケア場面でどれだけ患者に本当に必要なことを医師から引き出せるか,そのコツや技を解説いただきます.
 知りたい,使いこなしたいなど,どのような目的で「臨床推論」を学んだとしても,実践能力が10 倍アップする,エキスパートになりたい人向けの内容としてお届けします!


◆ 臨床推論とは ◆

医師が,より妥当で賢明な行動を起こすことを可能とする「考えるプロセス」のこと.診断であれば「診断推論」であり,「診断に至る思考プロセス」となる.十分な知識・経験を基にしたうえで,出来事に対して「直感」で決めていくプロセス(パターン認識など)と,いくつかの診断の基礎となる枠組みを使うなどして徹底的な検討のうえ,分析的に考慮していくプロセスなどがある.

開催日・開催地・会場・定員・申し込み

開催日 開催地 会場 定員  
2014年09月28日(日) 大阪 大阪国際会議場
大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51
200名 終了
 
2015年1月10日(土) 東京 秋葉原UDX
千代田区外神田4−14−1
200名 終了

9:30   開場・受付

9:55  オリエンテーション

10:00~11:10

講義1
「看護が知るべき臨床推論の基本
医師は何を考えて指示出しをしているか?」

講師:石松 伸一先生(聖路加国際病院 救命救急センター)

◆講義内容
臨床推論とは何かをかみ砕いて解説し,医師がどのような思考過程で今起こっていることを把握しているかを示す.このことをふまえて,ナースにどのように臨床を捉えて欲しいか,また医師とどのように会話をして欲しいかを伝える.


11:10~11:20 休 憩

11:20~12:30

講義2
「看護は臨床推論を,日々の実践にどう活かすか」

講師:道又 元裕先生(杏林大学医学部付属病院看護部長)

◆講義内容
講義1を受け,看護師にとって「臨床推論」を具体的にどのような場で活用できるかを総括的に示す.同時に,臨床推論に必要なインテリジェンス,たとえば「ショックで身体に起こっていること」を知ることで,どのような現場での活用につながるかを示す.


12:30~13:30 昼食・休憩

13:30~14:40

講義3
「実践1 臨床推論から導く
医師が動かざるをえなくなる情報伝達のワザ」

講師:濱本 実也先生(公立陶生病院ICU)

◆講義内容
看護サイドからの活用法その1.臨床推論は医師の判断のプロセスである.それを知ることは,医師の行動基準を知ることにもなる.医師を知ることが臨床に役立つ場面は情報のやり取りがそれ.医師に来てもらうか否かが急変時の大きなポイントである.逆に,医師が腰を上げざるをえない情報とは何かを臨床推論から学ぶ.


14:40~14:55 休 憩

14:55~16:05

講義4
「実践2 臨床推論を看護実践に活かし,
ベターからベストケアに」

講師:露木 菜緒先生(杏林大学医学部付属病院HCU)

◆講義内容
看護サイドからの活用法その2.臨床推論を,現場の日々の業務でどう活かすか.またどう活かせば,現状のケアをベターからベストに上げられるのか.医師の臨床推論を取りれながら,現場に一番近い看護師がレコメンデーション(提案)をしていけるワザを学ぶ.


16:05~16:30 質疑応答

16:30      終了